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プロフィール
コメント数 575
性別 男性
年齢 50歳
自己紹介 管理人さま、レビュアーのみなさま、いつもお世話になっております。

タケノコと申します。

みなさまのレビューをとても楽しみにしています。
( まるで映画のように、感動し、笑い、ときに泣きます )

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21.  あん 《ネタバレ》 木々を揺らす風、踏切の音、鳥の囀り、耳元で囁く声。そして、"あん" が煮立つ音。その音はどれも心地よく、目をとじていても、すぅっと心の中に入ってきます。これはとても "音" にこだわった映画だと感じました。まるで目の不自由な方でもその情景が浮かぶほどに。樹木希林さん演じる徳江を店から追い払ったどら春のオーナーは、はっきり言ってこの映画の悪役です。確かに、誰にでも自分の人生と守るべき生活はある。なのになぜこれほど嫌悪感を感じるのか? それは彼女に "罪の意識" がないからです。どら息子 (甥っ子だったか?) を店にひっぱり込んで千太郎の真心を踏みにじるあたり、彼女に罪の意識というものは微塵も存在しません。千太郎には "罪の意識" がありました。何かに苦しむ人を救えなかったり、保身の為に見て見ぬふりをしたことに、罪の意識や自責の念が強い人ほど彼の涙に共感して泣けるでしょう。僕らが差別や偏見をもってきた人たちは、おいしいものや人の笑顔を好む、豊かな感性をもった普通の人々でした。救えなかったことが悲劇ではなく、それを忘却の彼方へと葬り去ることが本当の悲劇。我々は伝えていくことでしか償うことができないのだ。[映画館(邦画)] 8点(2015-06-09 23:38:30)(良:2票)

22.  アメリカン・スナイパー 《ネタバレ》 巨匠の映画らしく戦争の恐怖を伝える演出はやはり余念がない。ドリルで貫かれる少年の姿。男だけではなく子供や女まで、ありとあらゆる"標的"がスコープの中を彷徨い、次の瞬間にはその体を無残に銃弾が貫く。戦場というよりは、これはまるで地獄だ。構成としては、クリス・カイルが米軍史上最強の狙撃手として生成される過程、特に前半における彼の決意や心境の描写が足りないと感じた。そのクリス・カイルはアメリカでは英雄と呼ばれたらしい。しかし160人射殺して英雄とは本当に馬鹿げている。殺戮者を英雄と崇めるこの道義のないヒロイズムこそが戦争の狂気であり、多くの人間を戦争に駆り立て、多くの命を奪った悪しき根源なのだ。これからも"愛国心"を煽り文句に殺人マシーンを育成し、"英雄"という名の人参で多くの人間を戦場に送り出す。私は、ヒアアフターで描かれた天国に涙した。あの時は途方もない幸福感に胸が震えた。クリント・イーストウッドがまたしても地獄を描いたのは本当に残念だが、この年齢にしてまだ戦争を伝えようとするその信念だけは強く心に突き刺さった。[映画館(字幕)] 3点(2015-03-21 16:33:43)

23.  あ、春 人情味あふれる喜劇、といったところでしょうか。悪人らしい悪人は一人も登場しません。平凡な人たちがただ平凡に生きようとしているだけなのに、なぜか誰かと衝突して泣いたり怒ったり。人の人生そのものが滑稽であることを痛切に描いた風刺の映画でもあると思います。人生は思い通りにいかない厳しいもの。でも疲れた時にこそ、一度立ち止まって周りをゆっくりと見渡す余裕を持ちたいところです。日本の風景、巡り巡る季節、新しい命の産声・・。たまには日々の喧騒を離れて、ほっとするもの見つけてみませんか。もっと心にゆとりを持って、のんびり行きましょう(生きましょう)、と相米監督は伝えたかったのではないでしょうか。[DVD(邦画)] 7点(2015-01-23 18:03:12)

24.  あなたが寝てる間に・・・ 爽やか、後味よし、おまけにヒロインのサンドラブロックはキュート、三拍子そろったロマコメの名編だと思います。軽快なテンポ、それと全編通してコメディタッチであることがよいですね。実はツッコミどころがいくつかあったが、このコメディ寄りな作りこみのおかげで、なぜか本気でツッコむ気がなくなりました。彼氏の家族たち、みんなキャラもルックスも漫画チックで微笑ましかったです。ちなみに、ロマコメは残念な邦題が多い中で、本作は成功の部類でしょう。って、ただ直訳しただけなんですけどね・・。[DVD(字幕)] 7点(2015-01-04 16:23:55)

