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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 593
性別 男性
自己紹介 最近ブログ始めました。ジェレミーなる名前で、シナリオ分析を行う予定です。といっても、まだ日記みたいなものしか書いておりませんが^^;。お時間のある時にでも是非覗いてみて下さい。

http://blogs.yahoo.co.jp/i_jeremy_19

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1.  ラスト サムライ 《ネタバレ》 本作制作決定時にはとても心が躍った。渡辺謙や真田広之が本格的ハリウッド大作で暴れてくれる。これは絶対にトム・クルーズは喰われるな、と。そして、同時に大きな不安もあった。サムライ版『ダンス・ウィズ・ウルブス』になってしまうのではないか、と。結果としては、前者・後者ともに当たった……。海外の人が観るには、それなりに楽しめる作品だろう。しかし、日本人としてみればこれは許せる作品ではない。なんなんだ、この徹底的に美化された日本人像は!『ダンス・ウィズ・ウルブス』のレビューに書いた通り、これは只の動物映画である。サムライ達は只の動物扱いであって、徹底的に人間性を排除されている。意味のわからない方は、本作のサムライを全てゴリラに置き換えてみるといい。シガニー・ウィーバーの『霧の中のゴリラ』と何ら変わりはない。要は、今のアメリカ批判のために題材として扱われただけ。しかも、中途半端に娯楽作品の要素と文芸作品の要素が混在しているからタチが悪い。時代考証を行って、中途半端なリアリティーを出されるよりは、チビでメガネをかけたカメラを常に携帯している日本人像の方が「虚構」とわかってよっぽどましだ。それに、現代日本人の特徴をよくとらえたデフォルメであるしね。(今はカメラからカメラ付き携帯に進化しているが)というわけで、本作には怒り心頭であるが、日本人キャストの頑張りに免じて0点は避けておこう。 ※あっ、シガニーの作品名は『愛は霧のかなたに』だった。『霧の中のゴリラ』っていうのは原題の直訳で最初、邦題の仮題として使われたもの。失礼致しました^^;。1点(2004-05-29 00:28:42)(笑:2票) (良:6票) 《改行有》

2.  メン・イン・ブラック 《ネタバレ》 本作でのソネンフェルドの試みはなかなか刺激的だ。アメコミの世界観を借りて、いまだ閉鎖的なアメリカ人の思考にメスを斬り込んでいる。冒頭の検閲シーンでそれに気付くかで評価が変わってくる。「エイリアン=白人以外」と認識して見直してください。タイトルの真意や「ミスター・ホワイト」などのギャグもきっとわかってもらえるでしょう。ラストのちっぽけな地球が人種がいがみあうことのばからしさを象徴的に語っている。9点(2003-11-24 18:17:01)(笑:1票) (良:2票)

3.  トゥルーマン・ショー 《ネタバレ》 最大の見所は、E・ハリス扮するプロデューサーの主人公への目線。彼はタレントではなくむしろ息子として主人公を心配し、彼のためにショーの虚構空間を維持し保護したいと必死である。しかし、当の本人は・・・。これは思春期の親子の葛藤を描いた作品であり、ストレートに描くと泥臭くなるところをSFという味付けでさらりと交わした佳作。P・ウィアーらしく現実への皮肉を忘れないラストもいい。9点(2003-11-21 06:37:54)(良:3票)

4.  スクール・オブ・ロック 《ネタバレ》 ジャック・ブラックによるロック版『いまを生きる』。だが、当然のごとくコメディに比重が置かれ、深さはない。プロットも大雑把で、決して出来はよくない。なのに……なぜなんだろう。クライマックスのコンテストシーンで鳥肌が立ち、全身が小刻みに震えだし、急に目頭があつくなってきた。そう、やっぱり映画って理屈じゃない。脚本の理屈では「そこそこ」でしかなくても、そこに「魂」が吹き込まれると、映画の奇跡が起きる。ブラック&ホワイト万歳!9点(2004-05-28 23:10:07)(良:3票)

5.  古畑任三郎vsSMAP<TVM> え~・・・この作品、私よりもSMAPが主役です。たしかに私よりも木村くんの方が人気あるかもしれません。しかしぃ~・・・ほとんど1時間あまり出番がないのは・・・まぁ、ギャラは同じだからいいんですけどね。んんっ・・ふっふっふ・・・古畑任三郎でした。3点(2003-11-22 23:29:58)(笑:3票)

6.  失楽園 《ネタバレ》 ヌードだけがウリのテレビドラマ版に比べれば、森田芳光が映画 として見応えのある映像美を作り出していてよい。しかし、その映像美ゆえにかえって不倫を美化しているように感じられるのがマイナス。ただし、結婚という制度は人間が勝手に規定したものである。結婚後よりよい相手と出会うが、世間の目に負けてしまうという流れには、人間が本当は倫理(人としての良心)ではなく体裁(虚栄心)に縛られていることが表現されていて意外と深い。6点(2003-11-28 15:04:47)(良:3票) 《改行有》

