みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : カナダ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ラースと、その彼女 《ネタバレ》 期待以上だった。シチュエーション勝負の映画かと思いきや、人物の描写が結構しっかりしていて、引き込まれた。キャスティングがパーフェクトだった。「17歳の合衆国」とか、ライアンゴズリングはこういう感じの役がすごくハマる。物語として、登場人物全員が綺麗すぎかも知れないけど、出演していないシーンでも常にラースを感じられたことと、映画全体がラースを壊さないようにしているかのような雰囲気が良かった。邦題はイマイチ。Real Girlをもうちょっといい感じに訳せなかったんだろうか。原題がそこまでいいとも思わないけど、もうちょっといい邦題だと魅力が倍増するような映画だったと思う。 あと、ゴズリングの歌が上手いのに驚いた。[DVD(字幕)] 7点(2009-11-09 20:04:26) 2. アウェイ・フロム・ハー 君を想う なかなか良かった。猫は自分の死期が近づくとどこかへ行ってひっそりと最期を迎えようとする。女もそういうポテンシャルを持っていると思う。惨めな姿は見せたくない、今までありがとう、でもさようなら。でも人間だから、そこから話が始まる。同じ認知症がテーマの「君に読む~」や「アイリス」は、二人の関係を描くとか、認知症になっていく人を中心に描いたりだったけれど、この映画は、妻が認知症になってしまった夫を中心に描かれているので、認知症ではない自分にとって、すっと入って行き易かった。心が少しむず痒くなるような、いい脚本だったように思う。[DVD(字幕)] 7点(2009-06-16 04:52:35) 3. スウィート ヒアアフター 雰囲気とサラポーリーとサラポーリーの歌と、笛吹きの男はよかった。しかし、時系列も分かりにくいし、いくら説明的な映画ではないといっても、少し不親切すぎるのでは?もう一回見ればもう少し理解が深まると思うけど、残念ながら理解したところで、評価は変わりそうもないし、もう一度見ようとは思えない映画。[ビデオ(字幕)] 5点(2007-07-28 23:57:34) 4. 死ぬまでにしたい10のこと まず脚本が荒すぎて良くないし、共感できる、という感じの映画でもない。 が、私はこの映画好きです。画がものすごくリアルでした。日常の切り取り方が上手いと感じました。やらしい感じもなかたし、キャスティングも◎映画の醍醐味である、脚本がそんなに良くなかったにもかかわらず、このリアルな画作りが忘れられませんでした。だから、違うテーマにしたら良かったのに… 他人に勧められる程よくできた映画ではないと思いますが、気に入りました。 私はこの原題が好きなのですが、邦題がひどすぎる。[DVD(字幕)] 7点(2007-07-22 17:12:37)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS