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評価順1

1.  めぐりあう時間たち この映画は“感じる”映画だと思った。 登場する三人の女性達はみな、喪失感と虚無感にとらわれ苦しんでいる。彼女達にとって、生きることそのものが苦痛なのだが、そこまで追い込まれた理由について作品の中では詳しく述べられてはいない。 ただ“ある1日の出来事”が淡々と、同時にもの苦しい程濃縮された時間として描かれている。そこでは、生きること=苦しみという前提が容赦なく私たちに突きつけられてくる。 朝目覚め、花を買い、忍び寄る死の影を身近に感じる。 彼女達の苦しみの中に自らの不安、苦しさ、疑問を見出した時。 私たちは4人目の登場人物となる。それがこの作品を良いと思うかそうでないかの、境界線になるのだと思う。10点(2004-05-10 16:19:50)(良:1票) 《改行有》

2.  ジョイ・ラック・クラブ 親が娘へ期待を託すのは、仕方がないと思う。 自分がやはりそうだったから。 自分と重ねてみてしまった。 女性達の生き方はとてもたくましい。 それはやはり、中国人であること、移民であること、時を重ねたこと。たくさんの“こと”が重なった結果だろう。 今だから冷静に見ることが出来るが、母親の期待はいつまでたっても消えない。それは期待に応えることが出来ない限り、際限なく続くだろうし、そうなるとこの映画のテーマである「自分を失うな」と相反してしまう。 とにかく自分らしく生きる道を探し続けるしかないのだと思った。いい映画でした。8点(2004-03-23 19:35:56)(良:1票) 《改行有》

3.  隣のヒットマン マシュー・ペリーが好きで観たのですが、あっという間に恋に落ちるのがちょっと、納得いかないです。 殺し屋と隣人の友情物語としてみると面白いかな? あと殺し屋志願の女の子。脱ぎっぷりも見事でかなりかっこよかったです。5点(2004-02-03 13:23:31)(良:1票) 《改行有》


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