みんなのシネマレビュー |
|
1. シベリア超特急 「2」を先に見たのですが、こっちは破綻度が大きすぎ。けど、列車のセットはよかったし、走ってるとこのごまかしもよし。水野さん自身は「小民族の人々がいかに虐げられてたか」つまり戦争の残酷さを描きたかったのです。要するに最後のぼやきが全てというわけですね。かたせ梨乃さんは泣くシーンで24テイクとったそうですが、毎回同じ場所で泣いたそうです。「ほんと名役者ですね」と水野さんはおっしゃってましたが、「ならなんで24テイクも?」と解説にまで突っ込める驚異的な映画です。でもぶっちゃけそこらの邦画より面白い。5点(2003-05-16 20:37:23)(笑:3票) 2. 渚にて 一見日常的な風景の中に、潜んでいる暗い影がラストになるにつれジワジワなあらわれてゆく過程は、ものすごくよかったです。わざとらしさとか全然ないし、しっかり出来てます。酒場でおじさんたちが歌ってた、あの民謡(らしい)が、妙に耳に残っています。タイトルもしゃれてますよね。8点(2003-02-12 21:20:06)(良:1票) |
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS