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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. アメリカン・ヒストリーX ストーリーも映像も音楽も甘く感傷的過ぎる。やたらに使われるスローモーションも意味不明。これじゃミュージックビデオじゃんか。点数は全てエドワード・ノートンの胸とお尻に捧げます。一度はあんな肉体に出会ってみたいもんだわぁ~(ウットリ・・)。[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-09-27 23:29:31) 2. 青いパパイヤの香り 瑞々しい映像は確かに美しい。音楽も良いし、スタイリッシュな映画です。けど、やっぱ退屈なのよね、お話が。ただ、別宅持ってた男にその土地のじーさんが言った言葉「魂に近い所にいると人はリラックスできるのだ」ってのはナルホドと心に残りました。私の人生が常に居心地悪いのは魂とはかけ離れた生活をしているからなのだ。そーさ、知ってるよ。4点(2004-10-06 11:53:46) 3. 愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像 20世紀で最も重要な画家の一人と言われるフランシス・ベイコン(英)とその愛人でありモデルでもある男性、ジョージ・ダイアーとの関係を中心に彼の作品の背景を描いた映画。ストーリーは尊大で冷酷で欲望のままに行動する芸術家とその芸術家に翻弄され、絶望し、薬やアルコールに溺れて行く男の話しで「あまりにもそのまま過ぎる」と私の友人には不評だった。しかし私はこの映画とても好き。なんと言っても映像が美しくて、見ていて気持ちがいい。映画の中に彼の絵画は全く出てこない(ベイコン財団が認めなかったらしい)が、その代わり水に揺らめき歪むダイアーの顔や繰り返し見るダイアーの悪夢など、ベイコンの絵画のイメージが随所に映像で表現されている。うっとりする程美しいラストの赤い壁とトイレのシーンは「3連画5-6月」(73年)の引用。監督はデレク・ジャーマンのもとで編集に携わっていたジョン・メイバリーで彼はMTV出身なのでこの手の作品にしてはテンポも良い。それにしても、愛する人に対して自分は何も与えるものが無いと感じた時のあの恐怖。疎外感。ダイアーを見ていると辛くなってくる。8点(2004-01-23 11:38:34) 4. アメリカン・ビューティー 中途半端じゃないスかね。使い古されたアメリカンホームドラマをちょいと頭良く見えるように手直しした感じ。「ガープの世界(原作の方)」みたいな感じはどぉよ?あそこまでやっちゃうと評論家ウケするかもしれないけど一般ウケしないからさ。まぁギリギリの線で。そんな企画制作会議が聞こえてきそうな気がした。 でも「映画はたくさんの人が楽しめなくちゃいかん」と言う観点から言えば大人の決断かも。6点(2003-12-18 13:42:56)(良:1票) 5. アンダーグラウンド(1995) 凄く力強い映画ですよね。大きな悲しみや痛烈な風刺を素晴らしい映像と笑いと音楽で表現していて、映画の醍醐味を感じます。監督のエミール・クストリッツァは本作が大問題になってしまい引退を宣言したと記憶していますが、その後「黒猫・白猫」を撮ってたから引退は撤回したんでしょうね。まだまだ良い作品を見せてくれることを期待してます。9点(2003-12-02 16:10:18) 6. I love ペッカー 変な映画ばかり撮ってる監督って、揺り返しでこう言うマジメな作品を撮りたくなるのかな?全然面白くなかったス。映画館のロビーには林家ペー・パーの撮った写真とか展示してあって「勘弁してよ」って感じでしたね。5点(2003-12-02 15:22:34) 7. IP5/愛を探す旅人たち 《ネタバレ》 イヴ・モンタンの遺作。ラストシーンを演じた時、彼にはそのことが分かっていたのだろうか。優しく、悲しく、美しい映画。7点(2003-12-02 15:14:58) 8. アンジェラの灰 貧しい生活の中でも家族を愛し自然体で生きていく様が描かれ、子供の目で見たアイルランドと言う国の人々の生活や考え方がユーモラスでもあり、そして16才のフランキーが心の中にずっと蓄積させていた様々な悲しみや想いを告白するシーンではこちらも号泣してしまう。原作はそんな大傑作なのだが、映画の方は悲惨さばかりが強調された退屈な作品になってしまってガッカリ。キャスティングも脚本も失敗という気がした。3点(2002-06-27 15:03:34)
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