みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : ブラジル 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. アド・アストラ 《ネタバレ》 そうですねぇ、、、、60〜70年代の懐古的SFの作風なんだけど、内容は変節的というのかな。 何しろ、地球外知的生命はいません、地球が最高ですよ、外の虚無より近くの愛ですよってなもんですから。 宇宙スケールで描く、父と息子のロードムービーなんですよね。なので、正直ハードSFを期待すると肩透かしですし、 本当にロードムービーだけに絞るとあまりにも地味すぎるので、それで月でのドンパチとか、お猿さんの襲撃シーンとかを入れてるわけです。 でもストーリーと全然リンクしてないです。とても内省的な語りが多いですが、 父と息子の過去の語りが少なく、いまいち共感がしづらい展開多かったですね。もうちょっと感動的なものにできなかったかな。 宇宙船内や基地などはとてもリアルに作られてはいて良いですが、宇宙上で音が出てたり 輪を鉄扉で突破したり核爆弾で吹き飛ぶ勢いで地球に戻ったりと、科学的描写はかなり雑でしたね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-01-12 21:02:24)(良:2票) 《改行有》 2. 汚れた心 《ネタバレ》 登場人物は大半が日本人だけど、全体的に異国情緒らしさが出てて、監督が外国の人だと、こうも雰囲気の違う映画になるんだな~と感じました。そしてブラジルの日系移民社会でこういうことが起きていたということを初めて知りました。ストーリー自体はそれほど深い内容ではなく、もう人ひねり欲しかったというのが正直なところですが、皆さんいい演技してらしたので最後まで集中してみることが出来ましたね。日本の勝利を信じる人たちが、信じない人たちを「汚れた心」「国賊」として成敗しようとする。その経緯は見てて悲惨きわまりないものだけど、でも第二次大戦直後。しかも祖国から遠く離れた場所。時代背景を考えれば、ワタナベ達をそのまま非難する気にもなれない。タカハシは実行犯役を務めていたけれど、でも彼はいってみれば「中間」の人であったと思う。だからこそ、手を血に染めるほど、彼の目はうつろになる。双方の気持ちがわかっていたからこその苦悩。結局、全ての人は時代に翻弄された被害者であったのだろう。[DVD(字幕)] 6点(2012-12-14 21:53:17) 3. ブラインドネス 《ネタバレ》 私の勝手な解釈ですけど、要するに神が人間から視力を奪ったんでしょう。人間があまりに身勝手で自己中心的で調和のない世界を作ってるもんだから、試練を与えたわけでしょう。それで皆で助け合って生き延びた彼らからまず視力を元に戻したんじゃないのかしら。でもその後の事が描かれてないから、果たして全ての人がきちんと目が見える様になったのか。ジュリアン・ムーアは逆に目が見えなくなるのか。その辺はご想像にお任せしますみたいな終わり方ですけどね。それにしても、目が見えなくなっても金目のものを分捕ろうとするとか、そんな奴おるんかいな、て思っちゃった。まあ、物欲を戒めようするメッセージを入れたいんだろうという気持ちはわからんでもないけど、、、。[DVD(字幕)] 6点(2009-04-08 20:40:18) 4. アナコンダ ばかばかしくてつっこみがいがある。CGはちゃちいし話は薄っぺらだがそれなりに楽しんだ。5点(2003-03-24 22:36:12)
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS