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【製作国 : カナダ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 死ぬまでにしたい10のこと やられた。これは斬新なアイデアでもあり普遍的なテーマでもある。実際は死に対する恐怖が付きまとうのだろうが、それを除けば、主人公の心情は十分理解できる。家族のために何かしてやりたいと言う気持ちと、自分のやりたかったことをしてみたいという欲求。わがままは許される立場になっている。運命を受け入れる決心をし、やるべきことをやり、多くの愛を感じて充実した日々を過ごす。長く生きていれば良いというものでもないのか。そして、我が愛しのデボラ・ハリーの変わりようにもやられた。ブロンディの懐かしい思い出に+1点。でも邦題に-1点。[DVD(字幕)] 8点(2006-08-14 12:21:39) 2. スパイダー モーガン・フリーマンは存在感ありますね。最後までだまされていたんで、楽しめました。ただ、人を殺しすぎるよな。残酷さを売りにするんなら、殺し方に工夫が必要だけど銃で撃つだけだからなあ。これは、サスペンスとしてはマイナス要因ですね。製作者も反省してるでしょう。ちょっと、スッパイダ(失敗だ)なあって。[地上波(吹替)] 6点(2005-11-21 11:59:47) 3. ボーン・コレクター え?酷評が多い。そんなに悪いかなあ。動けない警察の教官に手足となり活躍する美女。あのレクターとクラリスを彷彿させる設定。生い立ちが不幸なことなんかも似てるし。次々と起こる殺人に、犯人の不気味な挑戦は、名作「セブン」をもキチンと研究している。間抜けな上司が雰囲気を壊していたのは気になるが、それでも、緊張感も感じられて、けっこう良かったよ、犯人が判るまでは。[地上波(吹替)] 7点(2005-05-16 23:01:33) 4. CUBE アイデアの勝利ですね。徹底した理不尽さと、先を読ませぬ不気味さが、観る者を恐怖に導いていきます。なぜ、こんな状況になったかが判らず、これからどうなるかも判らない死のゲーム。感情の入った人間ドラマにせず、このゲームを延々と続けていくのが、息が詰まるほどの閉塞感を生んでいます。面白いけど、好きになれないという印象です。7点(2004-08-23 19:08:34) 5. ランニング 《ネタバレ》 こう言うストーリーには、めっぽう弱いです。押しが弱く、ダサい主人公が、年齢のハンディが有りながら、必死に自分の弱さと昔諦めた夢に挑戦していく物語。簡単に成功するはずもありませんが、妻と娘への想いで、しだいに必死になっていく気持ちが理解できました。運が味方して、もしかして、と期待させますが、運は平等でした。一見、恥ずかしいくらいカッコ悪い事が、親として夫として家族に対して態度で示せる最高の感動になることってあるのかもしれない。もちろん周りの人達に対しても。8点(2004-05-24 19:30:10)
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