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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 524
性別 女性
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/22089/
年齢 52歳
自己紹介 点数表記にむちゃくちゃムラが・・・。

9点以上 特別
7~8点 面白かった(人に基本的におススメできる)
5~7点 面白かった(人様におススメするのはちょっと・・・)
3~5点 そこそこ(なんとか)面白かった(でも難あり)
1~3点 むぅ・・・
↑上記例外あり(見直すのも面倒なのでこのまま)

3点とか5点、7点が重なっているのはご愛嬌。
細かな点数の上下は、そのときの気分ってことで。
こう見ると、なにげに3段階で点数つけてるよーな気が。

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評価順12
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1.  アサシン(1993) どーしよーもなかった不良少女がレディになっていく過程が楽しかった。礼儀作法をしっかりと身につけて、身だしなみに気を使うと美人になれるのかと勘違いをしてしまう。彼役のダーモット・マローニーがただののんき者に見えたのが残念っちゃぁ残念だけれど、まぁ、のんき者だからこその味もあるわけで。彼のお陰で、ブリジッド・フォンダがより真摯に見えたのも良かったかも。[DVD(字幕)] 6点(2005-07-24 21:12:40)

2.  アイランド(2005) どこから観ても、とってもマイケル・ベイな映画。マイケル・ベイ印がいっぱいです。切符を買う時、ブースのお姉ちゃんが「長い映画なので駐車券4時間分発行しますね♪」を言った。そこから嫌な予感が……。上映時間が長いのは、しつこくて大げさな割に何の印象にも残らないアクションが続くため。また、主役のユアンも自らが“選ばれし者”になっちゃってしまっています。これはストーリー上、そうなっているんでしょうが、ユアンのキャラクターに“選ばれし(運命)の者”は合わない。SWシリーズでもそうだったが、「運が良くて、たまたまラッキー」とか、そんな役が似合っているんだよねーー。ていうか、そんなユアンが好きなんです。男女の役柄が逆だったら、むっちゃツボだったよーに思います。[映画館(字幕)] 5点(2005-07-24 13:09:30)(良:2票)

3.  赤い風車 傷つくのがイヤで、好きな女性に対して威張ってみせたり、卑屈になったり…。アルコールに依存して、自分の肉体と精神をいじめ続けるロートレックに対して「できれば前向きに生きて欲しい」と、彼の母親のように願うことしかできない。私には、とうてい彼のような極端な生を理解することはできない。映画の前で、というより、ある人生の前には誰もが無力だ。ロートレックは人からの視線と言葉に傷つき、自分をいじめることで、彼のために心を痛める人をいじめ、周りの人からの陵辱をアルコールで緩和してきた。ロートレックの描くムーラン・ルージュのイラストは、踊り子たちがとても健気にみえる。というのも踊り子を囲む紳士たちが冷たく感じられるからだ。絵に何の知識もない私が感じることなのでまったくトンチンカンなことを言っているだけかもしれないけれど、踊り子の健気さにちょっと感じるところがあり、若い頃、このムーラン・ルージュのポストカードを部屋に飾っていたことがある。このお話は、映画なので一部を描いているだけでまったくの事実ではないけれど、あのポストカードにはこんなストーリーがあったのかと思うと、感慨深いものがあった。かなりつらいお話なので、お勧めはできないけれど、私は興味深く見ることができた。7点(2005-02-13 23:19:38)(良:1票)

4.  愛情物語(1956) 《ネタバレ》 こりゃあなた、ナミダなしでは観られませんぜ。「人は死んだらお星様になるの」(こんなセリフはなかったけれど)というのを地でいっている。このとても上品で、希望に満ちて、そして控えめな孤独がある映画は、邦題通りの「愛情」であふれている物語。主人公のエディが、生きていくうえで感じた希望や絶望を助け、癒し、そして許してもらう。うーん、愛情って許しでもあるんだよなぁと、心に沁みました。そして、幸せになろうと努力し、幸せであろうとして人々に接すると、運命はどうあれ「生きててよかった」「出会えてよかった」という人生が送れるような気がします。2人で観たニューヨークの美しい風景を今度は新しい3人で観ることができたんだろうな、と場面にない場面を想像する。後妻(っつーのも変だけれど名前を覚えていないの)の彼女は、どんな気持ちなんだろうと考えると、また涙が出る。そもそも「ノクターン」って切ない音楽だと思っていたけれど、弾き方によって楽しかったり、落ちついていたり、そしてやっぱり切なかったりするんですね。新しい発見でした。8点(2004-12-11 16:11:31)(良:2票)