7.  あの夏、いちばん静かな海。 行き当たりばったりで緩急のないプロット。カット尻が長すぎて落ち着かなくなる違和感。実験精神は買うが、やはり成果が出ていない。どうして主人公二人は聾唖者なのか? 「台詞の少ない設定にしたかった」と監督は語っていたが、ならばそうなるように健常者の設定で脚本を練るべきでないか? 順撮りできる予算があるならば、その分脚本作成に時間を割けと怒鳴りたくなる。2点(2003-11-21 12:24:48)(良:3票)

8.  ダイ・ハード ブルース・ウィリス自らマクレーンにユーモアを加えたとのこと。そのおかげでマクレーンはただのアクションヒーローとはひと味違うキャラクターとなった。個人的には、本作品でB・ウィリスがオスカーにノミネートされなかったことは納得がいかない。弱さこそ時には最大の強さにつながること。この映画は男としての俺のバイブルである。だから、俺は家でも決して裸足にはならず靴下だけは履くようにしている。特にこれからの季節には。10点(2003-11-21 14:52:29)(笑:2票) (良:1票)

9.  ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 個人的にはこれはフェア。嘘供述だけじゃないかとの批判もあるが、供述が真実である必要がどこにあるのか。刑事に容疑者が取り調べられているのだ。嘘の可能性を疑わない方がおかしい。俺はスペイシーが誰かをかばっているのか、真犯人自身かどちらか見極めようとの姿勢ではじめから映画を観ていた。それでも騙されてしまったが、供述VTRにはソゼでなければ語れない真実が頻繁に現れる。船長・ロープには特に注目せよ! 9点(2003-11-23 03:58:13)(笑:1票) (良:2票)

10.  ロッキー 似たような作品は古今東西ゴロゴロしている。おまけにプロスポーツの世界に目を転じれば、これ以上の感動話はたくさんある。それでもなおこの作品の魅力が失われないのはなぜか? それはきっとキャスト・スタッフの希にみる熱意がしっかりと焼き付けられているからであろう。この先、フィルムが劣化しようともスタローンの魂は色褪せない。いや、それどころか希望が持ちにくくなった現代こそ、さらに燦然と輝いていくことだろう。これぞ不朽の名作。10点(2003-11-21 05:53:41)(良:3票)

11.  ナースのお仕事 ザ・ムービー 《ネタバレ》 『お金がない!』『味いちもんめ』と軽妙なコメディを得意とする脚本家・両沢和幸が監督も務めた大ヒットドラマの映画版。しかし、第1シリーズの岩本仁志D(元フジテレビ・現日本テレビ)の誠実さがにじみでる演出とは違い、ただただドタバタを繰り返すのみで緊張感のかけらもない。なんのために籠城事件をあつかったのか意図が理解できない。と思っていると、突然ヒロインが銃弾に倒れ、一気にシリアスムード。これまでの空騒ぎとのギャップが激しく、しかも解決は愛の力! ナースという職業を面白可笑しく描きつつも、人命を扱うシビアさを根底に持っていたはずのシリーズの良さをぶっ壊してしまうとは。これでは一見さんに限らずファンもついてこないだろう。両沢氏は再度何が視聴者にウケているのかをリサーチすべきだ。1点(2004-01-27 18:06:00)(良:2票)

12.  ランボー 演技が全くできないと揶揄されるスタローン。しかし、本作を観れば、「観客に感情移入をさせる芝居」が上手いことに気づく。それでいて、ロッキーとも全く別の個性を演じ分けることに成功している。確かにデニーロ、ホフマン程の演技巧者ではないが、「スター」としての華・風格を世間に認めさせる一本。このような演技はシュワでは絶対にできない・・・今でも。9点(2003-11-21 05:43:13)(良:2票)

13.  デッドマン・ウォーキング 監督デビュー作『ボブ★ロバーツ』では、アルトマンの影響を感じさせる演出手腕を見せたロビンス。本作では、より真っ正面から題材に向かい合っている。死刑制度の是非という難しい問題に対して、ロビンスは中立でいようとしている。O・ストーンのように主張を押しつけるのではなく、観る者にその答えを委ねている。映画は演説でも論文でもない。それを心得ているのだから、ロビンス夫妻よ、オスカー授賞式でも演説はやめなさい!8点(2003-12-14 02:27:05)(良:2票)

14.  JFK 《ネタバレ》 これが完全なフィクションならば、演出力の巧みさ・キャストの演技ともに高得点。しかし、やはり現実の事件を扱い、裁判において無罪を勝ち得た人物を犯人と決めつける視点は何があっても許されるべきものではない。しかもXなどという根拠のない人物まで登場させて・・・。本作によって犯人と決めつけられた人物およびそのご家族の方々の心境・今後の生活を考えると、これはメディアの暴挙としか言いようがない。0点(2003-11-28 13:19:20)(良:2票)

