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プロフィール
コメント数 487
性別 男性
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/23806/
年齢 41歳
自己紹介 多少の恥は承知の上で素直に書きます。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
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1.  アレックス おすすめできません。[DVD(字幕)] 9点(2004-02-25 03:36:34)

2.  アカルイミライ 《ネタバレ》 この作品で特異なのは、仁村があんな性格になってしまった背景や、有田が人を殺した動機が、最後まで明確にされないところだと思う。普通であれば崩壊した家庭だとか幼児虐待の過去とかをおざなりにでも付け足して、とりあえず説明をつけてしまうもの。しかしあえて一切説明しないことで(そもそも明確に説明できる類のものではないのだが)、作品の深みはいっそう増しているように思う。当然有田の父も仁村のことは一切わからないわけだけど、それでも仁村を抱きしめて「許す」と言う。その一言の大きさ、重さが印象に残った。 現代的でスタイリッシュな映像が心地良い。ちなみにオダギリジョーと浅野忠信の服装は映画の雰囲気を作るのには一役買っていたけれど、キャラクター的にはズレがあったような気がした。無気力で投げやりで、性欲も感じさせないようなさばさばした若者が、あんなにおしゃれでかっこよくいられるはずがないだろう。 タイトルが最後の最後に出るのもよかった。いちおうの着地点を見つけた仁村とは違って、あのぶらぶら歩く高校生たちの“明るい未来”がこれから始まる――というか、彼らはそれを見つけ出さなくてはならないんだなと思った。未来に向かう結末は、陰惨な作品にびっくりするほど爽快な後味を添えている。 むしろこの映画全体が、“アカルイミライ”のためのプロローグだったのかもしれない。[DVD(邦画)] 8点(2007-01-03 22:59:47)《改行有》

3.  赤目四十八瀧心中未遂 勢子さんにあげるための香り袋を綾が手にとるシーンで、次に出る台詞がわかった――「これ、あたしにちょうだい」。思わず苦笑した。いかにも女性らしい言葉、いかにも女性らしい逞しさだと思う。生島の弱さを見透かして心中をやめたのにもかかわらず、他の女への贈り物を取り上げる。そこにちょっとは嫉妬というか、生島に自分を最優先させたい気持ち、支配欲のような気持ちが働いていたと推測する。もしかしたらただ単にほしかっただけなのかもしれないが、それにしても、あの台詞から感じる逞しさとずうずうしさ、そしてちょっと可愛いらしい感じが、いかにも女の強さだと思った。   最終的には兄貴に売られて博多に行くことを選んだ彼女の姿を生島は間抜け面で見送ることしかできない。綾はあんなにどうどうとしてるのに(強いよなぁ、そりゃ刺青入れられても悲鳴あげないわ)。   主人公はとんでもなくだめ人間で、綾の存在でその弱さがいっそう際立った。でも最後に少年の日に追いかけた蝶々を見つけたのは、彼が再び生きる意志を抱く象徴だったのだろうか? 綾に出会うことで極楽の鳥たる蝶々を見つけて、もう一度それを追いかける道を選んだのだろうか。それとも結局、蝶々を捕まえることはできないということだろうか。前者であってほしいと願う。とことん情けない主人公だったが、あんなに強い女性に出会ったなら、さすがに目を覚ましてもいいんじゃないかと思う。頑張って生きてみてもいいんじゃないか? 心中は未遂に終わったんだから。[DVD(字幕)] 8点(2005-06-13 11:36:01)(良:1票) 《改行有》

4.  the EYE 【アイ】 《ネタバレ》 『降霊』(黒沢清監督)と『リング』、そしてちょっとだけ『デッドコースター』と、いろいろな映画のテイストを混ぜ合わせたような印象。しかし、それでもなおよい作品。映像と演出の素晴らしさもあるが、常人とは異なる能力を持ってしまった人間の悲哀、という古典的なホラーのテーマが中心にあることが大きい。リンの悲哀を描くシーンの痛々しさは『リング』に似ているようで、明らかにそれを凌駕している。一見いろんな材料を使っているが、実は最終的にそのテーマに集約される。目が見えないことは障害だが、かといって普通の人よりも見えすぎてしまうことはさらに大きな障害になる。ラストで再び失明した彼女が、皮肉にも重荷を捨てたかのように笑っている姿が印象的だった。クローネンバーグの『デッドゾーン』に次ぐ良作では?8点(2004-12-18 07:29:51)(良:1票)

5.  アフタースクール 《ネタバレ》 どんでん返しがキモの作品はたくさんあるが、この作品の趣向はよくできた「騙し絵」のようだ。一見して理解したつもりでいた光景が、少し角度をずらしただけでまったく異なる意味合いを持って見えてくる。観終わってすぐに再び初めから見直したくなる、精妙巧緻な仕掛けだ。ネタそのものがすごいというよりも、その観せ方が憎らしいほど上手い。真相の意外さよりも、実はその真相が(ある意味では)初めからずっと目前にあった、という衝撃が新鮮だった。『SAW』などの力技で騙す作品も悪くはないが、伏線をきれいに回収していくこの手並みの鮮やかさは素晴らしい。 ただし構成の精緻なミステリーの宿命で、敷かれたレールがしっかりしているのに反比例して登場人物が人間味を失ってしまう、物語のためのコマでしかなくなってしまうという短所からは逃れられていない。しかも本作の場合、一つの場面から二重の解釈ができるような微妙な雰囲気が強いられるため、普通以上に抑えた演技が多く、ますます感情移入が難しくなるというハンディを抱えている。個人的には気持ちよく騙してくれたからそれでOKなのだが、だめな人はだめだろうと思う。 ちなみに大泉ファンであればコメンタリーは必聴。期待に違わぬ、清々しい下らなさだった。監督と妙に仲がいい(笑)[DVD(邦画)] 7点(2008-12-15 18:12:56)(良:2票) 《改行有》

6.  アヒルと鴨のコインロッカー 伊坂幸太郎作品に特徴的なのは、そこかしこに散りばめられた独特のセンスによる遊び心と、ささやかなユーモアの一撃でもって暗い絶望を軽やかに飛び越えてしまう、不思議な力にあると思う。ひょうひょうとしてさり気ない、しかし妙に心強い救済の力。この映画はディティールには多少の差異があるとしても、そうした本質の部分を完璧にものにできている。 細かい脇役にまで気が配られているのがまたいい雰囲気。なぜか悪役がハローバイバイ(しかも妙にしっくり)だったり、本屋のばりばり訛ってる店員がめちゃくちゃ可愛かったり(エンドクレジットそのまんまで笑った)、父さんがチンカチンカのルービーの人だったり。こうした配置は絶妙で、得難いセンスが感じられた。 ていうかこの監督の次回作、長嶋有の『ジャージの二人』!? 面白いには面白いけど、映画原作としてあれを選ぶとは……。伊坂ワールドも楽しいが、中村義洋ワールドにも期待。原作と比べても甲乙付け難い出来だけど、個人的には映画のほうが好きですらあった。[DVD(邦画)] 7点(2008-04-15 15:38:39)《改行有》

7.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 使い古された感のある多重人格ネタを、こういうふうに使うとは思わなかった。多重人格の精神世界としてはちょっと荒唐無稽な気もするが、それでも十分楽しめた。なによりきれいに騙されたので文句は言えない。大傑作ではないが、最近のサスペンスでは拾い物。7点(2004-08-19 12:27:40)

8.  アイアンマン 《ネタバレ》 パワードスーツの開発の過程を丁寧に追いかけることでワクワク感がつのっていく。スーツは正直ちょっとダサいのだが、それを取り巻くギミックの数々がかっこよくて、なんというか男の子心をくすぐる感じだった。主人公の助手であるさまざまな機械が妙に人間臭く、ときには可愛らしくさえ感じた。 アクションシーンではステルスや戦車と対等以上に渡り合ってしまうのがまた痛快だが、そのぶん生身の人間と戦うと弱いものいじめになりやすいのが難点といえば難点だろうか。人間が吹っ飛ばされる描写はコミカルだが、シリアスにすれば凄惨になってしまうのでそうせざるを得ないのだろう。人間離れしたヒーローは大勢いるが、アイアンマンは限りなく〝兵器〟に近く、その意味では異色の存在だ。 しかしこの作品の最大の欠点は、クライマックスのオバディアとの対決がいまいち盛り上がらないところ。サスペンスも薄いし、アクションも地味……。ステルスとの空中戦の方がよっぽど爽快だった。126分かけるならもう少しアクションの割合を増やしてもいいんじゃないだろうか。[DVD(字幕)] 6点(2009-04-22 23:02:57)(良:1票) 《改行有》