5.  アメリカ交響楽 ♪ぷわぁぁぁぁぁぁぁん、ぷわぁん、ぷわぁん(中略)ぷぁん、ぷぁん、ぷわわぁぁん、ぷわわわぁぁぁん♪(『ラプソディ・イン・ブルー』より)ガーシュウィンの伝記です。恩師から“アメリカの声”になれ!ってさんざん言われ続けたガーシュウィン。ショー音楽で成功する彼をもったいなく思っていた恩師が、とても印象的でした。ショーにかまけてクラシックをやらないガーシュウィンを“アメリカの声”としてやるべきことはあるはずだ、と声をかける。かといって、今のガーシュウィンをまったく認めていないわけではなく、ただ残念に思っているだけで、成功は成功で喜んでいるところがいい。ちなみに、オスカー・レヴァント本人役ででています。7点(2004-11-13 22:46:04)

6.  逢う時はいつも他人 この『逢う時はいつも他人』! カーク・ダグラス!! キム・ノヴァク!!!というタイトルとクレジットだけで、観る前からいろんな想像をしていたためか、実際にみはじめたときにはすでに(私の中で)物語が終わっていた(トホホ)。どうってことないダブル不倫の話なんですが、両者ともどもお互いに何処に惹かれたのかわからないのですよ。まぁ、カーク・ダグラスとキム・ノヴァクが出てきただけで恋に落ちる理由になるといえばなります。二人が逢瀬を重ねるのは決まって海辺。そして建築家であるカーク・ダグラスの依頼主は山の中に家を作ります。依頼主の小説家は本が売れて成功しているんだけれど、生涯の伴侶には巡り会えていない。山に家を建てたということで、きっと、落ちつける“家”というものを見つけたいということになっているんでしょう……というのは深読みのしすぎかな。とにもかくにも、見つかるか、見つからないかとかあんまりドキドキすることもなく(一応、本人たちは焦ったり、ばれたりでそこそこいろんなことはあるのですが)、淡々と流れるBGMのような映画でした。ただ、カーク・ダグラスのアゴの窪みネタがとりあげられているので、そこんところがポイントにはなっています。5点(2004-11-13 20:56:03)

7.  暗黒街の顔役(1932) 《ネタバレ》 X[エックス]が×[バツ]に見えて、×=[消すぞ]という予告殺人的なところにドキドキ感が煽られます。秘書とうまく発音できないおじさんが、ずっと最後まで彼につきそっているあたり、(いかにもトニーがチンピラから成り上がったって雰囲気があって)ちょっと和むのですが、結局は破滅の道に突き進んでいくわけで……。作り手側が「デタラメな社会に提言する」って思想が入っている割には、重苦しくなく面白く見せてくれた映画ではあります。でもトニーがすんごくマヌケで執着心が強く、短気な性格という描かれ方をしているのが、なんとも哀れで。秘書のおじさんも哀れ。妹もやっぱりおバカで哀れ。できれば主役は死ぬにしても格好良く。自らが作らせたバカげた要塞にこもって……だなんて、あまりにも哀れすぎて、映画を楽しむどころではないのがマイナスでした。6点(2004-11-13 20:39:20)(良:1票)

8.  貴方なしでは 出張先のボストンで、ビビビ婚。公園で出会って、目に入ったゴミをとったのが縁で結婚したジェームズ・スチュワートとキャロル・ロンバードは、すぐそばにいるのにわざわざ手紙を書いて、でっかいハートマークと一緒にやりとりをするバカップルなんです。はじめは、このバカっぽさにやられまして、二人が見つめあうのを見るにつけ、どんなバカっぽい色恋ドタバタ話が展開するんだろう……と楽しみにしていたのですが……。どうも話が妙な方向に流れる……。あれれ? どーーーしてこんなに不幸になってんの???キミたち、とっても幸せなんじゃなかったの??? と、?が飛び交う展開でした。期待が大きかっただけに、残念な一本。一粒種の坊やが生死をさまよっているとき、J・スチュワートが、なんとかして息子を助けようとなりふりかまわず行動しているところ、それに周りの人がなんとか応えて協力してくれるところなんて、いいなぁと思います。でも、そもそも「妻(坊やの母親)に子どもの命が危ないことを言わないで欲しい」と医者にお願いをするなんて、独りよがりもいい加減にしてほしいなぁ~と感じてしまうのでした。1930年代当時は、男性というのは独りでいろんなことをやり通したのかもしれませんが、今となっては女性にも真実を伝えておくれ、守ってあげたいというのは嬉しいけれど、それでも心の準備とともに、母親だって自分ができることを夫と共にやっていきたいもの。そういったところで、けっこうイライラしてしまったのが残念でした。4点(2004-08-27 22:29:07)

9.  悪魔のくちづけ(1997) ユアンがちゃんと、禁断の恋をしてくれます。チャーミングなユアンだからこそ、そういう役を安心してまかせられるのです。映画のストーリーはどうでもいいような内容です。えーーっ、ざっと申しあげます。ユアンはとある有名な庭園デザイナー。イギリスの田舎町に住むお金持ちが自分ちの庭をすんばらしいものにしたくてユアンを呼び寄せるところからはじまります。たかが庭づくりというなかれ。イギリス人にとって庭はステイタス・シンボル。ほら、日本人だって豊臣秀吉とか聚楽台を作ったりしています。まぁ、そういう大がかりな庭だと思えばいいかも。そこでユアンがそのお金持ちの奥さんだったかお嬢さんだったか(確か奥さんだった)をモノにするわけです。で、いろんなことがあるわけですが、全体的に眠い、だるい、どうでもいい展開。ユアン好きじゃなければ、かなりどうでもいい作品だと思います。一応、サスペンスってことになっておりますが、どこがどうサスペンスなのやら……。オススメはしません。くどいようですが、ユアンをみる!それだけのために見ました。そこんところよろしくお願いします。3点(2004-08-19 22:59:13)

10.  赤ちゃん教育 キャサリン・ヘプバーンの自己中な思考回路に脱帽。彼女に振り回されてたじたじなケイリー・グラントがなんとも不憫だけれど、自分からトラブルを招いている部分もあるので、きっと「いやだ、いやだ」といいながらトラブル好きな人間なんでしょう。とにかくこの映画、キャサリン・ヘプバーンが凄い。メガネをとったケイリー・グラントに見とれて、彼がいってしまわないようにあの手この手で引き留めようとする姿は、いじらしい……とも言えなくはないけれど、それにしてもやることなすこと迷惑なことばかりなので、アレをやられて彼女に好感を持てるとは到底思えません。最終的に女一人、縄一本で豹を捕まえるキャサリン・ヘプバーンを堪能してください(汗)。《教訓》君子危うきに近寄らず!6点(2004-06-27 20:16:02)(良:1票)

11.  足ながおじさん 不自然に広い「ジャンヌ・ダルク孤児院」の食堂兼教室。アステアがいつ踊る、いつ踊る~とワクワクしていたので、ちょっと肩すかしをくらってしまいました。いやぁ~ダメですね。画面の中にちょっとでもスペースを見つけてしまうと、ダンスを心待ちにしてしまい、期待感が高まってしまいます。だから、逆になんにもないとちょっと拍子抜けしてしまうのです。アステアのダンスシーンはそこそこあったのですが、もっともっとアステアのダンスを見たかったというのが正直な感想。『リリー』の頃からちょっと太ったかなって感じのレスリー・キャロンもかわいいんだけれど、お目当てがアステアなので……ゴメンちゃい。そうそう、アステアは下心いっぱいでいいのです。周りのことをほとんど考えず、自己チューで、自分勝手にふるまうアステア。そんな彼が私は好き。それから忘れてはいけないのが、執事の秘書?セルマ・リッター。レスリー・キャロンの手紙を読んで涙する、いざとなったらレスリー・キャロンのためにアステアに直訴?する、そんな彼女がとてもかわいらしくて好きです。そう、今後私のことはセルマ・リッター好きと呼んでください。彼女が出てくると、コミカルかつ人情味あふれる映画になりますね。ケチをつけるなら、レスリー・キャロンのソロ場面。ちょいと幻想的になりすぎて、ちょろっと退屈でした……でも、彼女が空想好きの女の子ってのはすごいハマルので許してあげよう。ウンウン。6点(2004-06-19 19:11:23)

