みんなのシネマレビュー |
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1. “アイデンティティー” 《ネタバレ》 「ジョン・キューザック×レイ・リオッタのサスペンスですか、下まつげ男の共演ですね」などとふざけた感覚で全く予備知識なく鑑賞したので、凄く面白かったし見事にだまされました。未見の方は是非とも予備知識無しで観て欲しいので、この先のネタばれは読まないように……。 謎だらけの10人の中で次から次へと疑問だらけの残殺が起きるので、再審理の場面とどう関わって行くのか謎解きしてる暇もありませんでした。多重人格発覚後、人格「エド」は、自分の存在の不確かさに気付いているにもかかわらず、人格「バリス」の儚い夢を大切にしてあげるあたり、ちょっと泣かせます。よくある多重人格オチの、善の面をもった「A」と悪の面をもった「B」みたいな単純さじゃないし、「エド」「バリス」「ラリー」「ジニー」あたりには感情移入出来るほどの人間味があります。最後のどんでん返しは、エェェー!とアチャー!が入り交じった感覚でしたけど(笑)。 実際の多重人格治療で、人格の殺し合いなんかさせたら別のトラウマ抱えそうで恐ろしいですけど、人格統合って分裂した人格を消滅させるわけだから、患者の頭の中では「エド」や「バリス」のような悲しい死を受け止めなきゃいけないんでしょうねぇ。治療とはいえ残酷な気もします。[DVD(字幕)] 8点(2005-05-27 16:57:40)(良:1票) 《改行有》 2. 愛という名の疑惑 恐らく深夜のTV放映でなければ観る事のない映画なのですが…。皆さんがおっしゃる通りヒッチコックを(かなり)意識した演出が目立ちます。っていうか、それしか印象に残らない。豪華キャストなのに。5点(2003-11-06 09:16:48) 3. 悪魔のような女(1996) 途中、あれこれと謎が深まって行く割には、ハラハラしない。きっと最終的にゾっとするようなドンデン返しがあるに違い無いと思ったら、あったりまえに終わっちゃった感じ。意味ありげに登場するキャシー・ベイツも何だかよく解らないし、も~、凄い消化不良!!!4点(2003-11-02 15:27:09)(良:1票) 4. アナトミー 標本とか物凄く力入ってるのに全体は詰めがあまい…。凄い技術を感じるのに、そのベクトルの方向がチト間違ってると言うか…。医療を題材にしている辺りも含め、実にドイツらしい映画。5点(2003-09-09 22:30:06) 5. アダムス・ファミリー(1991) 意外と面白いんですよ。もー、バリバリ色モンですけどね。ラウル・ジュリアはじめ、キャストにほんのり気品があって、ベタベタになり過ぎないところがイイのかしら。6点(2003-09-02 05:15:22) 6. 穴(2001) 私も予告編に騙されたクチ。予告編はホントにミステリアスで「エ?何、何?大変!これ観なきゃ!」って感じだったのに。ブーブー!レンタル代返せ~!ゾーラ・バーチはこれから期待できそうな女優さんです。3点(2003-07-28 18:23:13) 7. 愛と青春の旅だち この映画のリチャード・ギア、素敵です。高校の授業で見せてもらった時、ラブシーンを早送り(!?)されたのが、今となっては楽しい思い出。7点(2003-07-28 17:58:42)
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