|
プロフィール |
コメント数 |
56 |
性別 |
男性 |
年齢 |
40歳 |
自己紹介 |
夏が一番好きです。 |
|
1. 愛についてのキンゼイ・レポート
実際のキンゼイのレポートがどんなものか知らないが、この映画を観ていて、どうも「動物としての」人間という面ばかり表現されていたと思った。人間は他の動物より崇高な生物であるなんて考えるバカではないが、犬が犬であるようにタマバチがタマバチであるように「人間という動物としての」人間という認識がなければならない。その一つに愛はあると思う。セックスと愛は科学的には切り離せるがそう簡単なものではない。何も話さない者がふっと背中に手を添えられただけで話し出すのが人間という動物。そうして新しい愛が生まれるというのが問題でなく、それまであった愛が失われるということが問題だ。「傷つけたりしてはいけない」と言っていたが、これはまさしくそれに類するのでは?これを映画にした理由がよくわからない。本でのほうが、いろいろなテーマも深く掘りさげれるし、説明も詳しくできるのでは、と思う。[DVD(字幕)] 5点(2006-11-19 11:36:46)
2. ある子供
《ネタバレ》 折々に見せる暇つぶしの仕草、その場しのぎの金の使い方、彼女が憤るのはわかりきっていたはずなのに、いざ反対にあったらすぐに赤ん坊を連れ戻しにいく行動など、まったく先のことに考えが及ばない、子供にしか見えないブリュノ。刑務所に入っただけで更生するなどという話はまずないだろうとは思うが、いつかそうなる可能性は確かにあるはずだ。彼が出頭したのは、回収人から逃れるためかなとも思ったが、考えたらそこまで頭が回る人間じゃない。彼には悪いが(笑)。責任というものの片鱗がそこには見え始めたんじゃないか。格差が与える教育への影響は甚大なものがあるそうだ。日本でも底辺校の生徒の家庭を調べてみると、進学校及び中堅の学校と比べて圧倒的に経済的格差がある。単に学力だけでなく、問題行動を起こすなど適応能力等も実際に劣っている。そうするとその子も子供ができたとき、自分の親と同じような職業に就くしかなく、悪い環境に追いやってしまう。そう、この状況は循環するのだ。これは決して外国の話ではなく、日本の話でもあることをしっかり心に留めないといけないと思った。あの赤ん坊がそうはならないことを願うばかり。頼むよ、ブリュノ。[DVD(字幕)] 7点(2006-11-18 06:10:13)(良:1票)
3. 阿弥陀堂だより
自分は田舎は好きで、さらに田舎の物語というのも好きなほうだが、この作品はどうも面白いとは思えなかった。あまりに自然を映しすぎだし、展開が淡々としすぎというか、テーマも、焦点があってないカメラのような、ぼやけた印象を受けた。エンディングロールを見ていたら案の定原作があったので、もう一度そっちのほうを読んでみたい。これは小説向きの作品だと思った。映画にするにはちと難あり(汗)でも、おうめさんの演技が素晴らしかった。あんな人がどうやって台本とか覚えるんだろう?とか逆に考えちゃうくらい素に見える演技だった。あの人にだけだったら、10点。[ビデオ(字幕)] 3点(2005-05-25 18:37:13)
0 | 1 | 1.79% |
|
1 | 2 | 3.57% |
|
2 | 8 | 14.29% |
|
3 | 3 | 5.36% |
|
4 | 3 | 5.36% |
|
5 | 4 | 7.14% |
|
6 | 2 | 3.57% |
|
7 | 5 | 8.93% |
|
8 | 8 | 14.29% |
|
9 | 7 | 12.50% |
|
10 | 13 | 23.21% |
|
|
|