みんなのシネマレビュー |
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1. アイズ ワイド シャット 《ネタバレ》 今ここにあることに感謝して、できることをしよう…完璧主義者のキューブリックのこんなに生を肯定する遺言が素晴らしすぎます。美しい映像や音楽、これ以上ないセレブカップルという素晴らしい素晴らしいおまけつきで、…しかもワーナーに対する告発映画でもあったとは…。一生繰り返し観たい映画です。10点(2003-08-23 08:02:19) 2. アンジップト 98年引退したファッション・デザイナー、アイザック・ミズラヒをゲイの恋人が撮ったドキュメンタリー。ひたすらゴージャスorえげつなく薄汚いように描かれることの多い業界だと思うが、ものをつくる楽しみと大変さ、評価には無頓着でいられない人間らしさがとても愛らしく、観た後清々しい。当時最高に盛り上がっていたスーパーモデルブームの主役達もプロ意識があったりなかったりと人によってまちまちだったり、インテリアも音楽もスタイリッシュな映像も素敵だし、色とりどりのファッションもとってもとっても楽しい♪けど、シャネルのドキュメンタリーでもないし、きっと忘れられて行く作品なんだろうな…。ファッションが大好きな人、なにかをつくる仕事をしてる人、志す人にはすごくいい刺激になりますので、ぜひ観てください!10点(2003-08-22 19:36:21) 3. アカルイミライ おじいちゃまになった藤竜也サマはちょっとショックだけど、やっぱりチャーミング。ファッションがなにげに凝ってるけど、それだけのことで、映画の魅力アップってわけではないようーに思った。話は今いち薄っぺらい。貧乏とか無目的とか殺人とかが監督にとってそれほどリアルなものじゃないから説得力がないんじゃないかな。邪推だけど。6点(2003-08-22 19:03:11) 4. 愛の亡霊 「コリーダ」が気に入って期待してみたらなんか…。これみよがしに日本の風景美をアピールしたりして、監督がカンヌ取れなかったリベンジとしてこの作品を作ったのではなかろーかと邪推してしまいます。藤竜也が吉行和子より26も年下という設定、ということは20才前後のという設定なのだろうがあまりにも無理がある。なんで40くらいの独り者、という設定じゃなかったのか素朴な疑問。いい芝居してくれてるだけに…。私はあんまり怖くなかったけど、景色の美しさと吉行和子の品のない笑い声は印象に残りました。そういえばもひとつ疑問があるんだった。なんで台詞、あんなに訛ってるんだっペ?7点(2003-08-22 18:55:12) 5. I am Sam アイ・アム・サム 問題提起としては価値ある作品だと思う。が、知的障害者をバカにしてるような描写には腹が立った!仕事がら知能検査や障害者に接することがあるけど、7才程度ならもっと深みや学習能力があるように思う。子役は可愛い。4点(2003-08-22 18:45:36) 6. 愛のコリーダ すごかった!!!これほどの衝撃作は後にも先にも出ないでしょう。DVDを止めようと何度も思いました。十二分に心の準備をして観て、それでも目をそらしてしまいました。けど、映画好きならこれを観ないで死んだら損だ。少なくとも「映画通」を自認する前に必見!観終わったばかり、凄いとしか出て来ません。10点(2003-08-08 22:51:12)
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