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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
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21.  あるスキャンダルの覚え書き 《ネタバレ》 不満を先に言っとく。自分は傷つかぬ“天井桟敷”から世間を冷笑している人間のおぞましさをジュディ・デンチが完璧に造形したのに、レズビアンを絡めたことで彼女の孤独が特殊なものになってしまい、話を狭めてしまった。ラストの方では次の獲物をあさるサイコホラーのモンスター扱いで、これでは観客の方が安全な天井桟敷からバケモンを見物してる映画になってしまう。彼女の孤独は、誰もが共有しかねないもっと危険なものだったはず。そこらへんでこの映画、名作にはなりそこねたが、でもジュディ・デンチの演技の凄みだけに絞れば圧倒的だ。辛辣の限りを尽くすモノローグは、嫌な人だなあ、と思いつつ聞きほれてしまう。猫の死で狂乱しケイト・ブランシェットにすがるあたりの切迫と、夜ひそやかに日記に金星を貼り付けている不気味さとの対照。もう孤独が体の中心で芯のように固まっている人間なのに、それでも他人へつながりたいと思っている哀切が、あのいかめしい顔の中に埋め込まれていた。[DVD(字幕)] 7点(2008-04-02 12:17:55)

22.  the EYE 【アイ】 《ネタバレ》 ただ不鮮明な映像という手だけでも、角膜手術後の視界という設定を重ねれば、ある程度不気味がらせることはできる。ぼんやり見えているものが、本当に向こうにあるものなのか、そうでない別のものなのか。また、この主人公が視力を失ったのは二歳の時で、手術後も視覚で認識するということになじめず、つい触覚に頼ろうとその不鮮明なものに手を伸ばしてしまう、という設定。鏡像は手で確認できないということでその設定はイキたが、怖がらせるのにもっと使い道があったような気もする。一番怖かったのは、エレベーターにいた背中向けてるじいさんだ。西洋のホラーでは力強いものが身をそらし爪を立てて襲ってくるが、こちら東洋では非力そうなじいさんがうつむいて怖がらせるのだ。[DVD(字幕)] 7点(2007-10-27 12:16:12)(良:1票)

23.  明日へのチケット 《ネタバレ》 キアロスタミ篇が好き。ずうずうしいおばさんとひたすら服従している若者の謎のカップルが乗車してくる。このずうずうしさぶりがやたらリアルで、こういう人、世界中の至るところにいるんだなあ、と思わせる。ここに若者の同郷の少女が絡んでくる。これがちょっとミステリアスな表情するかわいい子で、おばさんと彼女と、これでも同じ女性という種属なのか、と驚かされるほどの鮮やかな対比。後段でついに堪忍袋の緒を切って逃げた若者を追い、列車の中を探し回るおばさんの表情に少女のような不安が浮かんでくる。しょんぼり一人で下車したおばさんを見つめる少女の表情に、おばさんのような冷たさが浮かんでくる。本当はたぶんそういうテーマではないのだろうが、これ、女は不気味かつ不思議という話と私は見た。[DVD(字幕)] 7点(2007-10-19 12:17:03)(良:1票)

24.  あるいは裏切りという名の犬 ミレーヌ・ドモンジョが、人生の辛酸なめ尽くした老娼婦役で出てきたのには驚いた。あの国の女優さんはシモーヌ・シニョレやジャンヌ・モローのように、おばさんになってもう一度貫禄で勝負できるのがいい。もっともシモーヌやジャンヌは、若いころからタダモンではないという気配が漂っていたが、この人はかわいいだけのタダモンだった人でしょ。人生の年輪は馬鹿にできぬ。で男の方の友情と裏切りの話はというと、ラストの仕掛けがしゃれてるくらいで可もなく不可もなくといったところ。鳴りっぱなしの音楽には閉口した。[DVD(字幕)] 6点(2007-10-05 12:16:37)

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