みんなのシネマレビュー |
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1. アイ・スパイ 《ネタバレ》 エディ・マーフィを見て笑えたのはもう過去のこと。オーエン・ウィルソンは魅力に欠けるし誰と組んでも足を引っ張っているように感じます。雑な作りといい加減な展開で作品としても評価が低くなるのは仕方のないことですね。つまらないギャグよりユーモアが欲しい。人を笑わせるには綿密な計算と技術が必要。[地上波(吹替)] 4点(2008-10-05 17:03:48) 2. アメリカの影 《ネタバレ》 即興演出とやらのせいでしょうか、素人器用にしては台詞や演技が自然なのはいいのですが、話の繋がりや人物関係がなかなか頭に入ってきませんでした。アメリカの影=人種問題とは結構ベタなテーマを取り上げているけど「みんなで考えてみましょう」的な提起も感じられません。内容よりも実験映画としての方法論で評価された映画なのだと思います。[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-08-17 08:49:08)(良:1票) 3. 雨あがる 《ネタバレ》 この映画を「黒澤明に捧ぐ」と出たので期待して観たのですが、やっぱり6点ぐらいの出来でしょう。黒澤監督ならそんなカメラの動かし方は絶対しないだろうと素人でも思うのに気がつかないのだろうか。自然なセリフにこだわりベテランの役者にさえ何度も叱咤を繰り返していた黒澤監督がこれを見たら安眠できない事でしょう。寺尾聡は自分の役柄をよく理解してただひとりいい演技をしていたと思う。役人に面と向かって木偶の坊発言はないと思うが宮崎淑子は何とか及第点。三船史郎と吉岡秀隆はもう一度演技の勉強をやり直しましょう。もうひと山あるのかなと思ったら意外に短い映画でしたね。[CS・衛星(邦画)] 6点(2008-08-16 18:25:32) 4. 赤ひげ 人間とはこれほどまでに素晴らしい存在だったのか。[CS・衛星(字幕)] 10点(2006-02-12 11:16:04) 5. ア・フュー・グッドメン 徐々に声を荒げ昂揚して行く演技もジャック・ニコルソンにしては迫力が足りず、彼が持っている力量をすべて出し切ったとまでは感じられない。不覚にも墓穴を掘ってしてしまうとは何ともお粗末な結末で今までの公判で争ってきた駆け引きの経緯を全く無意味なものにしてしまっている。自らキャフィ中尉の前に現れておきながら自殺したマーキンソン中佐の行動が意味不明。豊満な胸のデミ・ムーアに知的な役は向いていないし、ただ男ばかりの映画では花がないからこの役を女性にしただけとしか思えない。トム・クルーズとのベッドシーンが無かったのがせめてもの救い。批判ばかりしたけれど不名誉除隊の判決に何の不服も漏らさず「弱いものを助けるべきだった」と一言だけ言って敬礼するラストシーンには不思議とさわやかな感動を感じた。6点(2004-04-24 11:34:46) 6. I am Sam アイ・アム・サム 7歳程度の知能しかないけれど、その他では優しさや熱意や道徳心や協調性など大切なものを健常者以上にたくさん持っているから、サムの場合この先も子育てには何の心配も要らないでしょう。この映画は、子供を育てるのに知能(学歴)は必要ないということが言いたかったのかな。なんとかハッピーエンドで終わったようだが、世の中にはこういったケースで引き裂かれた親子がたくさんいるのだとしたらとても悲しい事です。どちらかと言えば不幸な別れを見せて問題提起されるともっと心に響いたかも知れない。ショーン・ペンの熱演が素晴らしい。8点(2004-03-14 21:56:00) 7. アニー・ホール 昔観た時は面白いと思った記憶があるのだが、今観返してみたらさっぱり。他にない仕掛けはアイディアいっぱいで興味深いが、男女のダラダラとしたアレン流恋愛論を見せる事に終始していて、とても退屈だった。4点(2004-03-06 12:51:54)
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