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プロフィール
コメント数 36
性別 男性
年齢 73歳
自己紹介 3年前に現役(サラリーマン)を卒業し隠居生活を送っています。
以前本サイトに投稿していましたが最近近くの公立図書館でDVD貸出があることを知り様々な映画を観始めたこともありその感想を時々コメントさせていただきたいと思っています。
私の映画鑑賞ポイントはリアリティー(あるある)と共感(わかるわかる)です。あまり高尚な観点(映像美、音楽性、監督の世界観等々)は苦手です。よろしくお願いします。

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評価順1
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1.  ア・フュー・グッドメン 《ネタバレ》 楽しめた。 終盤の法廷シーンは圧巻。 キャフィの追求にデジャヴを覚えるのは「コロンボ」流手法。 犯人のプライドの高さや激昂する性格を利用して思わず自白させる畳みかけ、また証人の価値のない地上係員(当時の事は覚えていなかった)を呼びプレッシャーをかけるハッタリや翌早朝出発予定のサンティアゴの部屋には荷造りの痕跡が全く無かったことに着眼するのもコロンボ的で面白かった。[CS・衛星(字幕)] 8点(2024-04-18 16:35:39)《改行有》

2.  アヒルと鴨のコインロッカー 《ネタバレ》 原作未読、事前知識無し。 ストーリーは面白かった。 河崎=ドルジで始まる前半、終盤でのネタバレ(「隣りの隣り」は笑える)まで飽きずに観れた。 ただ一点、琴美のキャラ(行動)にはほとんど共感できず。 公園でペット殺しの現場を見た時になぜ警察に通報しなかったのか、逆に逃げ際に「警察に言ってやる!」と犯人グループを挑発しあげく身元の判る定期券を落としてしまうドジさ。 案の定待ち伏せされ襲われるがここは「河崎」に救われる。 それにも懲りず脅迫電話の音声で察知した犯人グループの居場所(ボーリング場)に押し掛ける。 ※ここでさすがにドルジが通報し警察官が駆け付けるが簡単に逃げられる(その間抜けさに私は警備員かと思った) そして逃亡しようとする車の前に仁王立ちするが轢かれてしまう。 はっきり言って琴美のこれらの行動は正義漢というより無謀。 琴美が過去に警察(あるいは学校、役所等の公的機関)に不信感を抱く体験でもあれば印象はまた違ったはずだがその伏線もなし。 このモヤモヤ感のウェイトは結構高く結果3点。[DVD(邦画)] 3点(2024-02-02 17:21:26)《改行有》

3.  あなたを抱きしめる日まで 《ネタバレ》 まさに「事実は小説より奇なり」、感動した 圧巻は終盤のマーティン、フィロミナ、ヒルデガードの息詰まる対決(言い合い) マーティンはヒルデガードに「謝れ、せめて死んだ母子の墓をきれいにしてやれ」と迫る ヒルデガードは「自制と禁欲によって神に近づける」と一歩も引かない しかしフィロミナはヒルデガードに「私はあなたを赦す」と、 そしてマーティンに「赦しには大きな苦しみが伴う、私は人を憎みたくない」と言い部屋を出る マーティンも後に続き部屋を出るが間際にヒルデガードに「僕はあなたを赦せない」と言い放つ 実に考えさせられる対決だ 私の共感ウェイトはもし20代30代ならマーティン90% フィロミナ10% ヒルデガード0%だが、 そこそこ年を重ね寛容(赦し)を学んだ今(72才)はそれぞれ30% 65% 5% だ[CS・衛星(字幕)] 10点(2024-01-25 17:45:16)(良:1票) 《改行有》

4.  アマデウス ディレクターズカット 《ネタバレ》 サリエリがいかにモーツァルトの才能を畏れ妬みあらゆる策を弄して滅ぼすか、神父への告白を中心に展開される180分が長く感じられない作品でした。特に終盤、死が迫る中レクイエムの作曲に徹夜で助力(代筆)したサリエリに「私はあなたに嫌われていると思っていたが間違っていた、赦してください」と穏やかに語りかけたモーツァルト。その言葉になんとも言えぬ複雑な表情のサリエリ。最も印象的なシーンでした。 ただ私がやや納得できなかった点が一つ、序盤モーツァルトが皇帝に拝謁した際サリエリが作曲した「歓迎マーチ」をモーツァルトが「ヘンな曲」とけなした上即興で見事に編曲し皇帝や取り巻きを唖然とさせた。そこまで実力の差が歴然としているのにその後のオペラではサリエリの作品のほうが絶賛されるのは今一つ納得できない。他サイトの解説をみると「歓迎マーチ」のエピソードは全くのフィクションとのこと。であればそのエピソードはサリエリを過小評価させる誤解を与えるので不要ではないでしょうか。その意味で私の評価としてはマイナス1点にしました。[DVD(字幕)] 9点(2023-07-29 18:30:14)《改行有》

5.  あなたへ 《ネタバレ》 複雑な心境です。 確かに健さんはさすがです。 その存在感、迫力、ひと言一言が心に沁みます。しかし物語には全くといっていいほど感情移入できませんでした。のっけから旅先で出会うたけし(以降俳優名で)はいい雰囲気でしたが「車上荒らし」のオチ?。草なぎ、佐藤との出会いも唐突感あり、しかも食品業を簡単に手伝うのも?。あとも一事が万事ですが極めつけは田中との関係性です。刑務官と慰問にきた童謡歌手がどういう心の触れ合いで結婚に至ったのか、そして田中が病に罹り死を迎えるまでの時の過ごし方が描かれていないと二通の遺言状の意味とそれを読んだ健さんのふるまいに心を打たれようがありません。結局他のサイトでどなたかがレビューされていた「本では泣けたが映画では泣けなかった」が的を得ているのかなと思いました。ですので「本」を読んで改めてレビューします。ここでは「健さんの映画」に5点です。[地上波(邦画)] 5点(2014-12-02 15:33:57)

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