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1. 2012(2009)
《ネタバレ》 予言とかそういうたぐいのものは信じない派ですが、N地震とか、東日本大震災の後にこういう映画を見ると、心のどこかで「もしかしたら」とか思っちゃいます。
が、映画は観てると暗くなるというわけでもなく、逆に1,500m級の津波とか言われるとある意味すごすぎてあきらめもつくというか、いわゆるディザスターものと割り切って観れます。
CGの完成度は高いですね。山を越えてくる津波など迫力満点です。
主人公の家族模様と、政府筋の物語とくっきり分かれています。話の筋のシンプルさはいっそ潔いぐらいで手の込んだストーリーを見てくれというよりも、CGの迫力を見てくれ、という映画だなと思います。[DVD(字幕)] 6点(2011-05-04 00:43:34)(良:1票) 《改行有》
2. パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々
《ネタバレ》 原作未読。タイトルは「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」。
オリンポスの神々とあるところから、てっきりナルニアみたいにファンタジーの世界に引きずり込まれる話かと思いきや、ほぼ95%舞台はアメリカ。
オリンポスの神々の子供たちの訓練所がアメリカの森の中にあるのも意味不明だけど、ここはアメリカ流のジョークなんだよね。
冥界に行く前に真珠を集めるあたりが、アテナ神殿からラスベガスあたりが単調でちょっと眠くなりました。
メデューサ、ヒドラ、ラスベガスの花びらの罠も、黒幕はハーデスでいいんだよね。話が一本調子だったわりにここが分かりにくかった。
主役のパーシーと、アテナの娘がもう少し魅力的だったら良かったかなと思います。
[映画館(字幕)] 4点(2010-02-28 18:45:23)《改行有》
3. Dr.パルナサスの鏡
《ネタバレ》 テリー・ギリアム監督の作品として、脳内のファンタジーという点で「バロン」を思い出しました。
独特の世界観で不思議な面白さですね。
撮影中に主要なキャラクターのヒース・レジャーが急死してしまい暗礁に乗りかけたこの作品ですが、現実世界の撮影までは終わっていたため、鏡の世界(=Dr.パルナサスの脳内の空想世界)ではヒースが演じていたトニーは、相手の願望によって姿が変わるというアイディアを脚本に加えました。
鏡の世界のトニー役に、ジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウの3人を起用しています。
3人の起用がうまくはまっています。ただ、何も全員オールバックにしなくてもいいのに。ジュード・ロウとヒース・レジャーの区別が最初つきませんでした。
脚本的には違和感無くみれました。
私は面白く見れましたが、人によって好みが分かれる映画だと思います。
クセのある映画が好きな人にオススメです。[映画館(字幕)] 7点(2010-01-23 22:49:59)《改行有》
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