みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. アナと雪の女王 《ネタバレ》 とっても良かったわー。 両親が死んでドア越しにアナが歌う「Do you want to build a snowman?」でアタシはすでに大号泣、自分の特殊な能力をコントロールできないばっかりに大好きな妹を遠ざけなければいけないエルサのやるせなさに共感しまくりよ。 それなのにアナったら会ったばっかのハンスにうつつを抜かしてバカなコト言い出すもんだから…エルサの魔法がみんなにバレたのはすべてアンタのせいよ!!ってアタシはけっこうイラッときてたんだけど…アナはホラ、なに不自由なく幸せに育っちゃったもんだから天真爛漫すぎるのよね、きっと。 まあその後はよく頑張ってたから許すわ(←何様)。 それにしてもハンスはディズニー史上最っ低な王子様ね。 コイツに比べれば『美女と野獣』のガストンなんてカワイイもんだわ。 あーあ、アナとハンスの「Love is an open door」とってもステキだったのに、コイツの裏切りのせいでケチがついちゃったじゃないのよ! …クリストフはとっても等身大な感じでステキだったし(アレ?クリストフが歌ったのってスヴェンとのデュエット?だけ??)、王子様のキスじゃなく姉妹の愛で氷が溶けるラストも良かったし…最近のディズニーはあんまりお伽噺すぎなくてイイ感じね。 雪の映像もとーってもキレイだったし、話題の日本語版も気になるし、DVDが出たらゼヒまた見たいわ。 あ、「Let it go」の素晴らしさは言わずもがな、よ![映画館(字幕)] 8点(2014-03-16 19:52:57) 2. アップサイドダウン 重力の恋人 《ネタバレ》 とっても不思議な世界観と御伽話のような美しい映像にアタシはウットリ! 身分を超えた恋ってのは恋愛モノの定番だけど、そんなベタなお話でも設定次第でけっこうイケるわねーって妙に感心したり。 まあそもそもの設定からしてツッコミどころ満載ではあるんだけど、そこはもうアイデアの勝利ってことで。 こういう類の映画は力技でねじ伏せられてあげたほうが見る側もきっと心地いいっていうか。 なので「自分の星の重力だけに引っ張られるなんてアリエナイ」とか、「逆物質は熱を持つっていう設定は主人公にバタバタさせるためだけでしょ?」とか野暮なコトは言わないわ。 でも…後半の急展開はさすがにかなり雑だと言わざるをえないわね。 もうちょっと上手にやれば後半にかけてもっとハラハラドキドキ盛り上がれたような気がするんだけど…ペース配分がおかしいのよ、ウン。 まあでもこういう映画、アタシは意外にキライじゃないわ。 ただ…ヒロインはもうちょっとキレイな子でも良かったような。 アタシどうも苦手なのよね、このキルスティン・ダンストとかグウィネス・パルトロウとかマギー・ギレンホールとかみたいな華のない女優って(ファンの皆さん、ゴメンナサイね)。 映画の中くらいは人間離れした超絶美女が見たいわー。[映画館(字幕)] 7点(2013-09-14 22:32:03)(良:1票) 3. アフター・アース 《ネタバレ》 これは…SF映画でもアクション超大作でもなくって、ただのスミス家の思い出作りね! 完全にパニクっちゃってお猿さんに石投げるわ、アホみたいに走りまくるわの息子(ラッキィ池田にクリソツ!)にアタシはイラッ…いくらなんでもちょっと気が小さすぎじゃない?アンタ、もうちょっとしっかりしなさいよ!ってなもんで。 しかも!後半はパパ復活→息子救出に駆けつけて二人で力を合わせてクライマックス!みたいな展開なのかと思いきや、案外アッサリ息子も悟りの境地に達しちゃって、まさかコレで終わり!?みたいな。 ウィルったら結局ずっと横になってただけよね?? だけど…子供がある程度成長したら親ができるのはただただ見守ることだけ、いくら危なっかしいと思っても横から手出しはできない、子供を信じるしかないんだってことを意図してのストーリーだったとしたら…まあそれはそれでアリかなと。 この地球、全然まだ住めそうじゃない?とか、恐怖のみを感じとって攻撃してくる敵って…ずいぶん都合いいわねー!とかいろいろツッコミつつも、よその家の思い出作り映画を延々見せられた割にけっこう楽しんだアタシ…ジェイデンくん!いいオトコになってねー(完全に親戚のオバチャン目線ね、ホホ)。[映画館(字幕)] 7点(2013-06-22 20:33:56)(良:2票) 4. アリス・イン・ワンダーランド 《ネタバレ》 アタシはけっこう楽しめたわよー。 ティム・バートンの世界観も好きだし、アリス役の女の子の強面も個人的には好みだし。 でも…3D作品ってことに気負って映像技術ばっかりに集中しちゃって、肝心のストーリーが疎かになった感は否めないわね。 ただ、幼い頃に何度も読んだ『不思議の国のアリス』からの小ネタもたくさんあって、アタシはとってもうれしかったわ。 逆に言うと、原作に思い入れのない人はあんまり楽しめないかもってことなんだけど。 (ちょっと前に流れてた25年後のサザエさん一家をイメージしたグリコのCMと基本的には同じよね。イクラちゃん、IT社長になったの??的な楽しみ方っていうか。) あと、アタシは赤の女王にちょっぴり同情しちゃったわ。 「どうせ愛されないなら、せめて恐れられていたい」っていう彼女の本音なんて、なんだかとっても可哀想で…こういうお局様、どこの会社にもいそうよねーみたいな。 それに白の女王が言ってた「頭の中になにかできてるから巨大化してるんじゃ」ってのも、後頭部にコブがあった金日成を思い出したりして。 脳内に腫瘍ができて、感情を司る前頭葉を刺激すると、突然凶暴になったりすることも実際あるらしいし、もし病気のせいなら赤の女王もちょっぴり気の毒よね、とか。…とりとめのないことを考えたり、昔読んだ不思議な物語に思いを馳せたりしながら見るには、まあいいんじゃないかしら。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-08 12:07:08)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS