みんなのシネマレビュー |
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1. 大日本人 《ネタバレ》 そんなに面白くなかったです(笑えなかったので)。が、なんとなく監督の思うとところは伝わってくるような。そんな感じ。大日本人とか大佐藤とか監督の「日本人観」なのかなと。「佐藤」って日本人の代表的なファミリーネームとして。あと大佐藤に対する罵倒(落書きの類)は、実際に監督(あるいは彼の携わった番組)に寄せられた「苦情」だったのかもしれません(わかんないけど)。そういう風し観ていました。実際。うがって『斜め』にみれば、現代日本が抱えるいろんな問題を具現化している風にも見えないことがない感じもします。離婚にまつわる問題(ファミレスやZOOでの子供とのふれあいとか)、子供の教育問題(離婚した妻が育てる子供の部屋に散乱する英語学習キットやら、強いものが弱いものを下す様をもっと「ゲームばかりしている今の子供達に現実としてみせた方がいい」旨の発言)、一方的に誰かを非難する(マスコミとかの)風潮(誤って落として死なせてしまった獣のための追悼集会に大佐藤が来ず、謝罪しないのはおかしい!とか)、年金問題(首都圏郊外(?)にとりあえず一戸建住宅に住む、月の手取り50万円とかいうビミョーな収入の大佐藤だが、実は彼のマネージャーは500万円の車に乗り、高級外国犬を二匹も飼っているというピンハネの実態。。。マネージャーは国を体現しているのか、所属会社を体現しているのか、どちらでもないのか?)、最後は国際社会の中の日本??(赤い怪獣が「北朝鮮」で、アメリカ大使館の前で急に現れたアメリカンヒーローにボコボコにされる。最後は5人が手を合わせてビームを照射して「敵」を下す。大佐藤も一応手をだして協力的な姿勢だけは示すが、実は手を引っ込めてもビームは出ているという現実。。。まるで出しても出さなくても結局「戦力的」にはなんの関係もない自衛隊のよう?しかもこの場面だけは着ぐるみ実写で「茶番化」を演出している。。。そんな風に見えました。というか見てました。映画としては、日本で育って、かつ松本監督のコメディーとかに慣れた人でないとバカ笑いはできないのではないでしょうか?その意味で6点にしました。[映画館(邦画)] 6点(2007-06-10 15:11:15)(良:1票) 2. 新・刑事コロンボ/完全犯罪の誤算<TVM> 最後の最後に"One bite of cheese..."とつぶやく犯人。それを繰り返すコロンボ。そのまま物語が終わるのは"Identity Crisis"の時と同じでした。そういえば、コロンボの妻の名前を尋ねるシーンは"By Dawn's Early Light"にも出てきました。Patrick McGoohanが気を効かせたのでしょうか?まずまず面白かったので7点!7点(2004-09-06 02:03:30)(良:1票) 3. ダーティハリー 《ネタバレ》 アメリカの映画です。面白いよ。それとセリフがいい。"...this is a Magnum-44, the most powerful gun in the world and will blow your head clean off, you've got to ask yourself a question: 'DO I FEEL LUCKY? WELL, DO YOU, P-U-N-K ?'" <Click>7点(2003-11-07 03:58:01)(良:1票) 4. 刑事コロンボ/美食の報酬<TVM> 《ネタバレ》 フグの毒っていうのがなんだか神秘的な印象の作品でした。この作品ではコロンボのイタリア語がちょっとだけ聞けます。コロンボ警部はイタリア系という設定ですが、Falkのbioを見ると、ポーランド人とロシア人のハーフなんだそうです(ミニ情報)。犯人が誰かは事件現場に駆け付けて2分でわかったと豪語するコロンボ。なぜわかったのか?それは観てのお楽しみ。8点(2004-01-11 18:16:47)(良:1票) |
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