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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. アルカトラズからの脱出 何十年も前に見ましたが手に汗握るという感じではなく頑張っているなあという感想でした。その後の「ミッドナイトエクスプレス」の方が緊張感もあり、「プリズンブレイク」の方が娯楽性があります。[映画館(字幕)] 5点(2008-08-31 22:17:58) 2. 秋のソナタ 《ネタバレ》 バーグマンの私生活を感じさせるようなキャラクター、家族を顧みない母親役も堂に入っています。リブ・ウルマンの親に愛されないまま母親になった娘役も痛さが伝わり、いい味を出しています。映画自体は会話中心なので淡々としています。障害のある娘を「死んでしまえばいいのに」と言う台詞。本心なのだろうなあと思います。「家の鍵」でもシャーロット・ランプリングが同じような台詞を話します、バーグマンの「死ね」の方が強いです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-03-07 14:49:08) 3. ある結婚の風景 《ネタバレ》 シビアな話でした。結婚して時を重ねて、自分はどんどん年をとっていくのに、自分の結婚、人生はこれでいいのだろうかと迷うのは、ごく自然なことであり、迷わない人よりも幸せを知っている気がします。それでも現実の問題としては、年をとる前に別の人生があるかもと考えてしまう。それを倦怠期と呼ぶのかも知れませんが、ここまでリアルに見せられると圧巻として言えません。世の中、自分が一番に望んだ人としか結ばれないとしたら、結婚する人は激減するであろうし、だからこそ多くの結婚が妥協の産物です。結婚後に悩むか悩まないかは結婚をゴールに決めているか、いないかの違いであり、結婚をゴールに決めて、やっとゴールにたどりつけた人は、たとえ妥協で選んだ相手でも、愛が無くても、離婚したら次がないから、自分からは離婚しないような気がします。この映画を見ていて結婚生活に立ち向かう勇気と苦しみは、不幸なのかも知れないけれど、立ち向かえない人の不幸よりは恵まれていると思いました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-01-03 03:57:33) 4. 悪魔の赤ちゃん 《ネタバレ》 赤ちゃんが怖くなかったので楽しめませんでした。あと、へその緒を食いきって生まれた途端、いきなり人を殺しすぎます。おまけに猫まで殺すし、ぜんぜん好きになれなかった。ベタになってもいいから、多少は赤ちゃんに感情移入できると良かったのに・・。警官が大勢で赤ちゃんを捜しているときに、追いつめた先に普通の赤ちゃんがきょとんとお座りしていたシーンは好きです。[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-09-22 19:30:38) 5. 暗殺の森 ジャン・ルイ・トランティニャンは地味ですが、なんともいい俳優だなと思います。ドミニク・サンダが森で逃げまどうシーンも強烈ですが、最初にチラリと出てきた時の存在感もすごいです。 「まじめすぎはまじめではない」というセリフがヤケに残ってしまいました。あとネタバレになりますが、ラストのマルチェロが男に言うセリフも考えさせられます。ほんの些細なことで人生は180度も変わってしまうものです。7点(2003-09-30 02:14:47) 6. ある愛の詩(1970) 当時いたるところで流れていたテーマソングと宣伝コピー。雪のシーンの美しさ、純愛が涙を誘う、という感じでしたが、私にとって純愛のイメージがプラトニックだった時代に観た映画なので、「純愛じゃないじゃん」なんて思って映画館を出てきました。同時期にみた「小さな恋のメロディ」の方に感情移入していました。5点(2003-09-10 03:57:49) 7. アルタード・ステーツ/未知への挑戦 見ているときはなかなかでしたが、見終ると印象が低い映画でした。5点(2003-08-26 03:53:52) 8. 雨の訪問者 フランシス・レイのワルツが秀逸です。ストーリーはありがちなミステリーだと思います。5点(2003-08-06 01:42:31) 9. 熱い賭け ジェームズ・カーンはかっこいいですね。「シンデレラ・リバティ」の次ぐらいにかっこいい。内容はいただけなかったです。5点(2003-08-06 01:29:13) 10. 明日に処刑を・・・ なんてったって「アリスの恋」のマーチン・スコセッシだもの、当時名画座を探してやっと見ました。主演キースじゃなくて兄のデビッドですよ。6点(2003-08-06 01:25:09) 11. 悪魔の手毬唄(1977) 手毬歌の使い方がうまくないなあと思います。お年寄りが思い出したときに殺人があるんじゃ・・・。犯人も中半すぎて見えてしまうし・・・。5点(2003-08-06 01:17:29) 12. 悪魔のいけにえ 高校時代に見たのですが、すごく気持ち悪くて、でも笑ったりして、何なんだこの映画はと思いました。5点(2003-08-06 01:12:13) 13. 青い体験(1973) 高校時代に同級生に付き合わされて見に行きました。つきあわせた同級生がとなりで「ちくしょう。俺もやってほしい」「なんでこいつばかり」とかぶつぶつうるさかったので、映画より恥ずかしかった。この男の子事故で死んじゃったんですよね。4点(2003-08-06 01:01:52) 14. 愛の亡霊 愛のコリーダよりこちらの方が好きです。吉行和子はいい女優です。6点(2003-08-06 00:54:06) 15. あゝ野麦峠 大竹しのぶと原田美枝子の当時一番の若手演技派ふたりによるぶつかりあいがすごいです。痛々しい大竹しのぶの方が儲け役かも。ただ旦那がウルドラセブンだったのが気になってしまいました。6点(2003-08-06 00:48:15) 16. アラビアンナイト(1974) 男根型の弓矢のシーンが印象的でした。かなり昔に見たのでえげつないなあという感想でした。5点(2003-08-04 06:07:16) 17. アイズ(1978) バーブラのテーマソングが聴きたくて観た映画ですが、ぜんぜん映画とあっていないです。フェイ・ダナウェイの瞳のアップが印象的でした。4点(2003-08-04 03:15:38) 18. アデルの恋の物語 この時期のトリュフォーの映画の中で「思春期」「アメリカの夜」についで好きです。アデルの狂気を単に狂気的だけに扱っていないところがいいです。リリシズムを感じます。6点(2003-08-03 05:07:47) 19. 愛のコリーダ 性描写ばかり話題になっていたので、最初は見る気にならなかったけど、退廃的で面白かったです。生々しい事件も愛の映画になってしまうと美しいもののようにされてしまいますね。洋画として封切られたのには驚きました。5点(2003-07-15 03:13:29) 20. アメリカン・グラフィティ こんなに遊び疲れた朝の匂いがするラストは他に知らない。ビートルズを排除した63年のイメージのオールディーズ、アメリカが無邪気だった最後の年。途中にさりげなくボストン「モア・ザン・ア・フィーリング」のイントロが流れるお遊び。キャンディー・クラークもいい味出してます。プレムのせつなさはアメリカの明るい一面ですね。暗い一面は「キャリー」ですね。8点(2003-06-17 02:14:52)(良:1票)
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