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コメント数 823
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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  アモーレス・ペロス 哀しくも一方的に燃え上がるそれぞれの愛、もがきながらも報われない姿ははかなくて切なくて美しい。 三つのストーリーが微妙に時間軸をずらしながらも、巧妙に入り組みながら、一つの事故を中心に人生の変化を「犬」をキーワードにして描いている。 「犬」は飼い主と一心同体でありながら、生きる喜びという風にエルチーボは説明をしていたが、それ以上のものを感じた。 闘犬の賞金で兄嫁との未来を夢見るオクタビオにとっては、明日を生きるための希望であり、穴に落ちた犬はまるでダニエルとバレリアの二人の愛が暗い闇に消えうせたかのようだ、犬こそ二人の愛の象徴であり、ダニエルが床を破壊しながらも救うシーンは失いかけている愛を再び見つけようとしているようで胸を痛めた。 エルチーボにとってはまさに自分自身であったように感じた、傷つきながらも結局、一人と一匹は殺すことしか出来ない。 飼い犬を殺された怒りに銃を向けたとしても、自分自身を殺すことは出来ないだろう。 しかし自分自身の分身と出会うことにより自分と向き合うことが出来たと思われる。 人は何かを失いながらもそれを乗り越えながら生き続けなければいけない、人生は続いていく…深い映画だった。9点(2004-06-04 23:34:22)(良:2票) 《改行有》

2.  アルマゲドン(1998) マイケルベイは嫌いな監督であり、感動するところもほとんどないとは思うが、娯楽映画と割り切れば、映画自体はそれほど悪いものではない。 荒唐無稽の設定である掘削屋のおっさん達が宇宙に行くというあり得ない設定が意外と悪くない気がする。 天才科学者でもヒーローでもないただのおっさんが地球を救う。 このおっさん達は、ただのおっさんではない。どいつもこいつも奥さんに逃げられたり、あるいはクズに近いどうしようもないおっさん達である。 そんなおっさん達が、クズでなくなり、輝きをもち、誇りをもてるようになるというのはある意味面白い設定かなと思わせる。 天才でもないなんでもないおっさんの手に地球の運命が委ねられ、意外と地味な方法で地球を救うのは多少評価してもよいポイントではないだろうか。 しかしもっと面白くなりそうな点がいくつか見当たる。 まずブルースウィルス扮するハリーが意外と薄っぺらなキャラクターのような気がする。 ハリーとグレース親子にはもっと親子の対立をアピールした方がラストがより感動させられるような気がする。「戻ると約束して・・」と宇宙に行く前にグレースが言ってしまうと、グレースがハリーのことを愛しているという結論が出てしまっている。 むしろ仲違いさせたまま、宇宙に送って、ラストにグレースが父のことを心から愛しているということに気づかさせる方がより親子のストーリーとしては際立つのではないだろうか。 また、ハリーのリーダーとしての資質を問われるような出番を掘削時にいくつか用意しても良いだろう。AJとの対立ももう少し描いておかないとラストの「オマエに任せる」という言葉も上手く活きてこない。 序盤・中盤には訳の分からんほどトラブルを仕掛けているのに、掘削時には地味なトラブルばかりで、意外と派手さがない(もっともアルマジロが一台吹っ飛んだりしているが)。せっかくのハリーの出番である掘削時が一番地味になってはいないか。 さらにトルーマンの存在ももったいないと感じる。 出番としては核を地表で爆発させるかどうかのやりとりに彼の大きな存在があると思うのだが、尻すぼりしている感を受ける。遠く離れてもハリーとトルーマンには何故か訳のわからん信頼関係が結ばれているという設定がもっと色々あっても良い気がする。 マイケルベイの映画はなかなか評価が難しい。[DVD(字幕)] 7点(2005-07-16 05:13:02)《改行有》

