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プロフィール |
コメント数 |
146 |
性別 |
男性 |
年齢 |
43歳 |
自己紹介 |
はじめまして、虚学図書之介です。 なんと読んでもらってもかまわないのですが、 一応「きょがくずしょのすけ」と読みます。 単純な感想が半分と、物書きを目指しているので 作品の簡単な分析のメモが半分といった感じです。 ちなみに哲学専攻で、ニーチェの研究などしておりました。 最近は推理小説ばかり読んでいたりします。 よろしくお願いします。 好きな俳優:アル・パチーノ、ダスティン・ホフマン 好きな作家:ドストエフスキー、夏目漱石、村上春樹 |
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1. ボウリング・フォー・コロンバイン
《ネタバレ》 ガツンとやられた、というのが正直な感想でしょうか。アメリカ=銃社会、という既成概念を持っていた私には、カナダも同様の銃社会であるという事実は衝撃的なものでした。それでも銃による犯罪は件数はアメリカに比べてずっとずっと少ない。劇中ではアメリカとカナダとの違いは社会的弱者に対する政府等の公的組織の対応の仕方であり、貧富の差に原因があるのではないかというしさにとどめられています。決してRNAが諸悪の根源というわけではないらしい。(かといって、良いものとも思えませんが……)翻って、我らが日本も銃犯罪の少ない国としてサンプルとして挙げられていました。では、日本では社会的弱者に対するケアがカナダほど行き届いているかといえば、そんなことはない。また、アメリカ同様政治と企業との癒着なんてみんなが気づいている。パワーエリートはこの国にも確実に存在する。では、答えはどこにあるのか?それはおそらく公害のようにわれわれを取り囲んでいるのに目には見えず、いまだ顕在化していないものなのでしょう。すなわち、本作でそういったものを浮き彫りにしていったM・ムーア自身も言っているよう不透明な関連性にとどまっており、結局はコロンバインのボーリングなのだろう。など、いろいろ考えさせられます。私自身は情けないことに嫌米(恐らく、これもメディアによって作り出されたイメージでしかないでしょう)ですが、こういった作品を作れるかの国の懐の深さは素晴らしい。そして非常に面白かった。9点(2004-03-10 02:49:26)
2. ラットレース
なんとなく見はじめたら結構面白くて得した気分になった1本。ナチスがらみが一番面白かったかな。ゆるく笑いながら見たい時などにいいかもしれません。7点(2004-03-09 21:20:27)
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