みんなのシネマレビュー |
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1. ボーン・スプレマシー 《ネタバレ》 シリーズ前作同様、陰謀の謎解きは難しく、実はよく飲み込めなかった。でも、手持ちの多い映像と、灼熱のゴアから粉雪舞うモスクワへというスピード感にのせられた。デイモンとカール・アーバンが共に短髪なのが格好いい。それからボーンのサッカー選手のようにいつも周囲を見ている眼の良さ! ただし結末は少しロマンチック過ぎるかと思ったけれど、いかが。 6点(2005-01-15 20:09:11)(良:1票) 《改行有》 2. ペイチェック 消された記憶 《ネタバレ》 PKディックとはいえSFとしての驚きは、いまや乏しいでしょう。それよりもベン・アフレックの古風な巻き込まれぶり、そしてサービス精神たっぷりのジョン・ウー節が楽しい。やっぱり敵は、スローモーションで近づいてきます。6点(2004-03-06 17:30:10)(笑:1票) 3. ボーン・アイデンティティー 《ネタバレ》 説明が少なく、肝心の「計画」の理屈はよくわからない。だけど、雰囲気はかなり楽しめた。ショッキングな場面の後でさっと時間を確認するような、主人公の職人肌とも言える知的な人物像。冬のヨーロッパの暗い町並み。そして大迫力のカーチェースの直後にふうっと我に返るシーンなどの抑えた演出。これらのバランスが絶妙。一人バランスを崩しているアウトローなヒロインの、奇妙な気っぷの良さがまた良かった。6点(2005-01-05 00:14:58)(良:1票) 4. もののけ姫 《ネタバレ》 公開当時、テーマは環境破壊と言われた気がするけれど、2001年を経た今では、異質なものとの軋轢、憎しみと死の連鎖の重さ、愚かさ、拒絶された者の痛みを描いたように思えた。そういう時の流れに耐えるところが、ファンタジーの強さ、醍醐味なのだろうと改めて思う。[地上波(字幕)] 8点(2005-04-03 20:08:20)(良:1票) |
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