15.  ザ・フライ 《ネタバレ》 悲劇のきっかけである主人公セス自身による人体実験。彼が女性を好きになることになれている男だったならば、誤解することなく彼女が戻ってくるまで待てただろう。この後も、プロットの展開は全て愛のすれ違いに端を発している。そして、愛する女性と一つになりたいという究極のエゴ・・・。この物語は『東京ラブストーリー』など遠く及ばないほどの傑作純愛映画として語りつがれるべきだと思う。10点(2003-11-20 02:56:55)(良:2票)

16.  天と地 『プラトーン』『7月4日に生まれて』に続くオリバー・ストーンのベトナム戦争3部作完結編・・・って、こういう時に使われる「3部作」なんて言葉は信用できない。最初から企画していたわけでもあるまいし。そもそも『プラトーン』自体『サルバドル/遙かなる日々』の成功がなければ映画化されていなかったのだろうから。そう考えていくと、本作は『プラトーン』で成功を収めたストーンがベトナム戦争ネタで何か作れないかと考えあぐねた上でひねりだした企画と思えてくる。つまり、散々消費した後の出涸らしを無理くり成立させたもので、ここにはストーンが主張したいことなどもう何もない。それが本作のテンションの低さにつながってしまっている。 3点(2004-01-05 14:17:46)(良:2票)

17.  リング(1998) 《ネタバレ》 『リング』が持つ怖さとはテレビから貞子が飛び出すなどという低レベルのことだったのか・・・。それはこけおどしの一つにすぎず、新聞記者という公正な立場にあるはずの男が、はじめは正攻法で呪いの解き方を探求する。しかしなすすべがないとわかると結局はほかの人々と同様に「人の命に優劣」をつけ、「他者に不幸を押しつけ」てしまう人間のもろさ・エゴにこそ、明日は我が身という恐怖を感じずにはいられない。映画は表面的にすぎる。 5点(2003-11-21 08:25:27)(良:2票)

18.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》 《ネタバレ》 ハリソン苦手でどうもノレないこのシリーズ。作品の仕上がりとしては、一番まとまっていると言えるかな。嫌いといいつつも5点つけたのは、この作品のおかげで俺はとっても好きな作品に出会えたから。その名も『インディ・ジューンズ』!(以下ネタばれあり)まさかミイラ役でミスターかくし芸までゲスト出演してくれるなんて。いやぁ、井上順サイコ~!! 5点(2003-11-21 17:39:40)(笑:2票)

19.  木更津キャッツアイ 日本シリーズ 《ネタバレ》 まずは自分の立場を明確にしてからレビューへ。『IWGP』が気に入り、TVドラマ『木更津~』も観たが、あまりのテンポの悪さ(画面展開が早い=テンポがいい、ではない)に辟易。その後、時々観ていたが、「余命半年の青年の青春を明るく描く」というコンセプトのよさは認めるものの心情を描けぬ脚本に飽き飽き。その後、クドカン作品は初回だけは観るがやはり辟易し、リタイアという経歴を持つ。そんな俺だからだろうが、この映画にはやはりノレず。そもそもクドカンはコメディとコントを勘違いしていないか? 岩松了・船越栄一郎らの出オチや、何度も蘇生する主人公。これじゃ、死と向き合う青年とその親友達の心情なんか描けるわけがない。だから、島で親友達が深刻な顔で主人公の死体を見つめても滑稽なだけで、どんどん不愉快になってくる。そして、ドラマの縛りゆえ表裏構成を踏襲していたがこじつけばかりで、ちょっと話が進む度に後戻りし眠気を誘う。わざわざ見せなくても観客はバカじゃないから、裏で見せてることはほとんどわかってるって!(ゴミンゴは別だが)極めつけはユンソナとの恋。余命半年の男が結婚?!そんなふざけた話があるか?ユンソナからもちかけられて苦悩するならわかる。また、組長から偽装結婚を持ちかけられてという『ラブレター』『グリーンカード』的な設定ならわかる。しかし、真実も打ち明けられず、ただ結婚話だけを進めていく青年は、好感どころかエゴ丸出しのしょうもない男としか受け止められない。俺は荒唐無稽な設定がダメと言っているのではない。アメリカのくだらぬおばかコメディにも主人公の心理劇としての側面があるんだ。だからギャグが活きてくる。クドカンよ、『ゼブラーマン』もそうだったが、そろそろ「ドラマ」とは何か真剣に考えてみてくれ。せっかくのセリフのセンスもこのままでは、『IWGP』のような骨格がある原作ものでしか活かせないぞ。0点と言いたいとこだが、役者陣の元気の良さに免じて甘めに2点献上。2点(2004-05-09 18:35:08)(良:2票)

20.  スウィート ヒアアフター 《ネタバレ》 静かで美しい街並みの映像にどことなく陰があり、これから始まる物語に期待をさせられる。そして現れる弁護士の正義感にもどことなく監督の冷たい視点が感じられる。当然物語は弁護士の活躍で解決などということにはならず、胸にひっかかりを残して幕を閉じる。映像作家としてのエゴヤンの力は感じるもののどうも消化できない。結局、人間の営みなんて全て「エゴやん!」ってことなのだろうか。6点(2003-11-30 19:59:02)(笑:2票)


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