みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : カナダ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. X-MEN:ダーク・フェニックス 《ネタバレ》 ミュータントが幸せに暮らす未来を先に描いてしまってるので、強い敵を登場させて戦うことに意味はないと思う。 それより、どうやってミュータントに対する偏見を乗り越えて人類と共存していくかが大切なんだろう。 そういう意味では序盤の救助任務は、とても意義深いことだったように思う。 ミスティークの姿もその1つの象徴であり、彼女がありのままの姿で生きていくこともこの物語の本質的なテーマのはず。 仲間の前で人間の姿に変身するのは無意味だし、この作品の存在理由すら否定してしまい兼ねない。 そして、旧3部作でもそうだったけど、彼女に対する扱いが雑過ぎて悲しくなる。 見た目の問題に思い悩んで乗り越えてきた彼女の生き様に敬意を表したい。 どんなに強い能力を持ったミュータントより、強い心を持っていた彼女がいちばんのヒーローでした。[インターネット(吹替)] 5点(2022-10-07 01:17:20)《改行有》 2. X-ファイル ザ・ムービー 宇宙人とか謎の組織とかスケールの大きな物語。 でも、そんなことより南極でその服装は大丈夫なのか心配になった。 しかも、びちょびちょ。 無事に帰って来られたことの方が奇跡過ぎる。[インターネット(吹替)] 4点(2022-10-01 10:34:45)《改行有》 3. エンジェル ウォーズ 《ネタバレ》 アニメやゲームの戦闘シーンを実写化したエンターテインメント作品かと思ってたら、メインの物語が絶望的で驚いた。 残酷過ぎる現実を妄想のオブラートに包んで映像化してるわけだけど、その妄想ですらダーク。 ダンスで魅了する設定になってるけど、現実でしてたことを想像すると心が痛む。 その妄想のダンスを更に戦闘に置き換えるというアイデアが斬新な映像感覚を生み出していて良かった。 妄想の中ならなんでもアリなので、なんだか希望があるような気がして、救われるんじゃないかと期待してしまった。 ハッピーエンドとは程遠い結末ではあったけど、犠牲は無駄ではなかったと思いたい。 あと、鎧武者やドイツ兵はなんとも思わなかったけど、ドラゴンの赤ちゃんはちょっと可哀想だった。 意外なところに感情移入しちゃうんだなって想定外の発見があって面白かった。[インターネット(吹替)] 7点(2022-02-02 20:32:27)《改行有》 4. エンゼル・ハート オカルトだから何でもありという作品ではなくて、きちんとサスペンスとしての整合性がある。 サイファーがカッコ良くて、茹で卵の剥き方を真似したりした。 初めて見たときのラストの衝撃は今でも忘れられない。 残念なのはその衝撃が1回限りのものであるということだろうか。 記憶を消してから、もう1回楽しみたい作品です。[地上波(吹替)] 8点(2004-03-09 14:51:39)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS