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【製作国 : カナダ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. フルスロットル(2014) 《ネタバレ》 なんかどこかで見たことあると思ったら、アルティメットのリメイクかぁ。 オリジナルのほうはなんとなくしか覚えてないなぁ。 ポール・ウォーカーのほうは、もちろんすごいんですけど、普通のアクションの域を出てはいない感じ。 リノを演じるダヴィッド・ベルのパルクールが美しすぎて、比べるとどーしても霞んじゃいますね。 前半から中盤までは、テンポも良く、緊張感もあって楽しんで見られました。 でも盛り上がるべき後半のほうは、なぜだか失速気味。 アクション盛りだくさんなんですけどねぇ。格闘アクション好きなんですけどねぇ。 大男とのバトルなんで、なんだかちょっとしつこいとすら感じてしまいました。 トレメインの手下は、序盤でリノの仲間と思われる見張りのひとたちを撃ち殺したり、ヤクを売りさばいたり、やりたい放題。 更には自分の手下すら撃ち殺す冷酷非道のトレメイン。 そんな彼が映画終盤には突然良い人に。 なんだかキャラがブレまくっていませんか?オリジナルもこんなんだったかなぁ・・・? まあでもパルクールを取り入れたスピード感あふれるアクションはとても楽しい。 それだけは間違いないです。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2024-06-30 01:26:20)★《新規》★《改行有》 2. ブルックリン 《ネタバレ》 ああ、もう言いたいことは「かたゆき」さんが全部言ってくれています。そーです。主人公の女性エイリシュ。この人に中盤以降全く共感できないのです。 エイリシュがブルックリンで出会ったイタリア人のトニー。そしてその家族。みんなとても良い人。エイリシュにとても親切で本当によくしてくれます。エイリシュはトニーと恋仲になり、その家族にも公認されます。籍を入れ、未来を誓い合う二人。それなのに、こんなによくしてくれたトニーとその家族を裏切ろうとします。 結局近くにいる人から好意を寄せられたらそっちにいっちゃう人なんです。居心地が良ければ簡単に流されちゃう人なんです。いや、こーゆー人は結構います。でも映画でそんなとこ見せられちゃあがっかりです。 逆なら良かったです。最初がそんな人だったんだけど、そこから成長していくという物語なら文句はありません。 こいつがもしトニーと結婚していなかったら、ブルックリン在中の人の密告がなかったら、きっとエイリシュはトニーを裏切って故郷に身を落ち着けたことでしょう。 つまり、エイリシュは最初から最後まで自分のことしか考えていない超自己チュー女。 結婚していたことがばれると、あろうことか故郷のことを悪く言い、ブルックリンに逃げ帰り、何事もなかったかのように何も知らないトニーとハグします。クソ女です。後味が良くないハッピーエンドはもはやハッピーじゃねーよ。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2021-12-12 16:00:24)(良:1票) 《改行有》 3. ブラインドネス 《ネタバレ》 パニックもの。いや、シチュエーションスリラー。いや、やっぱパニック。 序盤と終盤のパニックムービーはかなり好み。ただメインがどうも中盤のシチュエーションスリラーっぽい。心理サスペンスみたいな感じのやつ。 閉鎖空間。好転しない状況。この状況からどうオチをつけるのかと思ったら、放火⇒脱出というオチの弱さ。 中盤はフラストレーションがたまるエピソードがてんこ盛り。不衛生な映像が不快感を更に増す。見ているほうも忍耐が必要な時間。なのにその結果がこれじゃあ、ある種の満足感、あるいはカタルシスを感じるには弱すぎます。 映画としては、この中盤の部分がダラダラしていて冗長なイメージ。もう少しコンパクトにまとめられないものか。 また、いくら『感染者』とはいえ、『目が見えない』以外は『普通の人』と変わらない人たちに対する人権無視の扱いがありえなさすぎてついていけません。看護師や医師もつけないとは。しかもフェンスに近づいただけで射殺?警告もなしに射殺?もしこの人たちの目が治ったら大問題ですよ。 『慰めあい』と『独裁政治』の繰り返し。悪い意味で息がつまります。 パニックものとしては合格点だと思います。特に終盤、『みんな目が見えなくなると世界はこーなる』ってのが疑似体験できるのが興味深い。そして希望の見える終わり方。