3.  アイス・ストーム 《ネタバレ》 面白くもなんともない映画、正直嫌いなタイプの映画である。だけど、演出は凄いかもしれない。この映画でいう「虚空」というか「負の地帯」に陥った「家族」を見事に描ききっている。普通にどこにでもありそうな家族で、言い争いをするわけでもなく、何かが決定的におかしくなっているわけでもない(夫婦仲に問題があるわけではないからセラピーも止めたと言っている)けど、どこか間違っていると感じられる微妙な空気感、違和感を「冷たい風景」と併せて感じさせている。映画化するには難しい脚本をここまで演出できるのは素晴らしい。さすがアンリーだ。 しかし、正直言って①この映画って結局何が言いたいの?②マイキー(イライジャウッド)をなぜ殺す必要があったのか?③ポール(トビーマグワイア)ってこの映画に必要なのか?について疑問に思った。 自分なりにこれらについて考えてみたところ、①については、「家族」について描いた作品であるのは誰でも分かることであるが、ポールがいうように「家族」というものは「反物質」なんだろうと思う。家族という一つの「核」の中で互いに反発しあうけれども、人間というのは「家族」という「核」がなければ反発する力を失い活動することができないものなのではないか。反物質でありながら離れたくても離れられないという矛盾を抱えた存在が家族なのではないか。だから、どんなに腹がたって旦那を裏切りたくてもエレナ(ジョアンアレン)はベン(ケヴィンクライン)を見捨てることはできずに、ベンがいるトイレに戻っていったし、ポールは好きな女の子を置き去りにして家族の元へと帰っていった。人はやはり一人では生きられない(ジェイニー(シガニーウィバー)がラスト間際で一人くるまって眠る姿・表情には孤独を感じずにはいられない)。皆心のどこかでは何か家族の温もりのようなものを求めているのではないかということを言いたいのではないか。 ②マイキーを殺す必要については、どんなに離れたくても離れられないものが家族であるが、簡単に家族から離れることができる方法が「死」である。その「死」は突然に警告もなく訪れるもの。ベンがラストで車で涙したのも、マイキーの死を目の当たりにして単に「家族四人で居られることへの喜び」からくるものであったと思う。②で喪失感を描き、③ポールの帰還を描くことで、家族が無事にいられることの感謝を伝えたいのでないか。[ビデオ(字幕)] 4点(2006-03-29 01:19:14)《改行有》

4.  アウト・オブ・サイト 少しひいきめに見てこの点数が妥当な作品。 音楽が軽快な割にテンポが悪すぎる。 中身ははっきり言って何もないと言っていい。 良いところをあげるとすれば、車のトランクのシーンとバーでのシーンだろう。 トランクの中で「もし違う場所…バーとかで会ってたら」という前振りをしていて、デトロイトのバーでのシーンを持ってきている。 そのバーでのシーンも広告マンの仕事当て等を前振りに使っていたのはかなり効果的と感じた。 この2シーンはなかなか良いのだが、良いのはこれくらいで、コケル男の前振りとかはわざとらしく感じる。 そもそも本作は映画のように一瞬で恋に落ちることはあるのかというテーマとそんな運命的な出会いをしても立ち止まらずに歩いて過ぎ去ったときの「あのとき立ち止まっていれば…」のような後悔をしたくないというテーマがあったように感じる。 このあたりが上手く演出されていないと感じた。 特にラスト前のフォーリーを銃で撃つかどうかのシーンはもっと葛藤みたいなものが必要であろう。 フォーリーも「明日に向かって撃て」のように塀の中で死ぬよりも外で死にたいという願望があったはずだ。 カレンにとっては愛と仕事に揺れる葛藤もなければ、フォーリーにとっても刑務所に送られればもう出て来れないという葛藤があったろうに。 どうも中途半端で甘すぎ、軽すぎる部分を感じる。 ラストは逃げたグレンあたりを再登場させて、なにかの拍子でカレンがフォーリーを撃って殺してしまうような展開の方が良かったのではないかと個人的に思った。 死ぬ間際に「一時停止は終わりだ・・」のようなセリフがあればそこそこ良い作品になったような気がする。4点(2004-12-26 01:28:15)《改行有》

5.  アトランティス(1991) 恐らくコンセプトは海洋の神秘を探るというものではないから、「ディープブルー」と比較して特段目新しい映像は見当たらなかった気がする。 また、本作では色々なテーマ毎に分かれており、この手法は眠くなりがちな映像をそれなりに引きたててはいたが、もっとテーマに合う画像は海にあるのではないかとも思った。 イマイチ趣味の世界から抜けきれていない感がしており、やや不満が残った。 強いていえば、マナティが良かったかな。ちなみに、DVDにはどこかの教授らしき人が静止画像に特徴やコメントを載せている特典がついているので、それはなかなか面白い。[DVD(字幕)] 3点(2006-05-04 22:15:21)《改行有》

6.  蒼い記憶 《ネタバレ》 サスペンスにジャンル分けされているのでそのうち面白くなるだろうと見ていくも何も面白いことが起きずに終わってしまったという映画。 何を描きたかったのか本当に全く分からない。 弟の存在とか結局何だったんだ? 「理想と現実のすれ違い」や「人生はすれ違いの連続」とかを描きたかったんではなかったのか。 レイチェルを救いたいがためについたとっさの嘘がどんどんと違う方向へ転がり出したということかと思ったら何か違うような気もする。 レイチェルを救い新しい生活を築くという「理想」が実はレイチェルが自分を裏切るという「現実」でしかなかったという「すれ違い」というような解釈をするしかないか。 全部レイチェルが自分を捨てた復讐のために計算づくでやっていたのかよく分からないな。 ラストのオチはもうどうでも良い。3点(2004-12-26 03:45:49)《改行有》

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