25.  明日の記憶 《ネタバレ》 荻原浩氏の原作は既読です。原作の設定を大きく変えることなく、内容をほぼ忠実に映画化していると思います。渡辺謙さん、樋口可南子さんは言うまでもなく抜群の安定感、その他の配役も適格なキャスティングだったように思います。自分も一介の会社員ゆえに、物語の中でも特に憤りを感じたのは会社側の佐伯の扱いである。どうやら会社は時として、社員の長年の功労を都合よく忘れるアルツハイマー病を患うようだ。その反面、妻枝実子の献身や同僚たちとの別れの場面の何と温かいことか。彼が今までに注いだ愛情や築いた信頼はいつまでも皆の心にある。結局は常日頃の生き方こそが未来への記憶であり、明日の記憶になるのだ。若年性アルツハイマー病。もし自分がなったら?あなたの家族がなったら?大切な社員がなったら?誰もがこの物語の"誰か"になる可能性はあると思う。映画や本のお話とは言え、決して遠い世界の絵空事ではない。明日の記憶というよりはまさに"明日は我が身"を感じる映画でした。[DVD(邦画)] 7点(2014-10-19 19:39:45)

26.  あぜ道のダンディ 邦画界が誇る名バイプレーヤー光石研さんを主演に抜擢した石井監督の男気に5点。光石さんの愛すべき親父の痩せ我慢に1点。そして、、あわよくば主役を食ってやろうという危険な存在感の田口トモロヲさんに1点。計7点。[映画館(邦画)] 7点(2014-07-20 00:17:36)

27.  暗殺の詩/知りすぎた男どもは、抹殺せよ 全体的に謎の多い映画。と言うかわからんことばかりです。追跡者たちは何者なのか? デビッドはなぜ監禁されていたのか? そして彼らが何を知りすぎたのか? それらについて、僕らが知りすぎることのないまま映画は終わります。ロベール・アンリコ監督と言えば、確か「冒険者たち」でも謎めいた追跡者たちがいましたねえ・・。好きなんだろうか、こういうの。なんにせよ、監督は何かしら映画の見過ぎな気がします。しかし、エンニオ・モリコーネの物悲しいテーマ曲、終末的な雰囲気 (近未来のような) など、全体的には悪くないので、なぜか酷評する気になれない不思議な映画。[DVD(字幕)] 6点(2014-06-11 19:14:11)

28.  アメリカン・ハッスル 《ネタバレ》 クリスチャン・ベイルがハゲを忙しく隠している。あっという間に見破られる。と言うよりは、とっくのとうにバレている。天才詐欺師が楽々と嘘を見破られる、この冗談のようなオープニングが皮肉まじりで何とも可笑しい。ハゲすら隠し通せない天才詐欺師さんよ大丈夫か、と心配に思いつつ鑑賞。 展開が矢継ぎ早で、状況の理解が難しい場面もありましたが、豪華出演者たちの演技合戦を楽しむだけでも観て損はない好作であることは間違いありません。 女優二人は本当にパワフルで、女はあれぐらいでなければ裏社会では生き抜けないということか。 デ・ニーロの登場は映画ファンには嬉しいサプライズ。演じた役柄もお得意のもので、まさに余裕綽々、貫禄の演技でありました。 人生はめくるめく騙し合い。騙すか騙されるかの世界であることはよくわかっておりますが、詐欺師になることも詐欺に合うこともご遠慮したい私は、やはり平凡な人生に価値観を見い出したい。[映画館(字幕)] 7点(2014-02-04 20:47:41)(良:3票)

29.  アパートの鍵貸します 《ネタバレ》 ジャック・レモンの哀愁漂う切なさは絶品ですね。到底勝ち目はないと思える恋の戦いに、平凡だが一途で誠実な男が勝利する、これには多くの男性が溜飲を下げたのではないでしょうか。最後は幸せの足音が聞こえてきそうな、後味のよいラストシーンでした。[DVD(字幕)] 8点(2013-11-12 22:19:31)

30.  アウトレイジ ビヨンド 《ネタバレ》 今回、監督は前作以上に「組織」を強く意識して作ったように感じる。サラリーマンだろうが、暴力団だろうが、組織という集合体に入ってお金を貰いたかったら、上の人間には逆らうなということ。もちろん、ここで言う上の人間とは年齢ではなく、次長課長、組長若頭といった役による格付けのこと。組織も人数が多くなればやがて派閥が出来上がり、こいつらはXX派、あいつらは○派、などと眼には見えないもう1つの組織図が出来上がるから面白い。そして組織の中で配下の人間を抑圧してきたら、組織から出たらそれなりに覚悟をしたほうがよいということ。一歩組織の外に出たらもう他人ですからね。この映画ではそれらが三浦友和さん光石さんあたりで露骨に描かれていて笑ってしまった。特に光石さん、手の平を返しすぎでしょ(笑)。[映画館(邦画)] 6点(2013-10-26 23:14:05)

31.  アウトレイジ(2010) 北野監督、お帰りなさい。と言いたくなるような監督久々のヤクザ・ムービーです。90年代における、キタノブルーと言われた芸術性の強い映像美は鳴りを潜めたが、その分暴力描写は以前より凄まじくなっております。私、怒号怒号に圧倒されてあっという間の2時間でした。最も興味深いのはキャストで、大杉漣、寺島進といった以前の常連組は一切使わずに、あえて役者陣をリニューアルしたあたりに監督の心機一転の心意気が伝わってきます。濃いキャストの中でも小日向文世さん、憎たらしいくらいに存在感がありました。[映画館(邦画)] 7点(2013-10-26 22:37:49)

32.  アンダーワールド(2003) 《ネタバレ》 雨が降り注ぐ暗い近未来、狼男と吸血鬼の抗争、そのダークな世界観はなかなか見応えがあるのだが、肝心の内容が。。ケイト・ベッキンセールは恐ろしいくらいにこの世界にピッタリとはまっていました。[映画館(字幕)] 4点(2013-08-16 20:51:49)

33.  阿弥陀堂だより 変わりゆく四季折々の美しい風景に、人間の栄枯盛衰や生と死を重ね合わせていて、生きるということを色々と考えさせられる映画でした。 しかし、この村自体がまるで天国のように平穏すぎて、あまり人々の生活感が感じられなかったのは残念。例えば、村人や子供たちに問題児が一人くらいはいないのだろうか? この地形では大雨や大雪になれば生活も交通も苦労するだろうが、そういった描写も皆無でした。理想郷としての田舎暮らしという良い側面ばかりを見せていて、その厳しさにはほとんど目を向けていない気がします。 (そう、まるで田舎暮らしの案内ビデオのよう) とは言え、やはり風景や子供たちの素朴さに心が癒されたのは確か。もしかしたらこの映画って、こういう感想だけでいいような気もします。 そして何より、おうめさん家から望む眺望が素晴らしかった。正しい人生を送ってきた彼女に相応しい、まさに "人生の特等席" ではないでしょうか。[映画館(邦画)] 6点(2013-08-12 21:34:37)

34.  アトランティスのこころ 《ネタバレ》 主演は名優アンソニー・ホプキンス。原作S・キングで監督は「シャイン」のS・ヒックス。期待をするな、という方が無理なほど盤石な布陣です。ストーリーもSF(心を読む能力)に少年少女の淡い青春を織り交ぜながら、謎めいた追跡者たちの存在も何か面白そうだ、と期待させます。こんな感じで名作になる要素は充分そろっていたのに、この出来栄えは少し残念。泣けそうな映画なのに泣けない、おまけに観終えた後に、ここが感動した!と強く印象に残る場面もない。アンソニー・ホプキンスが演技に戸惑っている、といったご意見がありますが、それ以前に監督ご自身が演出を迷走しているような印象を受けました。・・とここまで散々酷評ですが、ノスタルジックな雰囲気は好みだし、観覧車のキスとか結構キュンとしました。(僕は少年少女のロマンスには弱いんです笑) 贔屓なジャンルということで・・7点。[映画館(字幕)] 7点(2013-08-11 15:36:47)

35.  アルマゲドン(1998) 《ネタバレ》 後悔、、もとい公開当時に劇場で観た男です。当時、ブルース・ウィリスとリヴ・タイラーが私生活で噂があったことも手伝い物語における人間関係相関図をとても邪魔したこと、エアロスミスの主題歌がくど過ぎてさながらバンドのMTVみたいであったこと、もはやこれくらいしか思い出せません。もう一つ、リヴ・タイラーが大根であったこと。あともう一つ、ベン・アフレックの顔がでかかったこと。あと・・、もうやめときましょう。以上。[映画館(字幕)] 4点(2013-07-22 22:54:52)

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