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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  天城越え(1983) 「砂の器」でもそうだったが、本作もサスペンス・ミステリーよりは人間ドラマに焦点が置かれた重厚で深みのある作品で、天城峠の美しいロケーションも素晴らしい。しかしなんといっても田中裕子。今まで何本か映画やドラマで見てるけど、こんなにも美しく、妖艶な魅力を放つ彼女を見るのは初めてな気がする。とくに犯行を自供したあと雨の中でびしょ濡れになるシーンはなんともいえない美しさでついウットリしてしまう。はっきり言ってこれなら主人公少年でなくてもこちらも惚れてしまいそうなくらいとにかく美しく、そして切ない。中盤の取り調べのシーンの演技もかなりの熱演で今まで田中裕子に対してこういう激しい演技をするというイメージがあまりなく、どちらかといえば少し病弱そうでおとなしい役が多いイメージが強かったため、かなり驚いた。そんな田中裕子にすっかり魅せられてしまったからか、ラストはやるせない気持ちになった。最初に書いたように重厚で深みのある映画で、映像も美しいのだが、やはり田中裕子の存在がこの映画の質をかなり高めているのは間違いないだろう。じゅうぶんに傑作といえる映画である。[DVD(邦画)] 8点(2009-06-17 20:38:18)(良:2票)

2.  ある日どこかで ひと月ほど前に見た「いま、会いにゆきます」と同工異曲のような映画だったが、全体の雰囲気が大人っぽくてこの映画もすごく良かった。クリストファー・リーブといえばスーパーマンというイメージが強いけど、この映画ではそれとは全く違う役柄をとても魅力的に演じており、彼がスーパーマンだけではない俳優だったんだなと感じた。本当に亡くなってしまったのが惜しい。ラフマニノフの音楽も映画に非常に合っていて最高だった。でも、あのラストはちょっと悲しすぎる。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-07-12 03:36:10)(良:2票)

3.  アンタッチャブル 《ネタバレ》 昔テレビで見たときはさほど面白いと感じなかった映画だが、今回二十数年ぶりにDVDで再見したら、すごくシンプルで、それでいて展開もスピーディーで飽きさせず正直言ってこんなに面白かったんだと少し驚いてしまった。テレビドラマ化もされたノンフィクションが原作だが、実話の映画化にこだわることなく娯楽に徹したような作風になっている。ロバート・デニーロのカポネは登場シーンはそんなに多くはないものの、(昔に見たときはもっと出番が多い印象だったんだけど。)吹き替えで見ていてもその存在感はすごくて強烈に印象に残るし、これでアカデミー賞を受賞したショーン・コネリー演じる警官マローンも良い味を出していて、そのマローンがネス(ケビン・コスナー)に言う「仕事をやり終え、無事に家に帰ること。」というセリフは本作を象徴する名言。緊張感のあるシーンももちろん多いが、やはりクライマックスの駅の階段のシーンの緊張感はものすごく思わず見入ってしまう。最初に見た何年か後に「戦艦ポチョムキン」を見て元ネタのオデッサの階段シーンで思わず感動してしまった覚えがあるが、このシーンを見るとまた「戦艦ポチョムキン」を見たくなってしまった。エピローグのストーン(アンディ・ガルシア)との別れのシーンも良いのだが、その後のエンディング直前、禁酒法廃止を知らされたネスの一言は昔も良いなと思ったのだが、やはり今見ても好きだ。おっと、エンニオ・モリコーネの音楽も秀逸で忘れてはいけない。(2020年10月9日更新)[DVD(吹替)] 7点(2005-11-14 01:58:44)

4.  AKIRA(1988) 《ネタバレ》 昔に見たときはとにかくストーリーのわかりづらさと一部のキャラクター(老化した三人の子供など。)の気持ち悪さだけが印象に残り、細かなところはほとんど忘れていたが、久しぶりに見てみるとストーリーはやっぱりよくわからないものの、そこまで難解というほどでもなく、(でも、たぶん原作の漫画を読まないと全部は理解できないかも。)キャラクターの気持ち悪さもあまり気にならなかった。映像的には冒頭のバイクチェイスシーンをはじめ、30年以上前の映画とは思えないほどの迫力で、作画もすごく、これを見ているだけでじゅうぶんに浸れるし、楽しめる。それにもっと暗い映画という印象も以前見たときには持っていたのだが、ところどころにユーモアもあり、決してシリアス一辺倒になっていないのもいい。金田のバイクが有名な本作だが、話にかかわる重要なアイテムかと思わせておいて全くそうではないのはご愛嬌かと。でも、確かにカッコよく、惹かれるものがある。第三次大戦後の2019年が舞台で、劇中では2020年に東京オリンピックが開催されるという設定なのが、実際に東京でオリンピックが開かれることになっている今現在に見るとなにか予知能力を持った人が考えた物語のように思えてしまうところにも、得体の知れない本作のすごさを感じずにはいれない。(まあ、偶然と言ってしまえばそれまでなんだけど。ちなみに本来開会式があるはずだった日にこれを書いてます。)なににせよ、アニメ界にとってエポックメイキングな映画だったことは理解できる。おっと書き忘れるところだったけど、芸能山城組の音楽もものすごく合っていてとても良かった。少し甘めかも知れないけど、これに1点プラスして7点を。(2020年7月24日更新)[DVD(邦画)] 7点(2005-07-30 02:11:10)

5.  悪霊島 《ネタバレ》 監督 篠田正浩、脚本 清水邦夫。これだけ聞くとATG映画を思い浮かべてしまいそうになるが、角川映画の金田一ものである。あまりいい評判を聞かない映画で、全然期待していなかったが、まあ思ったよりは楽しめたし、石坂浩二の金田一に慣れてしまっていて見る前は多少不安のあった鹿賀丈史の金田一も悪くはない。しかし、時代設定が1969年で金田一と知り合う古尾谷雅人演じる青年がヒッピーだったり、テレビからコント55号のバラエティー番組が流れているのは違和感を感じる。しかも、そこに袴姿の金田一がいるというのもなんか浮いて見える。金をかけて使用権を獲得したという劇中に流れるビートルズの曲や冒頭に流れるジョン・レノン射殺のニュース映像もイマイチ意味がよく分からないし、ただ使いたかっただけのようにも思える。それに金田一もので洋楽というのはやっぱり合わないな。岩下志麻が演じる双子が実は同一人物であったという展開も早い段階で読めてしまい、意外性はない。ただこの岩下志麻の狂気じみた演技はやっぱりはまっていて、岸本加世子の首を絞めるシーンや、伊丹十三を殺そうとするシーンなどは、彼女が演じているからこそよけいに恐怖を感じられるものになっていると思う。撮影は宮川一夫で相変わらず撮り方もうまい。劇中に人間の手首をくわえた犬が登場するのは同じく宮川一夫が撮影を担当した「用心棒」を思い起こさせていて、セルフ・パロディーかと思ったがおそらく偶然だろう。[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-08-13 14:08:42)

6.  嵐が丘(1988) 吉田喜重監督がエミリー・ブロンテの名作文学を中世の日本を舞台に脚色し、映画化した作品。中世を再現したセットは、黒澤明監督の映画で美術を担当する村木与四郎だけあって、黒澤監督の「乱」のような重厚さがあり、全体的に見て非常に芸術性の高い映画になっている。しかし、吉田監督の演出はやや力みすぎの印象があり、松田優作は主人公 鬼丸を彼ならではの野性味あふれる演技で演じているが、相手役の田中裕子との共演シーンは二人の相性がよくないのか少し違和感を感じたし、ストーリーもやや退屈に感じる。石田えりをかなり久しぶりに見たような気がするが、三國連太郎が出ていることで、実際の共演シーンが無いにもかかわらず、この年始まった「釣りバカ日誌」シリーズのスーさんとみち子さんを思い浮かべてしまった。[CS・衛星(邦画)] 4点(2011-05-13 21:25:06)

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