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プロフィール |
コメント数 |
112 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
10点---- 個人的ツボ。欠点なんて知ったこっちゃない映画。 9点---- 完成度高し。人にすすめたくなるような映画。 8点---- 良作。ちょっと気になる点も。 |
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1. あの子を探して
《ネタバレ》 子供ならではの「もどかしさ」をこれでもかと見せ付けられる映画ですね。そこが上手いのですが、辛い人にはストレスのたまる映画なのかもしれない。なんせ主人公は途中まで魅力薄ですし。自分はホエクーのクシャクシャの泣き顔にやられました。カメラが背後から回って正面を撮ったときの泣き顔がいいんだよな。主人公の少女には、心揺さぶられるというほどではなかったので少々物足りなかったです。後半まで丁寧に自然さを意識して描かれていたのに、TV関係者が絡んできてからハリボテ感が出てきたので、素直な再会シーンを見たかった気もします。受付の憎たらしいオバチャンは大好きなのですが(笑) 好きなシーンは、女の子が黒板に数字を書く際に背伸びしてまで上のほうに書こうとする所と、ホエクーが駅で逃げ出したときに言った言葉が「トイレに行ってくる」(2度目)だった所です。子供らしくて頬がゆるんでしまいます。[DVD(字幕)] 7点(2010-01-16 01:24:08)
2. アメリカン・ビューティー
《ネタバレ》 特に印象に残ったのは、幸せと必死で思い込んでるレスターの妻、ゲイカップルの異常なほどの笑み、ホモフォビアな隣の父親、隣の奥さんの悲しそうな佇まい。終盤のシーンは4~50年心の奥底に隠してきた思いを、告白した瞬間に拒否られたから殺したのでしょう。しかもアメリカの象徴のような銃で。自分に素直に生きている人間は、本当の感情を抑圧して生きている人間に憎まれてしまう。何とも皮肉な結末です。細部に渡り良く出来ている映画だと思います。ビニールが舞う同じようなシーンを実際に目撃したことがあるので+1点。[映画館(字幕)] 9点(2009-01-26 00:51:54)
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