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プロフィール
コメント数 43
性別 男性
自己紹介 ゾンビが好きです。というよりゾンビになりたいです。

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評価順1

1.  死霊の盆踊り 《ネタバレ》  邦題を考えた人の勝利だと思う。突っ込む気力もない。アタマ狂ってる。作った人間、出演した人間、皆死ぬべきである。DVDでデラックス版なんてものを発売しようと企画した人間は白痴だ。死んだ方が良い。そして、この映画とも呼べないゴミについて人生の貴重な時間を消費してレビューしている人間が一番オカシイ。俺か。[DVD(字幕)] 0点(2006-12-21 18:50:00)(笑:5票)

2.  ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》  この監督は、頭の悪い女が死ぬところを撮りたかっただけではないか。妄想の世界に生き、周りを翻弄し、母性愛という名の押し付けをする。そういう頭の悪い女が愚かしく死ぬまでを撮った。そう受け取った。こういう人間が死ぬのは一向に構わないのだけど、それを個別に長時間に渡って鑑賞するという行為に意味を見出せない。[DVD(字幕)] 0点(2006-12-22 18:14:57)(笑:1票) (良:3票)

3.  Kids Return キッズ・リターン 《ネタバレ》  ラストシーンのセリフを前向きと取るか後ろ向きと取るか、そういうことがよく書かれているけれど、それは観た人が自分の人生をこれからどうするのか、どうしたいのか、どうあるべきなのか、それによって決まるのであって、映画の中に答えがあるわけではないのだ。  弱々しくて、脆くて、それでも、どうしようもなく気持ちが高揚する。傑作。[ビデオ(邦画)] 10点(2006-12-21 18:40:33)(良:3票) 《改行有》

4.  おくりびと 《ネタバレ》  知り合いに納棺師がいて、その実態を詳しく話し聞いているからだと思うのだけど、映し出される映像に新鮮味が全くなかった。というか、どうも実態とかけ離れすぎている。ほとんど腐乱死体やら自殺死体を扱い、あんなに綺麗な死体は稀。家族から感謝されることなど無いそうである。映画には写っていなかったと思うが、死体があった部屋の掃除もメイン業務。  などという前提があったためか、一見汚らしいと感じられるものから美しい部分を抽出して、適当に流れを創り、美しい物語を創りあげるために、このような素材を選んだ感が強く感じられてならない。  当然のことながら、そのようなために納棺師という職業があるのではない。美しい物語を創りたいのなら素材はいくらでも転がっているのに。[映画館(邦画)] 1点(2008-12-16 22:46:43)(良:3票) 《改行有》

5.  シベリア超特急  これも才能なんだろうなあ。 [DVD(字幕)] 0点(2006-12-21 18:48:21)(笑:2票) 《改行有》

6.  HANA-BI 《ネタバレ》  花火は刹那に散る。けれど人が散るのは簡単ではない。生きている限り、しがらみとか世間とか、そういったものが厭でも周りを取り囲む。そういうモノゴトから少しずつ離れていく主人公の姿が、悲しくて、うらやましかった。  最後の銃声は、あれは花火を打ち上げた音だったのかもしれない。[ビデオ(邦画)] 10点(2006-12-26 12:54:10)(良:2票) 《改行有》

7.  リリイ・シュシュのすべて  もう5年も前になるのか。劇場の大きなスクリーンに映った田園の緑、青空に舞うカイト、葬列の赤が、今でも目に焼きついている。  思うに、この映画においてストーリー云々はどうでもいい。キャッチコピーにある「14歳のリアル」なんかもっとどうでもいい。現実にはなかったけれど、でもこうあってほしかった、こうあってほしくなかった、そんなシーンの断片。[映画館(邦画)] 10点(2006-12-21 18:33:17)(良:1票) 《改行有》

