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プロフィール |
コメント数 |
541 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
30年以上前の映画に興味があるので、 ベテランレビュアーの方々のコメントは楽しみにさせていただいております。
基本的には洋画中心で、好きなジャンルはヒューマンドラマ系。 それからどんでん返しモノ。 真面目映画ばかりだと肩が凝るので、昔ながらのSFなどもたまに観たくなります。
レビュー採点は、このサイトにある「参考」の文言にできるだけ従うようにしています。 |
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1. X-MEN:ダーク・フェニックス
《ネタバレ》 初っ端から“一見さんお断り”感が凄まじかったですが、
実はシリーズをしっかり見ている身としても、どこかシックリきませんでした。
それだけX-MENシリーズは、設定がトッ散らかされてしまったので、仕方ないと言えましょう。
3部作最終「アポカリプス」でズッコケ、「ローガン」で大黒柱のウルヴァリンが抜け、
もはや打ち切り寸前の連載マンガ状態ですから、多くは望みません。
お約束のように人間に危害をもたらし、お約束のように身内で対立し、お約束のように団結して強力な敵に立ち向かう・・・
「X-MEN」的な内容をコンパクトに詰め込んだストーリーは、盛り上がりに欠けました。
長時間ダラダラでなかったのが救いです。
それから、これは巡り合わせで致し方ないのですが、集大成としてみた場合の登場人物の扱いには不満が残ります。
「ジーン」が中心になるのは当然で、ソフィー・ターナーの風貌はそれなりに雰囲気ありなのですが、
シリーズ登場回数が乏しいため、締めの大役には役不足感は否めません。
一方、思い入れがあるとしたらこちらであろうレイヴン役ジェニファーローレンスでありますが、
肝心の彼女はほぼ見せ場なく息絶え、それどころか最後は忘れ去られているかのような扱いです。
また、そもそもX-MENはプロフィッサーとマグニートの物語だ(と思っています)。
その2人の関係があっさりと描かれて終わってしまうのは寂しい限りです。
文句ばかりでありますが、これもまたX-MEN。
陽のアベンジャー軍団がもてはやされる中、ひっそりと終わりを迎える陰のX-MEN。
このコントラスト、そしてこのマイナー感こそX-MENの真骨頂(?)。
とりあえずはメデタシメデタシということで、リブート作品を気長に待つとしましょう。[映画館(吹替)] 6点(2019-06-24 15:30:50)(良:1票) 《改行有》
2. エスター
《ネタバレ》 謎の少女という設定が面白かったです。
たしかに、可愛い子供が2人もいるのに養子を迎えることが疑問だったり、旦那の鈍感さにはドリフの「志村後ろ後ろ~!」のようなじれったさがあります(例えが古くてすいません^^;)。
しかしながら、こいつは何者なんだ?というこの作品の根本的なテーマに最後まで引きずられ飽きずに見れました
また、悪霊やらモンスターやらオカルト的なものではなく、一応現実味のあるオチをもってきたことで怖さが保たれたと思います。
ただ、ラストの展開でかなり普通のホラーになり下がった感があり、ややもったいなかったように思いました。
ホントにホントに個人的な感想なんですが、最近の日本のませた子役に非常に抵抗感があり、それと一緒にしてはたいへん失礼は承知ですが、本作の子役の大人びたシーンに対して嫌悪感を抱いてしまいました。
全体として恐怖感より嫌悪感が先走ってしまったため抑えた点数です。ホント、単なる個人的な印象ですいません。[DVD(字幕)] 5点(2013-08-13 09:35:45)《改行有》
3. エンゼル・ハート
《ネタバレ》 予想以上に現実離れした内容で、ドロドロに根暗なファンタジー(?)といった感じでした。
序盤に何やら怪しげな依頼人が出てきて、その後単調な人探し・・・この設定でだいたい結末は予想がついてしまいます。
ホラー・サスペンスということでしたが、特に恐怖はなくて、オカルト色が濃く気色が悪い、という中途半端な印象。
「ミッキー・ロークってこんなカッコいい時あったんだ」、「デ・ニーロもこんな役引き受けるなよ」とキャラクターばかりに目がいってしまいました。[DVD(字幕)] 5点(2010-09-13 21:40:18)《改行有》
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