みんなのシネマレビュー |
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1. パーフェクト・ワールド 安楽の地に希望を求めて旅に出る犯罪者と人質の子供の映画。優しい心と凶暴な心の二面性を持つ主人公に共感出来るところもあり物語自体の造りの奥行きが感じられる。なんとも悲しく優しい映画であるが、もう一味欲しかったところでもある。映画から受けるメッセージ性は大分抽象化されている気がするので気付いたら終わっていたみたいな印象を受けてしまった。景色の良さが心に残る。 6点(2003-11-22 18:24:36)(良:2票) 2. モダン・タイムス 機械文明への警鐘というテーマも面白く、また、流石チャップリンだなぁと思わせる温かいコメディセンスの良さがありとても楽しかったです。加えて感心するのは、チャップリンの優れた身体能力です。スタントマン顔負けの能力の高さがあるのではないかと思います。やっぱし、チャップリンは最高ですね。8点(2004-03-21 16:30:02)(良:1票) 3. 生きる 黒澤映画全般で言えることですが、本作も是非DVDで観て欲しい作品です。前にビデオで見たときはセリフを聞き取るのに疲れてしまいましたが、字幕付きで観るとこの作品の凄さがより解るようになりました。死に直面して生に目覚める本作はとても素晴らしい映画です。実際に、この主人公みたいに精一杯生きる事を出来るんだろうか!?とても考えさせられてしまいます。全力で生きるか、全力で死ぬか、なぜか「ショーシャンクの空に」を思い出してしまった。「七人の侍」と肩を並べる日本映画の最高峰だと思います。最高に感動します。[DVD(字幕)] 10点(2003-11-29 05:05:43)(良:1票) 4. チャップリンの給料日 チャップリンの映画はただ面白いだけでなく、演技・音楽・背景が脚本にとてもマッチして、しかもそこにはチャップリンの強烈なキャラクターが存在しているからこそ完成度が高いと思うんですが、本作品には夜のシーンが多い為かちょっと背景が暗すぎるように思えました。ただ、やはりチャップリンにハズレなしという僕の感想は変りません。チャップリンこそ映画界の巨人ですね。7点(2004-05-14 20:33:12)(良:1票) 5. M:I-2 前作とは肌色の違う続編ですよね。アクションが激しいのは解るが、頭を使わせない物語の造りにガッカリしました。ジョン・ウーは「フェイス・オフ」でその手腕をガッチリ発揮したが、ことミッション・インポッシブル向きではないのではないか!?アクションの緊迫感はあっても、ストーリー展開に緊迫感が無いため評価はいまひとつ。ただ、個人的にバイクシーンは痺れた!!5点(2003-09-10 06:31:35)(良:1票) |
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