8.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》  こういう系統の作品は、驚かせた後に、いかに登場人物のその後を想像させることができるか、いかにもう一度観たいと思わせるかが勝負どころだと思うのだけれど、これは見事に成功している数少ない作品。  アイディア自体は数限りない小説や映画で観られるありきたりなものだけど、飽きさせない脚本で見事に物語が動いている。描かれていくバッドテイストなラストシーンの最後の最後に、あんなに切ないエンディングを持ってくるところが白眉。細かい粗を探せばキリがないけれど、僕はこの作品が好きだ。[DVD(字幕)] 9点(2008-12-28 21:22:43)(良:1票) 《改行有》

9.  マルホランド・ドライブ  わりと毎日吐き気がするので、医者に行って吐き気止めをもらったのだけど、その吐き気止めの副作用に「吐き気」があって、毎日の吐き気は止まったけれども、副作用による吐き気で毎日吐き気がする。どうしよう、と思って医者に行ったならば、「副作用による吐き気なので気にすることないですよ」と言われ帰宅するも、相変わらず吐き気は止まらない、どうしよう、というかんじ。わけの分からなさのなかにも一貫した論理がある。ような気がする。でもわけ分からない。そんなかんじ。  そしてこの文章の意味分かりますか。僕には分からない。[DVD(字幕)] 9点(2007-01-27 22:37:20)(良:1票) 《改行有》

10.  アメリカン・ヒストリーX 《ネタバレ》  内容については既に様々書かれているので割愛。  偽善的な映画を避けようとした結果、単なる道徳の教材になってしまっている。面白くないし、学ぶことが何一つない。しかも、悪いことには、ここから差別とはどうこう、などと真面目に考える人が発生してしまいそうで、なおのことタチが悪い。「差別は良くない」と街角に張られたポスターは誰も見向きもしない点で無害なので、そういう意味でこの映画は本当にタチが悪い。[DVD(字幕)] 0点(2008-02-16 23:53:34)(良:1票) 《改行有》

11.  青い車 《ネタバレ》  小説、漫画、映画はそれぞれ表現できることが異なっていて、長短あるけれどどれも素晴らしいものである、ということが如実にわかる作品。  原作は、よしもとよしともとの傑作なのだが、あの間、余白、切なさは、当然のことながらよしもとよしともの漫画でなければ描けなかった。  しかしながらこの作品単体で言うとこれはもう素晴らしい。宮崎あおいの笑顔。宮崎あおいの仕草。宮崎あおいの憂いの表情。宮崎あおいの制服姿。宮崎あおいの流れる髪。宮崎あおいの指先。どれを取っても宮崎あおい好きに捧げるプロモーションビデオである。  ああ、最後のあたりが我ながら気持ち悪い。[DVD(邦画)] 9点(2009-11-21 10:50:32)(笑:1票) 《改行有》

12.  ドッグヴィル 《ネタバレ》  たしかに下手な偽善よりは露悪の方が良い。この映画における様々な露悪は一つ一つでは理解できるし、ラストは積み上げた露悪を焼き尽くすあの壮絶なカタルシス以外ありえなかった。だけれど納得できない。なぜかと考えるに、そもそもこの監督自体が好きではないのだと気づいた。こういう考え方をして、それを映画に撮り、他人に披露する、そういう人間が僕は嫌いだ。と、これでは映画のレビューになっていないけれど、映画を撮るのが人間である以上、それはしょうがないじゃないか。[DVD(字幕)] 0点(2006-12-27 18:02:50)(良:1票)

13.  PiCNiC(1994)  「リリイ・シュシュのすべて」もそうだけど、画面に散りばめられた断片が素晴らしい。コントラストの高すぎる空。風に揺れるシーツ。夕焼けの突堤。塀の上を延々と歩く姿。どこかで見たことがあるような、どこにもないような光景。ノスタルジーに浸るための映像。その手段としての映画。[ビデオ(邦画)] 9点(2006-12-26 12:58:13)(良:1票)


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