良いと思います。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-05-03 17:22:20)《改行有》 4. フォレスト・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 ゾンビ映画は大好きなんですが、これは期待しているものを見せてくれるほどではありませんでしたね。 まずサバイバル感がいまいち感じられない。アップが多すぎるので、夜のシーンなんか何がどーなっているのかわかりづらい。逃げるなら逃げるで、それに全力を尽くしてほしい。出口がバリケードで封鎖されているからUターンって、アホでしょ。ゾンビのいる森に戻るくらいなら、歩いて森の外にでます。無理矢理危機的状況にしようとする展開が見えちゃうと、どうしても気持ちが冷めてしまいます。 資材置き場に戻ってきた後は中だるみします。 ラスト、カーターが何したいのかがさっぱりわかりませんでした。あのクライマックスはなんなの。そりゃそーなるでしょう。 元凶である会社が無事ってのもすっきりしません。せっかく研究員が会社の研究施設でゾンビ化したのにそれっきり。なんてもったいない。 『主人公達、何とかして森を脱出』⇒『会社に到着するも、会社もゾンビだらけ』⇒『主人公達は社長である父親を助け出し、父は息子を見直す』とゆーような展開を期待していました。ゾンビ映画だからこそ、そーゆーカタルシスを感じられるストーリーを見せてくれたっていいじゃない。[DVD(字幕)] 5点(2018-04-18 13:24:58)《改行有》 5. プッシーキャッツ 《ネタバレ》 ちょっと中盤から後半にかけてはコメディ色が強くなりましたね。普通のサクセスストーリーで良かったのに。 オリコンチャートみたいな演出でサクセスを表現するシークエンスが中盤にあるんですが、そのシークエンスだけ抜群に良いです。質の高いミュージッククリップ、プロモを見ているようで凄く楽しい。テンションが上がります。 逆にそこが良すぎたせいで、それ以降がすべて蛇足に感じるほどです。 今作の一番の欠点は、本筋のストーリーがあまりに中途半端で魅力に欠けることでしょう。 音楽とキャストだけで『華』あるんですから、妙な味付けや変化球は邪魔なだけです。 サスペンス要素だけでもどうかと思うのに、ラスボス二人の恋愛エピソードなんてマジでいりません。[DVD(字幕)] 6点(2015-11-25 06:31:02)《改行有》 6. プロムナイトII 《ネタバレ》 わかりやすいホラーでとても良いです。バランスが良いです。テンポもちょうど良いです。人が襲われちゃうネタも多種多様でよかったです。 ぶっちゃけ、一番怖かったのは主役の女の子が体を乗っ取られる前まででしたね。突然、周りの景色が古いものに変わる。日本のホラー映画なんかで使われそうなこの演出が個人的に一番恐怖心をかきたてられます。あのおどろおどろしい雰囲気がたまらなく好きです。 もちろん体を乗っ取られてからも、クライマックスまで犠牲者がどんどん出てくるので飽きません。なかなか楽しめるB級映画です。[DVD(字幕)] 7点(2013-01-31 14:00:25)《改行有》 7. ファンタスティック・フォー:銀河の危機 《ネタバレ》 1作目がとても面白かったので、かなり期待して観ました。率直な感想を言います。4人がバランスよく活躍する話のほうが良かったです。今回はジョニーがメインになりすぎているのが残念でした。あと、「星食い」なるものが出てきて、スケールが大きくなりすぎたのも個人的には好みが合いませんでした。ただそれでも好きなシーンや面白いアクションも多かったので6点で。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-05 15:42:08) 8. ファンタスティック・フォー [超能力ユニット] 《ネタバレ》 大好きな映画です。わかりやすい。テンポが良い。映像がきれい。みんな強い。4人がよくけんかするけど仲良し。ジョニーと他のキャラクターたちのからみが面白い。リード、スー、ジョニー、ベン、ヴィクター、名前が短くて覚えやすい。個人的には、みんなが少しずつ自分の能力に気付き始めるところが一番好きです。前半で、ベンの部屋を空けるために、リードの手がべチヤ、うにょーとなって鍵をあけたとき、それを見たジョニーのせりふ。「気持ち悪。」名ぜりふです。[DVD(字幕)] 9点(2011-07-05 00:39:25)
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