9.  アメリカン・ギャングスター 《ネタバレ》 思うに、この物語の見所は二つある。 一つは己の信じる道を行く、ルーカスとロバーツの生き様の対比。二人は昼と夜のように正反対の世界に生きているが、常識を破り自分の力で道を切り開いていく強い信念の持ち主であるという点ではよく似ている。 二つ目は汚職警官の告発に際して、その対照的な二人の間に芽生える不思議な絆だ。ルーカスは凶悪な犯罪者ではあるが、その根底には貧困と人種差別、腐敗した警察機構といった社会の歪みへの怒りがあり、裏社会のトップに立つことでハーレムに一定の秩序を与えようとする意識があった。そのためロバーツが内部告発の手助けを持ちかけたとき、ルーカスは初めて警官に対して、共感と、敬意を覚えた。このとき、対照的な二人の生き方が初めて重なる。 しかしリドリー・スコット監督がこの感動的な物語を、100%完璧に表現できているかというと、残念ながら全然そうではないと思う。これがテレビのドキュメントドラマだったら文句はいわないが、多少のお金がかかっているというだけで、それ以上でのレベルではない。 脚本は確かに悪くはなく、テンポの良さもあって長丁場も飽きさせない。しかし、それだけだ。きれいにまとまっているだけで、目に焼きつくような場面もなく心を打つような台詞もなかった。フランクにしてもリッチーにしても、人物像は伝えているが深い内面まで踏み込んだ描写が致命的に少ない。話が平坦なのは実話だからではなく、焦点が定まっていない脚本と演出の問題だ。さまざまなエピソードをそつなくまとめるだけでは、原作のダイジェストにしかならない。展開はスピーディだが、その分観た者の胸に響くような重みは失われてしまった。 冒頭の処刑場面は、過激ではあるがありがちで、しかもほとんど内容のないエピソードだ。あのインパクトだけのつまらないプロローグが、この作品の中途半端さを表しているように思う。手堅く話をまとめただけで傑作ができるわけではない。この物語にしか込められないテーマをしっかり伝えようという意識があれば、不用意に平凡なエピソードを使ったりはしないはずだ。[DVD(字幕)] 6点(2008-09-10 19:40:58)《改行有》

10.  アイ,ロボット 致命的な欠点はないけど、あまりにもあっさりしすぎていて食い足りない感が残った。もう少し主人公に厚みがあればよかったかな。ウィル・スミスよりサニーの方が存在感があって、むしろ彼のほうが影の主役だったと思う。一番感動したのは、無機質なようで生物的なフォルムのロボットたちのデザインの秀逸さ。淡い緑色の光は蛍のようで、不思議と機械的な印象はない。強そうでもないし、変にかっこつけたデザインでもないんだけど、シャープで美しく、独創的だ。あれが集団で昆虫みたいにぴょんぴょん飛んだり跳ねたり、わさわさビルの壁面を這い上がってくるとなんとも恐ろしい。グンタイアリとか異常発生したイナゴを思い出してしまった。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-27 08:49:08)

11.  アメリカン・ナイトメア(2000) 興味深いには興味深いが、もう少し掘り下げてほしいところ。これが一時間足らずのテレビ番組であったならそれなりに満足しただろうが、映画としてはいまひとつ物足りない。ホラー好き、あるいは逆にホラー映画を全然観ないという人にはちょっと面白いかも。[ビデオ(字幕)] 6点(2006-01-03 06:13:21)

12.  アンデッド なんというか……異色作。後半のSF展開は、ついていけないというか、どう反応したらいいのか困る。「バカだなー」ですませたいんだけど、夜空に大勢の人間が浮遊している映像が無駄にかっこいい。前半かなり楽しめたし、いっそ全編コメディチックにしてもよかったんじゃないかな。それに、登場人物の半数以上がヒステリックなのはさすがに神経に障ると思った。  ただし、なんだかんだいって低予算でここまでのものを作った努力には素直に拍手したい。メイキング映像での、有毒ガスで寿命を縮めてまでの奮闘振りにはもはや尊敬の念すら湧いてくる。少なくとも製作者の情熱は本物。スピエリッグ兄弟のこれからに期待します。[DVD(字幕)] 6点(2005-06-20 00:31:53)(良:1票)

13.  アクシデンタル・スパイ 「ハリウッドでは規制が多くて思う存分アクションができなかった」というのでどんなに危険なアクションなのかと期待していたが、そうでもなかった。できなかったのってもしかして全裸格闘シーンですか?確かにある意味危険だが……4点(2004-03-03 04:43:44)

14.  アナトミー ドイツの興行成績一位――何考えてんだ、ドイツ人。殺人鬼を怖がればいいんだか秘密組織を怖がればいいんだかわからない。詰め込みすぎで焦点がぼやけてんだよ。おまけに準ヒロインは脱ぐというパターンをしっかり守るのにはあきれた。知り合いのドイツ人に「ドイツでは映画文化はあまり盛んではない」と聞いて、失礼ながら納得してしまった。1点(2004-03-03 05:59:47)

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