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【製作国 : カナダ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 第9地区 《ネタバレ》 予告編も見ずに行ったのもあるけど、不思議な映画。 冒頭からよく分からない。だけれども引込まれる。 意外にグロいなー、と思いつつも展開から目が離せない。ありがちといえばそうなのだけど、憎いラストシーンの数秒。 シリアスさとコメディーっぽい部分とチープなCGがうまく融合して、分類不能な物語になっている。この絶妙な配合具合は(おそらく)狙ってできるものではない。 なので、この作品を差別がどーのとか書いている人を見るとなんか違う気がする。 あえて言うならば全てに対する愛です、愛。[映画館(字幕)] 9点(2010-05-11 19:49:40)《改行有》 2. ソウ5 《ネタバレ》 シリーズの最初から観ていないと、もはや何が起こっているのかすら分からない。最初から観ていても、ストーリーを失念していたり、主役二人の顔が酷似しているため、やっぱりよく分からない。たしかこのページでは連続ドラマのレビューを出来なかったように記憶しているが、まさしくそれに該当しないのか。非常に興味があります。 というような観点で、それでもあえて点数を付けるならばこの点数。[DVD(字幕)] 1点(2009-04-12 19:57:26)《改行有》 3. ランド・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 ゾンビ三原則「走らない、喋らない、考えない」を打ち立てた張本人であるロメロ監督が、年月を経て自ら禁を犯す暴挙に出た最新作。ゾンビの魅力はこの三原則に全て凝縮されていると信じている自分にとって、学習し、感情を持ったゾンビなんぞ不要なのである。 それは置いても、ゾンビの怖さは効果音で驚かすオバケ屋敷的なものではなく、ヨタヨタと集団で蠢く中にあるのではなかったか。 加えてテーマが陳腐すぎる。ゾンビ映画に政治的、社会的なアレコレなどは絡めなくてよいのだ。絡めてもよいけど、ゾンビが魅力的であるのが大前提ではなかったのか。 と無茶苦茶書いてはみたものの、それはやはり偉大なる監督に対する期待からであって、スラム街の少年や花火に見惚れるゾンビやら、心奪われるシーンは沢山あった。 次作は原点に立ち返るということなので、もちろん期待していますロメロ監督。[映画館(字幕)] 5点(2007-01-01 00:00:36)《改行有》 4. CUBE 映画を観る人は登場人物に自分を重ね合わせる。自分ならどうするか。何を考えるか。何を信じるか。自分の現在、過去、未来と照らし合わせ、鑑賞する。そもそも映画とは、そのためにあるのかもしれない。 この映画が他の映画と一線を画するのは、その点。イマジネーションを喚起する無限大の閉塞。そのために創造された状況。[ビデオ(字幕)] 10点(2006-12-21 18:46:46)《改行有》
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