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1. 雨に唄えば
小さい頃見た時はミュージカルが嫌いだった事もありつまらなかった記憶があったのですが、今あらためて鑑賞してみたら…すごく面白かったです!見てるとこちらまでなんだか楽しくなれる、元気をくれるそんな作品ですね。トーキー初期の色々な苦労が伝わるエピソードもとても興味深かったです。ただちょっと作品中での女性の扱いというか価値観が古臭い印象があり、その点に少しだけ抵抗を感じたので評価は9点にしておきます。[DVD(字幕)] 9点(2006-06-07 21:27:23)
2. アザーズ
《ネタバレ》 CGやSFXなどにたよらない演出と美しい様式美が往年のゴシックホラーを思わせます。ニコールキッドマンの演技も画面にマッチしててgood。残念なのは余りにも親切な演出のせいで物語の途中でラストの落ちがかなり予想できてしまう点。三人の使用人の過剰な台詞がどんでん返しの驚きを薄れさせた感は否めません。あれで落ちが読めた人も少なくないのでは。とはいえそれでもラストの転換は見事ですし、切ない余韻の残る名作だと思います。[DVD(字幕)] 8点(2006-05-07 04:14:57)(良:1票)
3. アイズ ワイド シャット
《ネタバレ》 何かが自分の周囲で起こっているのだがそれが単なる事故なのか?それとも事件なのか?そんな傍観者のもやもや感を味あわせてくれる作品。軽い気持ちで覗き見すると焼けどするぜベイベエ!ってなもんですね。結局友人の忠告もあり、主人公は身を引き一切関わらなかった事にするのですが、そんな彼に最後に妻が言う台詞はとても挑発的です。
"You know there is something very important that we need to do as soon as possible."
"What's that?"
"Fuck."
この作品はラストが唐突で結局真相が明らかになることなく終わるため一般にあまり評価は高くないようですが、そんな肩透かしを食らわされた気分にある我々観客の低俗な覗き見趣味に対してキューブリックが「Fuck!(クソ喰らえ!)」と痛烈に皮肉ってるようでいかにもキューブリックらしくてニンヤリさせられました。
死の直前までこうした反骨心を持ち続けたキューブリックに驚かされると同時に改めて偉大な才能を失ったなと思いました。[DVD(字幕)] 8点(2006-04-29 22:33:25)《改行有》
4. 穴(2001)
《ネタバレ》 親友が病気なんだから助けなよ!舞い上がる気持ちはわからなくもないけどあれじゃあ死んだ彼女が浮かばれません。思いを遂げた後も無意味に地下生活を続けた挙句、第ニ第三の犠牲者が…。それとはしごが折れてそれが刺さって死ぬのってちょっと無理がないですか?[DVD(字幕)] 6点(2006-04-17 01:15:36)
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