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プロフィール |
コメント数 |
292 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
PoorReviewにお付き合い頂きありがとうございますm(_ _)m 感動系・激情系・小説系・サスペンス系・お笑い系・ブログ系等々 色んな形のレビューがあってもいいと思う。
ここ最近のレビューは主観的な目線から客観的な目線に変わりました 例えば、【あれが嫌い】【これが好き】【何かの作品に似てる】 【何々を足して2で割った様な…】【現実的に有り得ない】 【脚本がバラバラ】【駄作】【クソ映画】等々、 ワザと狙ってコメしない限りはもうやらないですね┐(´~`;)┌
素人の目で批判ではなくレビューを心掛けますd(°-^*)⌒☆ |
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1. アビス(1989)
この作品を問わずキャメロン作品全てに共通して伝わるメッセージ。
それは愛する者を自らの命を投げ出してでも守ろうとする自己犠牲の信念であろう。
深淵の海底に片道切符の酸素ボンベを背負い落ちていく。
これは先の見えない人生の縮図そのものだ。
最後の命の灯火が消える時に眼の前に拡がる光景は
死後の世界ではなく新たなる生への旅立ちとして描かれる。
エド・ハリス・・・流石、演技派の第一人者。
私はこの役者の愚直な演技が好きだ。
そしてこの様なメッセージ性の強い作品にこの役者を起用したキャメロンも好きだ。
映画を観る理由としては至極単純なものだがこれで充分である。
それにしても結婚指輪はプラチナだなと激しく同意(  ̄ー ̄)y-'~~~[DVD(字幕)] 8点(2006-04-01 01:20:24)《改行有》
2. 悪霊島
瀬戸内の孤島刑部島で起こった連続殺人事件に鹿賀丈史扮する金田一耕助が挑む。
一連の金田一作品(へいちゃんバージョン)と配役を変えて
鹿賀丈史を起用した辺りは胡散臭さでは似ているが好き嫌いの別れるところ。
個人的には【八つ墓村(1977)】渥美清よりはイケてると思う。
一種の時代背景を表現する方法としてビートルズの楽曲を挿入歌としている。
「ゲット・バック」で始まり「レット・イット・ビー」で
締め括る辺りはなかなかのセンス。
「現代人の失っているもの。それは静かで激しい拒絶だ。」
この劇中の吉太郎のブログとも思しき言葉には強烈に心を動かされるものがあった。
ヒッピー紛いの好青年を演じた故古尾谷雅人の回想形式を手法としているが
ラストまで居ない筈なのに回顧できるのは些か矛盾がある。
一番の驚きは岩下志麻の○○○ーシーン。
いくら演技とはいえここまでやるか・・・っていうかこの演技をやらせた
張本人の旦那でもあり監督の篠田正浩の勇気には脱帽する。
市川崑作品とはまた違った雰囲気が随所に顕れ
金田一シリーズの列に並ぶ事に特段の異議は上げられない作品であると思う。
邦画ミステリーの金字塔的作品として一度は目にして頂く事をお勧めする。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-11-07 17:14:38)《改行有》
3. AKIRA(1988)
ネオ東京という都市の圧倒的な存在感。
それを徹底的に破壊し尽くすAKIRA(大友克洋)の力。
破壊と創造を極限にまで 描き尽くしアニメでしか表現し切れない
重量感ある映像と怒涛の如く迫り来る音楽に飲み込まれていたのは
鉄雄ではなく魅入っていた自分自身だった。
古さを感じさせず文句無しに映画の醍醐味を味わえる。[DVD(吹替)] 8点(2005-06-30 01:24:38)《改行有》
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