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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ある戦争 《ネタバレ》 前半の臨場感のあるリアルな戦場のシーンと後半の裁判のシーンの対比が見事で観客は主人公の指揮官クラウスと同じ感覚を共有し、共感して行きます。部下を救うため、敵がいると思われる方向への空爆を指示し、後に敵の確認を怠った事を理由に爆撃で市民11名が亡くなった責任を軍事法廷で問われます。誤爆(本当にタリバンがいたとも思える)で市民が亡くなった事自体は意図した物ではなく「事故」なのですが、事故の責任をシステム(アフガン紛争にデンマークという国家が軍の派遣という形で参画する事、地元に根ざしたタリバンの掃討に一時的派遣でしかない軍のパトロールという手法を用いる事)の不備を問う事なく個人の過失を問う事で済まそうとする欺瞞に、本人、部下、法廷の皆も気付いていて疑惑に満ちた「私は敵の発砲を見た」という部下の後付け証言で幕引きとなります。本当は映画の題名であるこの「Kreig」自体が問題だよね、という制作者の主張が見終わった後にじわりと迫ってくる秀逸な作品と思いました。集団的自衛権を論ずる全ての日本人必見の作品ということでこの点数で。[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-06-12 09:22:29)

2.  アメリカン・スナイパー 《ネタバレ》 (娯楽)作品として良くできた映画だと感心したのが第一印象でした。好戦的映画か反戦映画かという議論も(どちらかと言えば戦争礼賛的だけど)結論は出せないというのが本音です。描き方としては「おとぎ話と真実」ということだと思います。終了間際までは「悪いオオカミであるテロリストから無辜な羊である米国民を守るために牧羊犬たる主人公が正義の見方としてイラクに赴く」という2003年のイラク戦争開戦時の米国の掲げた大義名分に則ってストーリーが描かれます。人間的な葛藤はあるもののクリスは西部劇のヒーローであり、悪い奴をバンバンやっつけるダーティーハリーと同じです。主人公の戦争神経症も軽く克服し、傷痍軍人の描き方も比較的明るい。勧善懲悪という前提であれば、殺人も戦争もOKというのが監督の信条ですからその描き方で良いのです。主人公も自分の戦いが家族を守ることにつながっていることに疑問を持っておらず、ありえないことですが戦闘中にも妻と電話で話をします。きっと純朴な主人公に監督自体も好意を持っていて、政府への批判とか政治的メッセージを主人公を通して描くことを「良し」としなかったのだと思います。 しかし最後の場面で圧倒的な真実を観客につきつけて映画が終わります。皆さんが評しておられるようにこのアンビバレントな状態を敢えて監督は残していったのだろうと思います。現在中東はぐちゃぐちゃであり、出口戦略とアジアへのピボット戦略で、イラク戦争開戦時の大義名分など政府の誰も口にしません。だから西部劇の勧善懲悪として(殆どを)描いた作品を米国99%の大衆の視点からはアカデミー賞として支持したけど、米国中枢としては2015年におけるアカデミー賞としては「勘弁してくれ」だったのかなと勘ぐりたくなります。[映画館(字幕)] 7点(2015-05-10 19:20:35)《改行有》

3.  アルゴ 《ネタバレ》 ややスペクタクルに作り過ぎで現実から離れているという指摘もありますが、実話を元に映画を面白くする演出として許せる範囲と思います。ベン・アフレックはグッドウイルハンティングでも金をかけずに良い映画を作る才能を見せてくれましたが、このアルゴでは「人を殺さずにイスラム相手に手に汗握るスペクタクル作品を作る」見本を示してくれたと思います。テンポも良く飽きさせない映画でした。[DVD(字幕)] 8点(2013-10-15 13:24:00)

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