|
1. アナイアレイション -全滅領域-
《ネタバレ》 某映画ブログで紹介されていて、気になったので鑑賞。
もっとこうDNAが変質した異形の生物がじゃんじゃか出てくるのかと思ったが、ちょっと雰囲気の変わったジャングル探索が多い。
ワニも見た目は違いがわからんし、人間の声を取り込んだ熊も、そんなにインパクトのある見た目でもないし・・・
もっとこう、主人公が尋問されてる時に語った、「全く同一の生物」や、「奥に行くたびに顕著になった変化」というのを見せていってほしかった。
通常のジャングルとほとんど変わんないんだもん。
廃墟と化した町の雰囲気は良かっただけに、もう少し廃墟感のある場所ももっとほしかったかなぁ。
あと暗いシーンが多く、暗さでごまかされている感が。
こうなった原因がわからないなど、ぼかされた脚本は嫌いじゃない。
色々推測できるしね。考察サイトをめぐる楽しみも生まれるし。
ただ、色々印象的なシーンが多いが、予算がなかったのかな?と思わせる絵面があんまりよくなかったかなぁ。特に最後の灯台付近と灯台内での宇宙人?のビジュアル。
で、まあネットフリックス限定映画だから、ネトフリが作成した映画だと勘違いしてて、ネトフリ作成映画だから俳優で予算が尽きたんじゃぁしょうがないかぁと、一緒に見た友人らと笑って終わったんですが、この映画は元々劇場公開用(アメリカでは劇場公開している)だったのね。
後から知りました。
んー、劇場用で作成されてたのか・・・うーん。
金のかかったドラマの劇場版みたいな印象の映画でしたよ。
チャプター仕立てだったのもあり、元々章ごとに公開予定のものを、1本にまとめたものにも思えたし。
なんか、期待しすぎた反動で、ちょっとがっかりしました。
悪くはなかったんですけどね。[インターネット(吹替)] 6点(2018-05-07 15:32:38)《改行有》
2. アメイジング・スパイダーマン2
《ネタバレ》 軽口を叩きながら飄々と戦うスパイダーマンはいいんだけど、青春ドラマがなぁ・・・
これから試験を受けるってのに、その建物のロビーでなんかコテコテの古臭いアメリカンな青春ドラマの演出をされても、興ざめするだけで・・・
その後のアクションも派手なだけでなんかこう印象に残るものもあんまなかったので、最近のアメコミ映画の中では割とはずれかなと思ってる。
ヒロインが死ぬのはまあ原作にそういう設定があるというのはどこかで見てたので驚きではなかったし。ここで打ち止めでもよかったといえばよかったかな。[CS・衛星(吹替)] 4点(2015-05-19 13:55:34)《改行有》
3. アイ・フランケンシュタイン
《ネタバレ》 ドラキュラZERO同様、ちゃちゃっとはじまってちゃちゃっと終わった映画。ガーゴイル側の行動原理もよーわからんし、あれぐらいの襲撃でガーゴイル側の本拠地が壊滅になるなら、悪魔側もさっさと攻めればええやんと思ってしまったり。悪魔の王子が強いんだか強くないんだかよくわからんのもなー。悪魔全般にいえるんだけど、悪魔ならではの能力というのが見られないのが残念か。[DVD(字幕)] 5点(2015-03-17 11:28:06)
4. 悪の法則
クスリ、ダメ、ゼッタイ。
トラフィックは見てたが、あんまり覚えてなかったんで、メキシコ麻薬事情はそれほど分からない状態で見るとやはりしんどい。
演出的には皆さんの批評通りの印象で、見せなくてもいいような話をだらだら見せて、見せるべきところを見せないのがみんな腑に落ちない感じなんだろう。自分もそうだった。
キャメロン・ディアスの一人勝ちの展開になったが、元々企んでた計画通りには行かなかったとはいえ、裏切らずに愛人的な立場で甘い汁をすする生活でもよかったのでは?とも思ったが、それでは空腹を満たしきれないのか。ラストの「お腹すいた」はまた欲望に飢えたという意味合いなんだろう。恐ろしい女である。[DVD(字幕)] 6点(2014-05-14 11:11:51)《改行有》
5. アイアンマン2
前作のような、アイアンマンが正義のために庶民を助けるシーンが、今作は一切ない。
ヒーローものは、庶民を助けるシーンがあるからこそ、その後の巨悪との戦いも燃えられるのだ。
そこが残念。
しかし、最近のハリウッドらしく、流行ものを使いたがる。
それは、主人公が格闘技の練習をしている風景。
ボクシングトレーナーに対し、MMA(総合格闘技)の技術を使った攻撃をする。
これなんかは典型的な、今の流行を取り入れましたよな演出。
思わせぶりに登場する秘書も、飛びつきからのキムラロックかストレートアームバーか何かを決めるシーンもある。
いまや、「ガチンコ!ファイトクラブ」をMMAで本気でやる番組「TUF」のヒットにより、MMAの認知度はボクシングと同等。
TUFはUFC出場をかけて、UFCデビュー前ファイターが2チームに分かれてトレーニングを行い、UFC出場をかけたマッチレースを行う番組。
負けたら即降板という、日本のやらせボクシングとは違う、厳しい構成だ。
このおかげでいまや空前のMMAブーム。
アメリカでスポーツ用品店に行けば、日本でサッカーボールがおいている感覚でオープンフィンガーグローブが置いてある。
アイアンマン2は、ここを前面に、しかしながらさりげなく押し出してきている。
こうした時代の流行を取り入れる手法は、アイアンマンの敵のドロイド集団にもいえる。
無人で動くロボットのうたい文句が「兵士が危険にさらされない・・・」である。
これは、今のハリウッド映画「戦地で危険な目にあってる兵士がかわいそう!」ブームを皮肉ったものと取れるのは考えすぎであろうか。
ともあれ、メインは敵とのバトル。
その敵は、あの「レスラー」で主演に返り咲いたミッキー・ロークが演じる物理学者である。 当然体はムキムキのまま。
お前のような物理学者がいるか!!!
その「プロレスラー」が「MMAを習得しているスリムなおっさん」に負けるのである。
古き「プロレス」が新しき「MMA」に追い越される象徴とも取れるのである!!!
まあ、今のUFCのヘビー級王者は、プロレス出身ではあるが・・・。
しかしながら、サーキットでの登場シーンとは裏腹に、あっさり負ける。
あっさり過ぎて、「そこでいきなり地下から飛び出してくるんじゃないの?」と身構えさせられっぱなしであった。[映画館(字幕)] 6点(2010-06-17 21:34:15)《改行有》
0 | 2 | 1.14% |
|
1 | 2 | 1.14% |
|
2 | 6 | 3.43% |
|
3 | 16 | 9.14% |
|
4 | 12 | 6.86% |
|
5 | 31 | 17.71% |
|
6 | 42 | 24.00% |
|
7 | 34 | 19.43% |
|
8 | 16 | 9.14% |
|
9 | 10 | 5.71% |
|
10 | 4 | 2.29% |
|
|
|