みんなのシネマレビュー |
|
1. キサラギ 《ネタバレ》 オダ・ユージがナイフを机に突き付けるシーン。雷雨とBGMで一気に展開を加速していきます。 それまでのコミカルなやり取りとのギャップに、息を呑みました。それでも登場人物達の魅力で、変な重たさは無く物語に集中させてくれます。 そして謎をいくら解いても結末は変わらないという中、少しほっこりする答え。お見事でした。 ヘアヌードの下りはいらなかったかなあ…ショウ・ミーとか。ミキちゃんの偶像がぶれて感情移入しにくかった気も。 それでも見といて損は無いんじゃないでしょうか。映画にしてはスケールが小さすぎるという指摘もありますが、個人的には映画だからと言ってこうあるべきという見方は勿体ないと思うので。[ブルーレイ(邦画)] 9点(2018-06-10 08:59:06)(良:1票) 《改行有》 2. セッション 《ネタバレ》 まあ、すごいですよね。見終わった時、映画で過去に味わったことのない感覚を覚えました。 こういう種類のカタルシスがあるのかと… 鬼教官の時折見せる人間らしさが、狂気を引き立たせるだけでなく、この先どうなるんだろうと気になっていきグッと映画に入り込ませてくれます。入り込んだまま、息もつかせずあのラストの展開。 忘れられない1本です。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2018-06-10 00:12:16)(良:1票) 《改行有》 3. ジグソウ:ソウ・レガシー 意外と評価が低くてびっくり。自分は初代ソウと同じ点数をつけました。それぐらい楽しめた。 ホフマンやらジルやらゴードン先生やら、ゴテゴテしすぎた人物相関から解き放たれた分、すっきりまとまった作品になった気がします。 やっぱり登場人物は、冷静にクリアしようとする真人間が多いと感情移入しやすいですね(本当の真人間はほぼ出てきませんが)。2以降はパワーでのごり押し場面やそういうキャラが多くて、死んでも「あっ、そう…」という感想になることも多かった気がしますので。 過剰なカメラ演出なども少なく、話に入りやすかったのも好印象でした。 ツッコミどころは少なくありませんが、このシリーズのキモとも言える最後のどんでん返しは健在です。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-07-17 13:58:59)(良:1票) 《改行有》 4. ソウ 《ネタバレ》 ソウマラソン開始してみています。3まで見たところで投稿。 1はあいつが立ち上がった瞬間が全てですよね。細かいことはどうでもよくなるぐらい、あの衝撃は価値があると思いました。 2、3も楽しませてもらってますが、やっぱり1の密室での緊迫感は至高だと思います。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-06-09 23:04:00)(良:1票) 《改行有》 |
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS