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【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  青空に踊る フレッド・アステアが踊る。いつものことながらどの映画も似たような内容きりなのがアステア映画の特徴であるが、今作でのアステアのダンスは確かに上手いことは上手いけど、他の傑作、例えば「踊るニュウ・ヨーク」「イースター・パレード」「トップ・ハント」などに比べると躍動感が感じられない為に思い存分、楽しむことは出来なかった。期待値が高過ぎたかもしれない。アステア映画の中では下から数えた方が早い。アステアファンでない人でないと厳しい映画かもしれない。一応、それなりに楽しめたので6点は付けてみるものの、やはりアステア映画としては物足りなさの残る映画です。[DVD(字幕)] 6点(2011-04-03 15:40:13)

2.  安城家の舞踏会 《ネタバレ》 何だかヨーロッパ映画を見ているような錯覚を起こすのは、チェーホフの「櫻の園」をモチーフとしているせいか?日本映画を見ながらヨーロッパ的な香り、雰囲気が漂う。没落華族におけるその中で最もしっかりしている原節子と終始、マイペースでいる森雅之、この二人の存在なくしてこの映画は語れない。華族制度の崩壊によってそれまで築いて来たプライドを引き裂かれる家族達、自分達の弱みに付け込む新川一家の大黒柱である父とその娘、他にも様々に人間が入り乱れて凄まじいドロドロした雰囲気を醸し出している。人の弱みに付け込む者と付け込まれる者、人間ってやはりお金が無ければ生きて行くことは出来ないし、一人では生きていけない弱い生き物であるということがこの映画を観ると余計、思わずにはいらなくなる。それにしても原節子が父親が死のうとする所を止めに入る場面のあの凄まじいほどの体当たりを是非、今の日本のラクビー選手全員に見習って頂きたい。人の命がかかっていると人間は物凄い力を発揮すると原節子のあの体当たりを見て感じました。そうそう、それと、昨今の言葉の汚さ、何を言っているのか全く解らないような品の無い、落ち着きのない言葉を連発する若者、特に若い女にはこの映画を見て少しでも原節子の発する言葉の美しさを見習って欲しいと思う。もっともそんなこと書いたところで今の若い人達がこの映画を観るかどうか解らないし、まあ、見ないだろうなあ![ビデオ(邦画)] 7点(2009-09-06 11:02:10)

3.  逢びき 《ネタバレ》 不倫を扱った映画は今も昔も山ほどあるが、今の映画だと不倫をしている当事者である男と女が自分達さえ幸せならそれで良し、周りの人達に迷惑かけようがお構いなしで、その結果、死者が出ようが自分達の責任ではない。死ぬ方が悪い。そういうような何ともドロドロした内容のものになりがちであるが、この映画はそういうドロドロした部分が全くなく、だから見ていてもけして、嫌な気持ちにはならない。その事をデビット・リーンというこの監督はよく解っている。たった一度の過ちである不倫、しかし、この映画の二人の主人公はどうしようもないほど好きである気持ちを隠さない一方でお互いの家庭を壊すことだけはしたくない。だから絶対にお互いの夫や妻に対しても、普段のままであり続けようとする。けして、不倫の現場というものを互いのパートナーには見せない。こういう演出でさえ、やはりこのデビット・リーン監督は品の良さを感じるし、そういう労わりを持って描ける。だから一流の監督であると言われているのではないかと私は思います。今時のハリウッド映画や邦画だと直ぐに抱合い、ベッドに入り、挙句の果てにはお互いの家庭を壊し、そして、二人だけが幸せになろうとする。そういった品の無い不倫ものばかりが存在する中でお互いが別れを決断し、共に自分達の家庭へと戻って行くラスト、ローラの辛そうな顔を見てそっと声をかけるローラの夫の男らしい姿にこの映画全体の温かさ、優しさを感じると共にそして、いつまでもしつこく描かずにここでという所で終わらせるというのも上手い。昔の映画と今の映画の一番の違いはこのいつまでもしつこく描かない昔の映画としつこいほど描く今の映画、余韻を残したまま終わるからこそ映画は素晴らしいのであって、そういう所を今の監督には見習って欲しい。[ビデオ(字幕)] 8点(2009-06-06 16:53:58)

4.  阿波の踊子 《ネタバレ》 これはもう完全に高峰秀子の為にあるような映画!高峰秀子のこの可愛さ、何という可愛さだことか!自分が長い間、募っていた男が眼の前に現れた瞬間に見せるあの笑顔、嬉しそうな顔付き、本当に高峰秀子が可愛い。この映画の高峰秀子の可愛さは絶品でございます。そんな高峰秀子が長谷川一夫の真似をして阿波踊りをする時のあの可愛さはもう忘れられなくなるぐらいです。ただ、この作品、高峰秀子は物凄く可愛いものの、それだけで話としては盛り上がりに欠ける。マキノ映画らしい踊りのシーン満載なのにいまひとつなのは何故だろう?次郎長三国志シリーズでよくあるような粋な感じ、喧嘩も祭りだみたいな感じが影を潜め、また長谷川一夫の存在がそうしているのかどうか?はよく解らないが、あれだけの凄い祭りのシーンを最後に見せてくれるのに、思ったほど盛り上がらない。いや、だからと言ってつまらなくはないのだが、マキノ映画にしてはちょっと物足りない。[CS・衛星(邦画)] 6点(2008-02-16 22:38:48)

5.  青い山脈(1949) 《ネタバレ》 若く明るい歌声に♪で始まる日本を代表する有名な曲「青い山脈」の主題歌がタイトルにもなっているこの作品、初めて観ましたが予想通り、いやいや、予想していた以上に良かったです。この映画が作られた1949年って言うと、戦後まもない頃ですよね。敗戦によって失われつつある人々の明るさとでも言うのかなあ?何だか上手く言えないけど、この時代に作られたことが物凄く大きな意味を持っていると思いました。敗戦によって暗く沈んだ人々の心に爽やかな感動を与え、観る者に生きる喜び、勇気を与えたこと間違いないと私はこの映画を当時、リアルタイムで観た人の多くは思ったに違いないと思うわけでして、作品全体(役者からなにから全て)に漂う開放感、素朴さの中に一つの青春の明るさを観ることが出来た気がして、戦争経験のない私にもとても新鮮な気持ちで観ることが出来ました。この映画の中に登場する、原節子の気品溢れる教師ぶり、杉葉子と若山セツ子の初々しさ、特に大きくて丸い眼鏡をかけた若山セツ子のお蝶さん、いや、お蝶さんは「次郎長三国志シリーズ」だった。そやなくて、和子さんがこれまた物凄く初々しくて良い。「次郎長シリーズ」のお蝶さんとは良い意味で全く違う雰囲気の、いかにも昭和の時代の女学生って感じで良い味、出しています。他にも芸者に扮する木暮実千代の色っぽさ、会議のシーンでの木暮実千代が最高!「会議の時などにしかめ面している男ほど、女の人にぶたれるのが好きなんだよ」とか言ってるシーンなんて、可笑しくて、可笑しくて、女優陣に負けず、男優陣にしても全員が良い演技していると思います。とにかくこの映画、日本社会における封建制度に対する批判をしつつも、けして、単なる社会派のお堅い内容となることなく、それでいて嫌味な作品にもならず、一本の青春映画としてきちんと作られていて素晴らしい!間違いなく今井正監督の代表作として語り継がれる一本だと思います。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-05-14 21:38:39)(良:2票)

6.  赤い靴(1948) 映画にはモノクロとカラーとがそれぞれあるわけで、中にはモノクロだからこそ良いものとカラーで良かったと思わせる映画とに分かれると思う中で、この映画の場合だと間違いなく後者に当る作品です。とにかく色彩の鮮やかさ、美しさ、そして物語りも美しくて哀しい。幻想的な美の世界に酔いしれるそんな映画です。この作品のタイトルにもなっている赤い靴をモチーフに、描かれるバレエに生きる者の人間模様が本当に見事なまでの美しい映像と重なり合って一つの素晴らしいドラマを生み出しています。今回、初めて観たわけですがその幻想的な美しさに見とれるほどの本当に素晴らしい映画です。どのシーンにしても物凄く新鮮な感じでこれほどの作品が五十年以上も前に作られていたとは驚きです。[DVD(字幕)] 9点(2006-01-15 12:02:04)

7.  哀愁 《ネタバレ》 ヴィヴィアン・リー主演映画というと「風と共に去りぬ」がおそらく一番多くの方に見られていることは間違いなく、あちらはあちらで十分映画史に入る名作であり、作品のスケール、完成度などでは上かもしれない。しかし、どっちのヴィヴィアン・リーに惹かれるか?どっちのヴィヴィアン・リーが好きか?と聞かれたら迷うことなくこの「哀愁」の方の彼女を選ぶ。ストーリーそのものはどこにでもありそうなほど至ってシンプル、モノクロの映像美に浮かび上がるヴィヴィアン・リーの美しさは今の時代に連れてきても、文句無し通用すると思います。深い霧に閉ざされるロンドンのあの橋、ウォルタールー橋の二人だけのシーン、ヴィヴィアン・リーのマイラが出会った大佐との初めてのデートの場面、美しく甘く、そして、切ない音楽、二人の踊る場面の余韻、そして、別れから再会、ラストのヴィヴィアン・リーの悲しい女の全てがここにありのような悲劇的な死には何度見ても涙が止まらない。「風と共に去りぬ」と同じぐらい語られてもおかしくない映画だと思うし、またこのマーヴィン・ルロイという監督さんももっと語られても良いぐらいの職人監督であると私は思います。[DVD(字幕)] 10点(2005-12-02 23:52:23)

8.  赤い河 西部劇と言えば何もジョン・フォード監督だけではなく、この映画の監督、ハワード・ホークス監督もこれまた西部劇を撮らせたらジョン・フォード監督と同じぐらい上手い監督だと思っています。この作品にしても西部劇としての要素、面白さが全て含まれていて2時間以上の長さをまるで感じることなく楽しく見ることが出来ます。1万頭もの牛を運ぶスケールの大きさ、ジョン・ウェインも文句無しにかっこ良く、これも間違いなく映画史に残る西部劇の名作だと言って良いぐらいの映画です。[DVD(字幕)] 9点(2005-09-30 23:17:11)

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