みんなのシネマレビュー
鱗歌さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 3885
性別 男性
年齢 53歳

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123

41.  青い山脈(1963) 昨日、国民の休日の昼下がり、BS2にて「おかあさんといっしょ」~アニメ「アルプスの少女ハイジ」~映画「青い山脈」という絶妙のラインナップで放送されていたので、違和感なく観ることができました(笑)。つまり、そういう、のほほ~んとした映画です。城下町を舞台に、ロッテンマイヤーさんを彷彿とさせるイジワル女子高生軍団と対立しつつ、旧態依然の保守的な町の雰囲気に風穴をあけるスーパーカブライダー・小百合さんの大活躍!というほどではありませんが。コメディタッチのノリにもそれなりに楽しく、笑い3割・苦笑7割ってとこですかね。しかし今の目から見ると、イジワル女子高生の方になんとなく肩入れしてしまう。彼女たちは奥床しい日本の美徳を守る最後の砦。その美徳が失われ、今のオゲレツな日本の社会へと移り変わり始めたのは、まさにこの頃、なんですかなあ。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-05-05 10:35:07)(良:1票)

42.  愛の集会 パゾリーニの街角インタビュー集、みたいな作品で、まあ別に「映画としての面白さ」は特に感じないんだけど・・・。性愛に関するインタビューに、この時代において挑戦してる事自体が貴重なんですな(今の日本で同じ事やってもしょうがないわな。でもそれはそれで面白いかも?)。しかも、いかにもサエない一般ピープル相手に昼間っからそんな質問しているのが、まだ殺される前の(←当たり前だけど)パゾリーニですからね、感慨深いものが無くも無く。構成も一応、考えてはいる(らしい)のですが、とにかく雑然としていて、まあそれが同時期の作品『奇跡の丘』を思わせるような気もすれば、ただ単に収拾がついてない気もいたします。労働者はエネルギッシュで、性に関するタブーもなんのその、質問には気前良く答えてくれます。しまいにゃ、後ろの方にいたオヤジ、「オレにもしゃべらせろ」と割り込んできたはいいが、全然関係ない話を始めちゃう。何とか話題を戻すと、オヤジはノリノリで暴走、いきなり音声が途切れて「自主規制」のテロップが! まあ、この「自主規制」テロップは他の場面でも何度か出てきて、時代を感じさせるところでもあるのですが。さて、このドキュメンタリに収められた人々の声、これこそが当時の人々の性意識をそのまま反映しているのか、というと、やはり気をつけねばならぬ面はあるでしょう。カメラを向けられマイクを向けられた時点で、それらは「意識」され、何がしかの「演技」が開始されるのは避けられない。いわば、一種の不確定性原理でしょう(ある状態を「観測」しようとする時、「観測」という行為自体によって観測対象が摂動を受けてしまい、結局、元の状態そのものを観測することはできない。←こんな説明でいいのかな?)。しかし、一番ヒドイのはテレビ番組で垂れ流されるインタビュー、テキトーに街角で声を拾ってきて、その声自体アテにならないのに、さらにこれを番組の意図に沿うように切り貼りし、並べ替える。実にお手軽なテレビ番組製造方法だ。「街の声を聞いてみました」なんてコーナーが始まったら即刻チャンネルを変えたくなる。そんなテレビ番組よりは本作の方が、数百倍、聴き甲斐のあるインタビューと言えるでしょう。6点(2004-05-29 02:25:56)(良:1票)

43.  アポロンの地獄 ソポクレスの『オイディプス王』はとっくに読んでるし、さらに読む前から荒筋は知ってたし、ではこれを鬼才と名高いパゾリーニはどう料理してくれるのか、と思って観ると、「え、その程度なの?」と、どうも肩すかしなんですよね。映画という表現手法は、すでに手法そのものに膨大な情報量を有していて、作り手がかなりの部分までを受け手に提供してくれる限定的な手法、他の表現に比較すれば不確定要素が一番少ない手法、だと思ってました。だからこそ、私が「映画」と聞いて思い浮かべるのは、もっと徹底的に「作り込まれた」シロモノなんですが。その意味ではやはり物足りない。その物足りなさ故、パゾリーニが何故、表現形態を「映画」に求めたのか、本当に「映画」でなければならなかったのか、違和感が残ってしまうし、また何だか気になる監督でもあるのです。6点(2003-10-18 20:36:12)

44.  悪名無敵 《ネタバレ》 街で見かけた家出娘を案ずる朝吉と清次が、例によって例のごとくズブズブと首を突っ込んで、ついには売春組織へ戦いを挑む、というオハナシなのですが、奥が浅いのやら深いのやら、どうもつかみどころがないのです。何だか妙なオハナシ。朝吉が二人の女性を組織から逃がす一方で、清次は組織に捕まってしまい、リンチを受ける。ってか、普通なら清次は助からないところ。簀巻きに重しつけられて大阪湾に沈められるところでしょう。ところがその頃、朝吉親分は暢気に温泉につかってたりする。映画は清次の安否などそっちのけで進みますが、それもそのはず、清次は殺されるどころか、組織の一員にちゃっかり収まってたりする。だもんで、ついに朝吉と清次が再会を果たしても、「お互い、よくぞ生きていた」みたいな感動も一切無いんですね。これじゃ何のために清次のリンチシーンを描いたのやら、さっぱりわからない。売春組織に関わる女親分役の藤村志保、朝吉に微妙な感情を示す場面はあるものの、まったくデリカシーの無い朝吉は、大暴れに暴れて組織に制裁を加え、女親分にも制裁を加え、物語を単なる勧善懲悪へと変えてしまいます。これじゃ一体、何のために女親分を「ちょっと訳ありキャラ」に描いて見せたのやら。朝吉の驚くべき単細胞ぶりが、あらゆる物語の伏線を破壊しつくす、身もフタもない変テコな作品でした。うん、確かにコレ、“無敵”には違いない。[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-03-21 23:26:12)

45.  悪名市場 ニセ朝吉親分登場の巻。悪い兆候です。主人公のニセモノが出てくるようになったらもう、ネタ切れの可能性大。実際、「ニセモノ登場」のエピソード一発のみ、という感じで、後が続きません。勝新も何をどうしてよいのやら、とりあえずしきりと足を組んでみたりするのだけど、足が短くてツラそう(大きなお世話ってか)。朝吉親分、「オレが本物だ」と名乗って見せるのもカッコ悪いし、と言って名乗らないままでは盛り上がらない。で、結局やっぱり、盛り上がることなく、シマリの無い展開に終始してしまうのでした。ラストは無理矢理、大勢の敵との決闘(もうヤケクソみたいな展開です)、これをさらにダイナマイト炸裂させ派手に演出しようとしたのが裏目。気が付いたらいつのまにか決闘が終わっており、もうグダグダ。賑やかしに白木みのるや藤田まことを登場させても、別にありがたくもなく。本作、空振りとしか言いようがないですね。ましてや、ニセ朝吉とニセ清次がこの後、準レギュラー化(?)しちゃうなんて、悪名シリーズ、先が思いやられちゃう、の巻でした。[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-01-08 21:51:25)

46.  悪名十八番 今回のオハナシは、市会議員に立候補した朝吉親分のお兄さんと、対立候補との戦いを描きます。……って、なんちゅうスケールの小さいオハナシなんでしょうか。せめてせめて“市長”の聴き間違いではないか、と耳を疑ったのですが、“市会議員”、ですってさ。市議選だの、近所の相撲大会だの、そういうレベルで、命を狙ったり狙われたり。大変ですなあ。今回の朝吉親分、親分らしさを発揮することもなく、ただの相撲の強いチンピラオヤジみたいな感じですが、妙に、大食いという部分が強調して描かれており、勝新の見事な食べっぷり(だけ)が本作の見所でもあります。カレーライスをあまりにもおいしそうにガッついていたもんで、本作を観た昨日の晩御飯は我が家もカレーにしました、ハイ。[CS・衛星(邦画)] 4点(2013-06-16 08:45:21)

47.  アルファヴィル ベルリン映画祭金熊賞だそうですが・・・。ワケワカラン系の映画、気に入るか気に入らないかの境界がどこにあるか自分でもはっきりしないのですが、コレは楽しめませんでした。例えば一種のパロディと受け止められたらある程度楽しめたのかも知れませんが、演出の「キザさ」が鼻についた時点で、もーダメ、斜に構えたようなこの映画全体が「見え透いたウソ」としか感じ取れなくなりました。あと一歩、キタナイ部分にまで足を突っ込む大胆さというか、ヨゴレを厭わぬ凄みが、私は欲しいのです、ゴダールさんよ。4点(2004-01-10 00:24:34)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS