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プロフィール |
コメント数 |
2647 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
https://tkl21.com |
年齢 |
44歳 |
メールアドレス |
tkl1121@gj8.so-net.ne.jp |
自己紹介 |
「自分が好きな映画が、良い映画」だと思います。 映画の評価はあくまで主観的なもので、それ以上でもそれ以下でもないと思います。 |
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1. アド・アストラ
秀麗な映像美と宇宙美。それによって描き出される文字通りの“果てしない孤独”。
人類というものは、結局、どんなに文明と技術が発達しようとも、生物として進化しようとも、宇宙の果てに辿り着こうとも、「孤独」と「怒り」に苛まれる宿命なのかもしれない。
「英雄」と称された宇宙飛行士の父親の遺志を継ぎ、自らも優秀な宇宙飛行士として、感情を噛み殺して生きてきた男が、遂に辿り着いた場所と、誰にも伝わらない“咆哮”は、何とも虚しく、哀しみに満ちていた。
広大な宇宙を舞台にし、描かれたテーマは、極めて普遍的な人間の精神的な不器用さと、父子の物語であり、“感慨深げ”なものだった。
だがしかし、結論めいたことを言ってしまうと、残念ながらこの映画は、圧倒的に「退屈」だ。
「惑星ソラリス」(苦手)を彷彿とさせる諦観的なストーリーテリングが、退屈感を生んでいるように見えるけれど、実はそうではない。
ドラマシーン、スペクタクルシーン含め、映画全編のあらゆるシークエンスの宇宙描写が、この手のSF映画としては根本的に陳腐で、“トンデモ映画”になってしまっている。
映画のところどころで挟み込まれてしまう「変じゃない?」「あり得なくない?」という疑問符が、明らかな雑音となり、目指すべき映画の世界観を阻害しているのだろうと思う。
加えて、本筋となる太陽系を縦断する規模のSFミステリーについても、語り口も、真相も、極めて凡庸と言わざるを得ず、物語の帰着としても納得のいくものではなかった。
主演のブラッド・ピットは、スター俳優としての円熟味を携えてきており、一昔前とは異なる格好良さと渋みを見せてくる。
それだけに、作品としての質がもっと高ければ、新たなSF映画の傑作にもなり得たんじゃないかと思える。
非常に残念だが、例によってブラッド・ピット自身が製作も担っているようなので、すべての責任は彼にあると言っていいだろう。[映画館(字幕)] 4点(2019-09-30 23:25:51)(良:1票) 《改行有》
2. アナコンダ
ジャングルの大蛇という、モンスター映画としても非常に単純な題材ではあるけど、CG等にある程度のクオリティを保ちつつB級テイストの仕上がりは味わいがあった。アナコンダから吐き出され、半分溶けている悪役ジョン・ヴォイトのウインクが印象深い。[映画館(字幕)] 7点(2003-10-25 14:54:31)(良:1票)
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