|
1. デッドゾーン
《ネタバレ》 観賞中は、話がサクサク進むのはいいが、話を詰め込み過ぎて、
主人公と一部を除く登場人物が淡々と入れ替わっていくため、「淡泊な映画」という印象を受けていた。
ただ、一通り観終わってみると、事故により恋人を失い、
望まない超能力を授かってしまった主人公の「心情」を際立たせるため、あえての演出なのでは?
という感想を持ったことで、この点については納得できた。
そう考えると、よくできた映画ですね。
後で「原作:スティーブン・キング」ということを知り、
妙にしっくりきた。[インターネット(吹替)] 6点(2021-07-20 08:33:45)《改行有》
2. エスター
《ネタバレ》 最初は家族側の視点で見ていたが、次第にエスターが魅力的なキャラクターに思えてきて、
途中からはそちら側を応援しそうになるほど、それくらい、エスター役の子は見事な怪演だった。
内容については、まさか33歳というオチとは思いもしなかったが、それ以外は比較的オーソドックスな展開。
ホラーとは言え、流血量が多い以外、あまり怖さはなかった。
後味は不思議とさほど悪くない。
父が無能という感想が多いようですが、母の事情をふまえると、
誰しもあんなもんじゃないでしょうか。
(息子が病院で殺されかけた後の対応には、さすがに「おい!」と思いましたが。)
末の子は最後まで冷静で強い子でした。[インターネット(字幕)] 6点(2021-07-02 16:39:46)(良:2票) 《改行有》
3. 第9地区
《ネタバレ》 鑑賞前は、ただのよくあるパニック映画と思っていたが、違った。
最初は生理的に不快に感じられるよう描かれているエイリアン側。
しかし、最終的には、人間側よりもエイリアン側に肩入れしてしまった。
人間の本質がクソなのは言うまでもないが、
物語の中心である親子エイリアンの表情が非常に豊かで、
徐々にエイリアン化していく主人公が、人間をバッタバッタ殺していくのに爽快感さえ覚えてしまうほど。
それにしても、ヨハネスブルクとはなんと恐ろしいところなのか。[インターネット(字幕)] 6点(2021-06-10 10:07:08)《改行有》
|