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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 嵐の中で輝いて 駄作評判をふまえていたせいか、面白かったですね。これでもかっっっ! てくらいの劇的状況の連続が妙に古風な盛り上がりぶりで、なんだかもう、戦争どうこうはうっちゃって、ヒロインの強さがまぶしい。メラニー・グリフィス、魅力的でした。マイケル・ダグラスは不要だと思うのですが・・・ なんだかちょこちょこ出て来て格好つけて能書き垂れて・・・これが女がメロメロになる様な超美形俳優が演じているなら判るけど・・・マイケル・ダグラスって所がなんだかいやらしい。もうちょっとリーアム・ニーソンのキャラクターに重きを置いて、あの二人の微妙な駆け引きがもっと見られたら楽しかったのに。残念!6点(2004-09-27 12:57:24) 2. アモーレス・ペロス エネルギッシュで、無鉄砲で、痛々しくも愛おしい一話目。年齢的に、立場的に、一番共感してしまった二話目。淋しさが心に滲みる三話目。街で出会う全ての人の背中に、悲しみと愛が詰まっているという当たり前の事を思い出させられる。観客は、犬たちの様に一歩引いて、人間たちの愚かしさを眺める。そのテーマを、面白く感動的に練り上げたストーリーが見事。言葉の羅列ではなく、場面と表情で見せる撮り方もこの映画にしっくりはまっていた。犬を飼う者のひとりとして、犬と人間の関係の描き方にも、とても好感が持てた。残酷なシーンも多いけれど、愛情以上の尊重を感じる。これは相当見事な映画だと思う。年齢の節目ごとに見たい映画。(オクタビオの兄ちゃん、三都主に激似)10点(2004-04-12 00:47:43)(良:1票) 3. アナコンダ B級もいい所なんだけど、それなりにお金がかかっているし、出演陣も豪華だし、期待してなかった分楽しめました。昔なつかしく感じる程の、王道パニック映画ですね。6点(2004-01-10 13:27:14) 4. アメリカン・ヒストリーX 《ネタバレ》 びっくりしました。日本人の私にはいまいちピンと来ない人種差別の問題がよく噛み下されていたし、白人至上主義者は特別な存在ではなく、有色人種に対してほんの少しの反感を持った沢山の人の中から、生まれるべくして生まれたものだということが、よく判りました。知るという事には強い痛みが伴うのですね。デレクではなく弟が死ぬとは・・・衝撃だけど、現実っぽい。弟を殺された後のデレクが、その痛みを乗り越えて、苦労して更正したことを無駄にしないようにしてくれる事を、有色人種の一人として願うばかりです。9点(2003-09-08 15:09:11) 5. ある貴婦人の肖像 眠気を誘う映画。ニコールはとても綺麗だけど、あの髪型(髪色も)が何だか馴染まない。キャストはなかなかに豪勢。とりあえず駄作って事で。2点(2003-07-29 19:12:17) 6. アメリカン・プレジデント とりあえず飽きずに最後まで見れたので、そこそこ面白かったということだ。中年男女のラブストーリーなのに、変にいやらしくない所が良い。アメリカ人にとって、大統領はスターなのだと実感。小泉さんも独身だけど、邦画で「日本の大統領」はありえないでしょう。でも、あとに残るものは無い映画。その場限りの娯楽。良い暇つぶし。6点(2003-07-26 09:53:19)(良:1票) 7. アリゾナ・ドリーム この映画の絶妙なキャスティングが好きです。若きジョニーはひたすらいい男だし、フェイ・ダナウェーのプッツン中年ぶりも可愛いし、リリー・テイラーはアコーディオンと相まって凄い迫力だし、若きヴィンセント・ギャロもお宝的。そして作品の中を魚の様に漂う退廃的な雰囲気が胸にぐっと来る。人間をとても丁寧に掘り下げて描いていて、きちんと訴えてくるものがある。全体のストーリーより、部分部分のエピソードが良質で、忘れられないシーンを沢山(ネタバレになるので書きませんが!)残してくれる良作です。9点(2003-06-30 22:05:01) 8. 愛という名の疑惑 ギアのキャラが何かインチキ臭い。あんなに他人の心理がわかる人なんかいないよ~ でも全然似ていない美人姉妹方は、それぞれ良かった。スーパー美人のユマ・サーマンが、地味めながら不思議な魅力を醸し出していて、引き付けられました。ストーリーは古めかしいかな。とても親切に説明過剰なので、だるい時の暇つぶしに最適。6点(2003-05-10 23:15:53)(良:1票) 9. 悪魔を憐れむ歌 平均点低くてびっくり。日本人で悪魔というものの予備知識があまりない私でも、面白く見れたし(ディアボロスとかはどうにも難しくて・・・)、とりあえず飽きないし、主人公はいい男だし、脇役陣も個性的だし、ときたら、細かい所は目を瞑って、とりあえず7点はいけると思う。邦題もいい。最近の原題そのままカタカナ化はどうも嫌いで・・・7点(2003-05-10 22:31:20) 10. 愛人/ラマン 大好きな映画。すごいエロくて、どきどきしました。あの全体に砂っぽい雰囲気と、人種が絡んだ愛のいやらしさと、ジャンヌ・モロー(だっけ?)の陰うつな語り。決して白日の下には晒されない愛の雰囲気が、とにかく酔えます。ジェーン・マーチの、未完成な雰囲気の身体も綺麗だった。好き嫌いの別れる映画ではあると思います。9点(2003-05-04 17:24:23) 11. アイズ ワイド シャット ニコールの台詞とか、顔を隠したセックスとか、解るシーンもあるのだけれど、それを自分が本当に理解しているのかどうか、自信が持てない。そんな映画。答えがひとつじゃない感じ。話題になったエロシーンは、特別凄くはなかった。この後夫婦が離婚したのは、殆どコントだね。 村上龍氏がエッセイで絶賛していました。そういえばヤザキシリーズと相通ずるものがあるかも。6点(2003-05-04 17:14:25) 12. アウトブレイク とてもよく出来た面白い映画。でも皆さん書いている通り、ホフマンいまいち! この人って、世間に埋もれた淋しい男を演じるのがピカ1ですから。 レネ・ルッソは、堂々としてとても良かった。ウイルスは怖いです。早くSARSがなくなりますように・・・7点(2003-05-04 17:02:19) 13. アメリカン・ビューティー 理解出来ない私の脳みそが馬鹿なのかもしれませんが、生理的に駄目でした・・・・・3点(2003-04-17 10:28:05) 14. アサシン(1993) ニキータの哀愁や良い意味での暗さを捨て、分かりやすい筋書きだけにした駄作。みるんじゃなかったと大後悔しました。ブリジットはと~っても綺麗なのですが、その綺麗さがこの作品では仇となった感。だって最初っから綺麗なんだも~ん。ニキータを先に観ていて本当によかった! これを観たらオリジナルを観る気がしなくなるもん。1点(2003-04-14 21:14:17)
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