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1. 暗い日曜日
《ネタバレ》 そうすれば新しい男と結ばれてしまうことになるのを承知で敢えて彼女に選択肢を与える、その時の寂しそうなラズロを演じるヨアヒム・クロールが最高。ベン・ベッカーの悪役ハンスもなかなかいい味出してる。映画全体も画として非常に綺麗に撮れてます。[DVD(字幕)] 9点(2007-11-01 01:32:38)(良:1票)
2. キャスト・アウェイ
《ネタバレ》 九万死に一生を得て生還したんだから、彼女が結婚してようが子供がいようが一緒になればいい。「家庭があるからやめときましょう」って製作者の偽善じゃないか?無人島で4年間ひたすら想い続けてきたこと、彼女に"You are the love of my life."とまで言わせていることなどを考えると結末があまりにもあっさりしすぎ。こんな諦めのいい男がよく生き残れたもんだ。トム・ハンクスがいくら神妙な表情をしても騙されてはいけません。悟ったような顔をしながら、とっくの昔に失われたはずの荷物を送り主に返送する、用のないバレーボールを購入するなど変なところでセンチメンタルだったり、道端で偶然出会った若い女性をいやらしい目で見たりします。[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2007-10-31 18:47:35)(笑:1票)
3. プロヴァンス物語/マルセルの夏
《ネタバレ》 あの「愛と宿命の泉」作者、マルセル・パニョルのノルタルジー全開の物語。もともと素敵な原作を、イブ・ロベール監督とウラディミール・コスマ(音楽)がもっと素敵に仕上げました。放題の「プロヴァンス物語」がちょっと残念。父親への敬愛がテーマになってるので、原題の方が良い。続きの「マルセルのお城」とセットで満点。この作品だけなら8点。というより順番にふたつ観るべき作品です。[ビデオ(字幕)] 10点(2007-08-09 01:39:51)(良:1票)
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