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1. 愛の新世界
《ネタバレ》 以外にも、タイトルから想像した愛の深淵なイメージとは程遠い、まだまだバブルの残滓が香るオバカ映画だった 映画全体を通して貫かれるのは楽しければいいじゃん的なバブル直後の軽いイメージ そこに7~80年代に描かれた若者の鬱屈した暗い影などは微塵も無い 楽しい事だけをやっていても生きて行けたお気楽な世代の話である 幼稚園のお遊戯並みの劇団に打ち込むヒロインが、何の危機感も無くSMの女王様に君臨する様は、時代を走り抜けるような疾走感があって爽快だ 徹夜で遊んでタクシーで帰って、ポルシェでカーチェイスごっこ ほんとにいい時代だったなと思う 途中まではあまりのくだらなさにどうしようかと思ったが最後まで見ると、これはこれでお気楽な表現としてはつき抜けていてたいしたもんだと思う様になっていた 萩原流行も役者史上、初めてイイと思った しかし見る人にとってはあまりにも下らないと思う可能性もあるので注意が必要だ しかし冒頭の鈴木砂羽の机の角に潰されたプルプルのおっぱいだけでも見る価値がある(笑)[DVD(邦画)] 6点(2014-05-10 13:30:25)
2. アイアン・ジャイアント
《ネタバレ》 音楽の使い方とか効果音とかが旧き良きアニメって感じ 往年のWBアニメ「トムとジェリー」を思い出す 絵も美しい名作アニメの血統を感じる 反面古くさく幼稚 盛り上がりにかける ロボットは無骨なデザインだが表情ゆたかでかわいい ラピュタのロボット兵にイメージがそっくりだ FBIかCIAのエージェントらしき男が最後までイライラさせる エンディングは感動的だが完全に予定調和 あまりにも王道でおもしろさにかけるがハッピーエンドなので良しとしよう 評判が良かったので期待したが、思ったより普通で期待した程面白く無かった印象だ[DVD(字幕)] 7点(2014-01-27 21:45:24)
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