12.  愛と追憶の日々 《ネタバレ》 漠然と「50歳になったらオープンカーに乗るぞ」と思っていたのですが、この映画を観て妙に現実的な夢となりました。ふふふ、スカーフまいてオープンカーでブイブイいわそう。まぁ、さすがに砂浜を足でハンドル操作なんて無謀な真似はしませんが(笑)。だって砂浜走ったら、車が塩で傷むじゃない!自家用車でそんなことはできないわ……なんて言いながら、ちゃんと砂浜だけれど車を走らせることのできる場所があるのです。能登半島に。ただそこは……観光バスなんかがうにょうにょいるので雰囲気がダメ。じゃあどこで走らせるか。ヘヘヘ、他にも候補はあります。そう、それは北海道。そこは砂浜だけれど車が走っている。そう、昆布とりのための軽トラがタマに走っているのです。そこだと雰囲気出るかなぁ。ただ問題としては、その砂浜の正確な位置を忘れていること。どなたかご存知なら教えてください(ペコリ)。さて、どうでもいい話に終始してしまいましたが、この映画は基本的に母と娘の確執と愛情の物語です。私は娘の立場で、母親に反抗する気持ち、それでも大好きな気持ち、なんとなくわかります。そうして、娘を見送ったときのシャーリー・マクレーンの言葉。きっと看病をしたことある人なら誰もが感じることなんでしょう。私はまだ本格的に人の看病をしたことはありませんが、そういうところが胸にずしんときました。7点(2004-06-13 02:43:41)

13.  歩け走るな! まずは『シャレード』を観た後に観ることをオススメします(笑)。なぜって、私の一番好きなシーンが『シャレード』ネタだからです。そう、ケイリー・グラントがコーヒーを入れるシーン、あの場面は、『アパートの鍵貸します』のジャック・レモンのテニスラケットでパスタの湯切りをするシーンに匹敵します。なんていうのでしょうか、同じネタをしつこく繰り返す、このリピートにやられてしまう心境っておわかりになるでしょうか? アパートの階段にひつこくいる子どもやミルクをとるときに締め出しをくらう場面……最低2回は繰り返してくれるおとぼけお笑いシーンに、観ているこっちがニヤニヤしてしまいます。単純でくだらない映画が好き!って人はぜひとも『シャレード』を観た後にご覧ください。単純でくだらない映画ってことは保証します。そうそう、申し遅れましたが、この映画の舞台は東京オリンピックに沸く日本。作りモノっぽい日本を堪能できるという楽しみもあります。ベタベタなお約束展開映画をお楽しみくださいませ~(笑)。7点(2004-06-13 01:00:53)(良:1票)

14.  赤い河 《ネタバレ》 かっこいいジョン・ウェインが、年をとってただの頑固オヤジっぽくなってしまっているのが残念でした。せっかくついてきてくれた人たちの気持ちをわからず、人が離れていき、挙げ句の果てには追放されてしまう……。なんだか悲しくなってきます。義理の息子のモンゴメリー・クリフトがまともなだけに、ジョン・ウェインが不憫で不憫で……。まっ、ラストで仲直りできたから良かったのですが、それまでのやりとりで不満爆発。やるせなさばかりが残り、寂しかったなぁ。そうそう、オープニング部分だってさ、ジョン・ウェインが恋人を置いていくと、彼女がいる隊列がインディアンに襲われてしまう。なんかなぁ、寂しいんだよねぇ。でもまぁ、『リオ・ブラボー』にも出ていた、呑気なおっさんがいい味を出していたので(入れ歯の質種とか)、その部分でほっと楽しめた作品ではあります。そうそう、皆さんが大絶賛なさっている牛の暴走ですが、ウチのテレビが19型だからか、それほど迫力を感じませんでした。どっちかといえば、牛に踏みつぶされた人が可哀想で……。でも、その踏みつぶされた人の遺志をついで、彼女へプレゼントをする赤い靴を送るジョン・ウェインはやっぱりかっこいい。このときまではとってもしびれていたのよぉ〜(涙)。ぜひ、劇場で観たい作品の一つですね。もし大画面で観たら、私も絶賛しているかもしれないです(えへへ)。7点(2004-04-18 16:17:25)

15.  青空に踊る 《ネタバレ》 アステア自身が振り付けをした映画だそうですね。自身がやったからかどうかはわからないけれど、タップのシーンが超楽しいです。まっ、アステアのタップはホントにいつも溜息なんですがね(笑)。今回のアステアは軍人さんの役。第二次大戦中の話で、10日間の休みの後日本へ送られる空軍人なんですが、さすがはアステア!それに伴う悲壮感なんてみじんも感じさせない。休暇中に女性と出逢って恋をするのです。なんせ休みが10日間しかないもんだから、アプローチも電光石火! 彼女をウチに送ったその夜、彼女の隣りの部屋を借りてしまうという素早さなんです。超ネクタイをしたアステアがフライパン片手に卵焼きを作るシーンが、なかなかコミカルです。ただ、軍人さんという設定からか、アステアが恋した女性を他の人とくっつけようとするエピソードもあります。まっ、アステアに恋のキューピッドなんてできるはずもないので、ちゃっかり彼女と恋人になっちゃうわけですね(笑)。こういうノリは大好きです♪ ただ……ラストが……やっぱり戦争に行っちゃうんですよぉ。でもね、アステアだったらピンピンして戻って、「やぁ、会いたかったよ」なんて歌を唄っているような気がするので、これもアリかなぁって軽い気持ちで観られます(笑)。7点(2004-02-20 03:06:58)

16.  アモス&アンドリュー 《ネタバレ》 金持ち白人たちの別荘地に紛れ込んだ黒人の著名人アンドリュー(サミュエル・L・ジャクソン)と事件もみ消しのために連れてこられた服役囚アモス(ニコラス・ケイジ)のトホホな話です。はじめは何が何だかわからなかった二人が、次第にコトの真相を暴き、白人たちに復讐?するって話になぜか変わっちゃったりして、何ともあやしいコメディとなっています。警察によって、人質強盗犯に仕立てられたアモスは、大暴れの後に逃げ出してアメリカからカナダを目指す……が、方向音痴のため、カナダに行くのに南下している映像がさりげなく映されているラスト。何の説明もない、ただ看板とは逆に車を走らせるアモスが……(笑)。後半なんて、家に篭城するわ、家を燃やすわ、警察犬に追いかけられるわの、ハチャメチャ展開ですが、笑えると思えば笑えます。あんまり深く考えず、白人エリートたちの思い込みへの仕返しものとして見るといいかもしれませんねぇ。思想的なことは考えないほうがいいです。まぁ、ニコラス・ケイジのマヌケっぽい顔とサミュエル・L・ジャクソンのエリート崩れのバカっぽさを満喫してくださいまし。 ちなみに私はニコラス・ケイジのマヌケ顔がかなり好きです♪6点(2004-02-17 12:37:08)

17.  あの頃ペニー・レインと ツアーバスの中、みんなで合唱した「Tiny Dancer」のシーンは、楽しげなんだけれど、どこか儚げで……。すごく印象に残るシーンですね。監督自身の思い出を回想しているだけあって、美しい感じがしますね。ペニー・レインって、不思議と透明感のある女性です。現実味がないっていうのかな。手を伸ばしたらスルリと抜けてしまいそうな軽やかさがあって、つかみどころがない。あんな女性って、ちょっと憧れてしまいます。 あんなお姉さんを身近に感じた少年は、もう……たまったもんじゃないでしょうね。ドキドキしっぱなしでしょう(笑)。 現在、青春真っ直中という人より、青春時代を懐かしく思っている人向きの映画かもしれませんねぇ〜。7点(2004-02-12 14:22:43)(良:1票)

18.  アメリカン・ビューティー アメリカの一般的な団地が舞台。なのに妙な人たちばかりが住んでいて、ちょっといかれ気味の人が、普通の人なのかという錯覚を覚えました。えーーーっ、アレって普通なのぉーーー!? ホントにぃーーー??? なんかヤだなぁ〜。家族三人の食事の場面が……寒々としていましたね。あんなんなら一人で食べるほうがマシだだよぉ(涙)。食卓は明るく、楽しく! それが私のモットーですよ。また、レスター(ケビン・スペイシー)が娘の友達?アンジェラの気を惹くため体を鍛えるシーンがありましたよね。あの妄想があまりにもバカげていて逆に印象に残っております。でも、ケビン・スペイシーはすごくイヤラシイ役柄なのに違和感がなかったのが不思議……。何でだろ? 地?なわけないか(汗)。3点(2004-02-12 14:12:32)

19.  アマデウス サリエリとモーツアルトは表裏一体です。神の音楽を理解する者と、作り上げる者として、そのどちらかが欠けても珠玉の音楽はこの世に誕生し、生き続けることはできなかったのではないでしょうか。そんな天才たちのおかげで、一般人の私も芸術に触れることができるんだなぁ〜と、シミジミしてしまいました。モーツアルトはすばらしい。人間の精神に何かの影響を与えてくれる旋律。マイナスイオンじゃないけれど、癒し効果抜群だと思います。ある意味、神が人間にプレゼントしてくれた良薬なのかも。って言いながら、神の存在なんて私にはよくわかりませんが……。とにもかくにも、モーツアルトは天才でしょう。あんな少年期から作曲を行えるというのは、先天性の才能としかいいようがないですよね。対するサリエリは努力の人って感じがします。いえ、モーツアルトが努力してないわけではないのですよ。彼だって、相当の努力をしているだろうし、道化(っぽく描かれている)顔のウラには、自分自身がバランスをとるためにいろんな葛藤があると想うのです。でもきっと、サリエリの方が既存の音楽を研究し、発展させていくという地道な仕事をしていたと思うんです。そういったコツコツと積み上げていく力と、音楽を理解する耳を持っていたという点で、サリエリもまた凡人ではなかったと思います。無学な私はサリエリという人物が実際に存在したのかどうかはわかりません。実存したとしてもサリエリ作曲の音楽として、そのメロディを耳にすることはありません。でも、サリエリのような人がどの世界にも、どの世にもいたんだってことを認識することができる。こういうのってすばらしいじゃありませんか。ただ私はサリエリのような力はいりません。モーツアルトのような天才になりたいとも思いません。しんどそうだし(笑)。素晴らしい作品に嫉妬することなく、凡人として映画なり音楽なり本なり美術品なりを楽しんでいきたいと思います。う〜ん、ついつい、熱くなってしまいましたね(恥)。えっと、この映画で一番印象に残ったのは……なんといっても、モーツアルトの笑い声でした(笑)。7点(2004-02-12 13:26:53)(良:2票)

20.  アバウト・ア・ボーイ 《ネタバレ》 マーカス母子のテーマソング“killing me softly”はコワイ曲だ。ひたすらリピートしてしまい、ウィルじゃないけれど「永遠に歌い終わりそうに思えない」と感じてしまいます。頭の中をぐるぐる回ってしまう後遺症あり。マーカスが母親の自殺を止めるための苦肉の策が、この歌を校内コンサートで歌うこと。ウィルはこの行為を“社会的自殺”と称しています。ちなみにマーカスが授業中につい口ずさんでしまうカーペンターズの“rainy days and monday”もひらすら暗い曲です。私もつい自転車に乗りながら歌ってしまうことがタマにありますが……(笑)。えっと、話を戻しましょう。どうもレビューが散漫になってしまう……。で、“killing me softly”の続き。そしてマーカスの学内コンサートにギターを持ち込んで、アカペラの恥ずかしい歌に伴奏をつけてあげるところなんて、もう感動ものです。今までが自己中男だっただけに、感激もひとしお。さらに恥を忍んで歌を唄いつづけるところは、マーカスに対する父親とも兄とも友達ともいえる愛情を感じます。これが結局、レイチェルとうまくいくためのきっかけになるんですから、世の中つながってますね。“情けは人のためならず”といったところでしょうか(笑)。正直、ウィルがマーカスと関わりを持ちはじめるまでは結構つまらなかったのです。でも、マーカスが学校でいじめられていると知った時のウィルの行動には、すごく共感するところがありました。何をするって? マーカスは学校に乗り込むのかと思ったようですが、実際はかっこいいスニーカーをプレゼントするんですね。ダサイ格好(と妙な歌)がイジメの大きな原因だったから。80ポンド(もしかして60ポンドだったかも?あやふやでスミマセン)で親切ができたと、自己満足をするウィルに微笑しました。それにしても、いつもいつもレイチェル・ワイズの存在感には圧倒させられます。後半チラッと出てきただけなのに、全部もってっちゃったね(爆)。彼女にはホントやられてしまっちゃいます(あはは)。7点(2004-02-12 13:04:53)

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