|
プロフィール |
コメント数 |
901 |
性別 |
男性 |
年齢 |
42歳 |
自己紹介 |
最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。 前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり 新しい映画ライフが充実しています。
昔ほど数はこなせませんが 趣味と生活のバランスをうまく保ちながら なるべくたくさんの映画を観て、 なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。 |
|
1. テイキング・ライブス
《ネタバレ》 “Taking lives”ってただ「命を取る」って意味だと思ったら、実は「人生を奪う」って意味だったんですね。次々と別の人に乗り移っていくように人を殺していくサスペンスで、そのアイデアはとても面白いと思います。ですがせっかくそのアイデアが面白いのに、肝心の「他者の人生を乗っ取る」という描写があまりに少なかったように思います。物語の半分以上を犯人は”Costa”として過ごしてしまっており(そのせいでこいつが犯人と言うこともなんとなくわかってくる)、オレとしてはもっと作中で3回も4回も誰かになりすまして警察を欺くようなシーンを観たかったですが。。。「なりすます」映画としてはこれより『Catch me if you can』のほうがそれに近いかもしれない。
なんか全体を通してScott(=Angelina Jolie)に力が入っていない気がする。冒頭いきなり死体発見現場に横になったり、ベッドの真上に死体の写真を貼ってたり、言ってみれば常識はずれのことをする捜査官って感じのキャラだと思ったら、それ以外はわりと普通でなんか拍子抜けでした。終わり方も、どこか性急に、一気にエンディングに持っていかれた感が拭えない。。。あと20分ぐらい追加してもいいし、もっとしっかりしたエンディングが見たかった。
最近けっこうサスペンスものを観るんですが、やっぱりサスペンスってジャンルには映画の2時間って枠組みは小さすぎるのかなって感じます。SFみたいに話を大きくできないわりには作中に出てくる情報量は他のジャンルより多いですし。作るほうも大変なんだろうなぁと実感した1作でした。
[DVD(字幕)] 6点(2006-10-06 19:27:17)《改行有》
|