みんなのシネマレビュー
青観さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1963
性別 男性

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  アキレスと亀 《ネタバレ》 武映画らしい、狂気と馬鹿馬鹿しさ、笑いにしてもヒールな笑いで単なる絵かきではない人生を描いている。絵が好きで好きでたまらない少年時代の主人公が自殺した母親のひたいから血を流している絵を描いてる不気味さから始まり、成年になってからも絵を描いてる姿での場面も馬鹿馬鹿しくて、そんな馬鹿馬鹿しさ丸出しな主人公を応援したくなる。沢山のペンキ、絵の具を乗せた自転車で壁にぶつかり、物足りないと車でぶつかり、死んでしまう仲間、武らしいです。この絵は?という問いに対するあらくまさんです。それは?あらくまさんの息子です。これは?娘です。と続くシーンの馬鹿馬鹿しさも武らしい。中年になってからの武演じる主人公の不気味さ、どんどんと狂っていく主人公の姿に監督北野武としての不気味さと拘りが見ることができる。トラックの運転手に絵を踏んで欲しいという後に事故が起きるあたりの恐さ、武映画は常に事故、人間の死というものを感じずにはいられなくなる。そして、絵に対する拘り、花に対する拘り、少ない台詞だけで物語を表現する映画作り、武にしか撮れない笑いと不気味さ、狂気に満ち溢れている映画です。20万のコーラをこれくださいと頼む妻との最後のシーンにやはりこの夫婦はこの夫婦にしか解らないであろう世界が見える。[DVD(邦画)] 8点(2017-05-27 10:17:53)(良:1票)

2.  歩いても 歩いても 《ネタバレ》 「歩いても 歩いても」とこのタイトルにあるように歩くことは素晴らしいと教えてくれているような気がする。私のように田舎で暮らしているとどうしたって、歩かなくなる。ほんのちょっとした距離の所でさえも、ついつい自動車で移動してしまう。歩くという行為によって生まれる距離感、歩きながらでなければ離せない会話、空間というものをこの映画はよく表しているし、家族のあり方、じいちゃんとばあちゃんにとっての息子とその子供、孫に対する態度の違い、また息子の嫁への態度の違い、医者である親父とその息子との会話、母親との会話、色んな意味でこれが現実、息子に対しても嫁に対しても冷たくあたったりするのにその子供、孫には優しく接するじいちゃんとばあちゃんの態度などは人間の本質を見せ付けられているようである。全く血の繋がりのない嫁にとっての居場所はやはり夫の両親との時間よりも夫と子供との間であるし、そういう意味では嫁って立場は色んな辛さを感じさせるものであるという事を考えると男よりも女の方が大変なのかもしれないと考えたりもする。ところでやっと思い出してもらったのに、最後は語られることなく終わってしまったお相撲さんの黒姫山、凄く可哀想でならない。ある意味、一番、可哀想なのは黒姫山かもしれない。[DVD(邦画)] 8点(2010-08-29 11:39:53)

3.  アンナとロッテ 《ネタバレ》 戦争によって、また大人達の身勝手さの前に幼くして、別れる運命となってしまった二人の姉妹、アンナとロッテの眼を通して描かれる切なくも悲しい物語!第二次世界大戦下のドイツ軍、描かれているのは戦争によって、運命が狂ってしまった二人の姉妹の心の傷、それを描きながらも深く結ばれているアンナとロッテ、この二つの設定を丁寧、且つ上手く描いていて、見応えのある人間ドラマになってると思いました。それにしても、あのラストシーンの余韻の残し方は凄い!老年期の二人、アンナとロッテが森の中、二人肩を並べるようにして眠る。その後の姉、アンナの死と死に顔、それを見つめる妹、ロッテの顔が物凄い印象を残します。言葉に出さなくても、余計な説明などしなくても、この二人の姉妹が本当に仲の良い二人であり、どんなに環境が変わってしまおうと、互いのことが心から好きだということがあのラストを観て、強く思いました。私も出来ることならこの年のアカデミー賞外国語映画賞はこの作品に上げたかったなあ![ビデオ(字幕)] 8点(2006-03-09 21:02:03)

4.  あの頃ペニー・レインと 《ネタバレ》 1970年代のロック(洋楽)の個人的には最も好きな時代の洋楽が色んな所で流れてきたり、洋楽好き、しかも、ロック好きにはたまらない魅力がある。親の反対に逆らい家を出て、旅をしながら同じ音楽好きな女性と知り合いながら、一歩ずつ大人へと成長していく少年の眼から見た世界はけして、楽しいだけでなく、辛いこともある。そういうものがきちんと描かれている点についてはまずは評価出来るし、また、ペニー・レイント演じるケイト・ハドソンも可愛い。ただ所々に出てくるドラッグやら何人かの女が少年を誘うようにして、服を脱いで騒ぐ場面ははっきり言って要らない。音楽を通して音楽が好きな人達同士のドラマとしての見応えは感じることが出来たし、楽しむことも出来たので7点ぐらいは付けても良い。個人的にはもう少し上手く撮れれば、凄い傑作になっていたようにも感じてしまう。そう言う意味でちょっと惜しい。傑作になりかけて、なれなかった作品でもある。あの時代に興味がある人なら間違いなく楽しめるはずの作品です。[DVD(字幕)] 7点(2009-12-23 13:30:38)

5.  アザーズ 「シックスセンス」は観てないので比べられません。この映画、血を流したりCGなどの特撮などによる映像などで驚かせるわけではなく、眼に見えない恐怖というものをきちんと描いていると思います。何だかヒッチコック映画の世界を見ているような感覚になっりました。ラストが読めてしまったのは大きなマイナスとしても結構楽しめたし、それにニコール・キッドマンの美しさが際立ってました。個人的にはニコール・キッドマンはこういうサスペンス映画の方が似合うと思います。[映画館(字幕)] 7点(2005-09-14 20:36:08)

6.  阿修羅のごとく 《ネタバレ》 NHKのドラマも原作も全く見てません。そもそも私は向田作品が好きじゃない。だから期待もせずに観た。森田芳光監督死去のニュースを聞いて何日か経つわけだけど、これは観てないし、どうなのかな?ぐらいの気持ちで借りてきた。キャスティングに関しては素晴らしい。好きじゃない向田作品にしてはそれなりに楽しめたし、いや、思ったより楽しめた。大竹しのぶと桃井かおりの玄関先での壮絶なバトル、桃井かおりの放つピストルのおもちゃには噴出してしまった。黒木瞳の大人の色気、更に色気と言えば黒木瞳演じる長女の旦那を誘惑する女の木村佳乃の色気も忘れられなくなりそうなほどです。森田作品と言えば「ハル」ですっかりファンになってしまった深津絵里も良い。中村獅童演じるおかしな男にジャムパンが大好きなんです。大好きなんです。とか言っていきなり言われてそれでも一緒になることを選ぶなんて、何て良い女だ。深田恭子に関してはまあ、こんなもんかな?彼女には「下妻物語」の桃子のようなぶっとんだ役のが似合う。あっ、そうそう、四人の姉妹の母親役の八千草薫が如何にも昭和の良き母って感じで良い。女優陣に比べると男優陣は仲代達矢は良いが他がどうもいま一つ。小林薫の駄目ぷりも中途半端と言うか弱い。どうせ駄目男演じるならとことん駄目な男、例えば川島雄三監督の作品や成瀬巳喜男監督の作品に出てくる駄目男ぐらいの駄目ぷりが観たかった。小林薫の「女は阿修羅」って台詞を聞いて、なるほどね。女が阿修羅なら男は原だな?なんてくだらんことを思ってしまった。最後にもう少し!森田芳光監督「家族ゲーム」や「の・ようなもの」で見せた才気をもっと観たかった。良い役者と良い脚本にさえめぐり合えればまだまだ凄い映画を撮れるだけの実力はあるはず。それだけに61歳という若さでの死は残念です。ご冥福お祈り致します。[DVD(邦画)] 6点(2011-12-27 21:28:42)

7.  雨あがる これは公開当時、映画館で観ました。それ以来、一度も観てない。内容もかなり度忘れしてしまっている。ただ黒沢明監督の晩年の作品に感じられた説教臭さが抜け、良い意味で如何にも日本映画的、しかし、悪く言えばあまりにも黒沢組ばかり集め、時代劇にさほど興味も無いような人にまでただ黒沢明という名前だけで観客を惹きつけようという嫌らしさが感じられてならない。タイトル通りの雨上がりの後の晴々とした雰囲気は感じることが出来た。それにしても昨今の日本映画関係者はどうして、黒沢明監督の雰囲気ばかり追いかけるのか?と言いたい。黒沢映画の真似せずにもっとオリジナルとしての映画作りというものを大事にして頂きたい。良い映画だとは思うけど、色んな意味で引っ掛ってしまいこれよりは高い点数は付けられません。[映画館(邦画)] 6点(2009-08-30 20:24:54)

8.  藍色夏恋 《ネタバレ》 何と言うべきか?妙な感じのする作品だなあ!というのが見ての感想でして、韓国ものとは違うし、かといって日本映画的でもないような?非常に微妙な感じが良かったり、またあの水泳部の男が妙に爽やかであったり、主役の女の子よりもその親友の子のが可愛かったりと文句を付けたくなるが自転車をこいでるシーン、ラストの後ろからの見送りなど、良い所も予想していたよりも多くある。それでもこれより高い点数付けられないのは主役の二人がどうにも煮え切らない態度を見せていたりと、ところで、あの主役の男の着ていたTシャツに書かれていた「魚」の一文字が気になって仕方なく、それとラストの壁の文字も何だか下手くそな字だなあ![ビデオ(字幕)] 6点(2009-08-15 20:30:08)

9.  I am Sam アイ・アム・サム この映画、良い映画だとは思いますし、実際、初めて観た時は感動しましたが、その後、「クレイマー、クレイマー」を観たら同じテーマを扱っている作品でも「クレイマー、クレイマー」の方が良いなあ!どう見てもあっちの方が優れているし、好感が持てる。そんな風に思えてしまい、よって厳しいけど6点ぐらいが妥当なところかと思います。それにしてもこの映画のタイトル、アイ・アム・サムで良かったですよね。アイ・アム・サルだったら、私は猿ですになってしまいます。[映画館(字幕)] 6点(2005-08-25 22:46:55)(笑:1票)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS