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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. アンタッチャブル デ・パルマが毒気を抑えて商売に徹した作品。正義漢コスナー、悪人デニーロに渋いコネリー。全てが心地よいアンサンブルを導き出し、大作感あふれる出色の出来。高校生だった俺は、殺し屋役のビリー・ドラゴの冷たい視線に震えあがった。 8点(2003-11-21 14:17:59) 2. アマデウス 高校時代、休講を連発していた音楽の先生が珍しく3週連続して授業を行い、見せてくれた作品。当時はモーツアルトの奇行にしか目がいかず、ピンとこなかったが、大人になってから再観賞し言葉を失った。天才に敵わない秀才の苦悩。そうか、俺も罪作りな男だったわけか。小学校時代俺に一度も相撲でかなわなかったYクン。今更ながら謝るよ。キミもなかなか強かったよ・・・。10点(2003-11-21 13:16:44) 3. アフター・アワーズ 家に帰れない。ワンアイデアだけで勝負した佳作。昨年『ホーム・アンド・アウェイ』という連続ドラマで脚本家の君塚良一がオマージュを捧げていたが、プロなら一度は試みたくなるほど羨望の対象となるのも納得の一本。7点(2003-11-21 12:48:39) 4. アビス(1989) 《ネタバレ》 キャメロンらしい作品だが、唐突なラストには疑問というのが公開時の印象。しかし、後に完全版を観て文明社会批判がしかっりと伝わり納得。様々な事情があったのだろうが、やはりカットしてはいけない部分だったように思う。よって、ここでは公開時のバージョンの採点をしておく。6点(2003-11-21 12:44:44) 5. アウトサイダー(1983) やはり10代の時に観たので思い切り感情移入した記憶がある。しかし、それ以上には何も頭に残っていない。おそらく再度は見直さないほうが美しき青春(だったかは疑問だが)のためには得策なのだろう。6点(2003-11-21 10:56:18) 6. 愛は霧のかなたに ヒロインの壮絶な生き方には胸を打たれる。演出・演技のレベルも高い。それは間違いない。しかし、人として非難されるのを承知で本音を述べる・・・たかが動物のことになんでそんなに必死なの? 人間社会には山ほど問題がある。自分のケツを拭けない人間がゴリラを守る。そういった中途半端な動物愛護が生態系を乱してしまうのでは? クジラの異常繁殖を見るにつけ、人間はもっと人間にこそ目を向けるべきと思わざるを得ない。 5点(2003-11-21 06:48:40)
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