みんなのシネマレビュー |
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1. アメリカン・スナイパー 人を殺す、 それに至る訓練と すでに持っている家族と。 上記の文字数以上に、年数を重ねると持つものが違い また、口説く際の自然全力投球な具合も違う。 それが戦争で変わっていく。 全てが日本語で言うと葛藤。 よく表現されていると思います。 何が一番大切かを考られないほど、 目の前が恐怖に染まった人に家族は眩しいのかもしれない。 戦友の友という字は日本語だけど、 戦友ってのは死を伴うから戦友で そう意識したときにはもう遅い。 家族はどうだろう。 同じだろうか。 ラストがあっけない。考えるひまも、無い。[インターネット(字幕)] 8点(2022-01-27 21:05:39)《改行有》 2. ANNA/アナ(2019) 《ネタバレ》 リュック・ベッソンしてる映画。 ANNA 逆に描いたタイトルから少し察してしまった。 美しさに拘った描き方がとても好みで 主役のアナ役はハマっている。 それだけに、説明的な(SAW的な)ラストの説明描写は 不要だと思ってしまった。 ラストの云々の影響で 「騙された男二人が大勢の前で晒されてpgr」 みたいな鑑賞感を拭えず。。。[インターネット(字幕)] 6点(2022-01-12 22:15:21)《改行有》 3. アトラクション 制圧 序盤の、水で「あぁぁぁ!」という辺りまで、とっても好き。 その後は定型的に事が運んだな、という印象。 宇宙からの意志と地球地上からの意志がぶつかり合う、 ような展開を期待していたが、 親子や恋人といった関係描写が多く、 最終的には親が娘を得体のしれないものの元へ送る、 といった体がなんとも消化不良でした。 雰囲気はいいんですけどね、雰囲気は。[インターネット(字幕)] 6点(2021-12-12 21:52:32)《改行有》 4. ア・ゴースト・ストーリー ああ、なかなか良い映画だ。 思い出と向き合うゴーストに重さや軽さを持たせたという点を まず評価したい。 それは単に他者から見るゴーストでなく、 自己を見つめ直すゴーストだからと思う。 それは自分の過ごしてきた歴史を他者に感じるのであり、 いってしまえば記憶というものが沈んだり浮いたりする様子である。 途中、写真を落とすなど物理行為でポルターガイストを 苛々しく起こすのもまた、記憶の中に過ごす哀しみ空しさを表現している。 と語ってみたところで、それは一つの見方であり、 それが納得いこうが納得いくまいが、実は自分の過ごした記憶は 自分であれ2度目は無いことを知り、ゴーストとして消えゆく。[インターネット(字幕)] 7点(2021-11-30 22:35:46)《改行有》 5. 悪魔のいけにえ テキサス・チェーンソーを先に観て、 いよいよ原作ともいえる悪魔のいけにえを。 今ではお約束のような、 別荘地に行く若者が不気味な環境に迷い込む、という設定。 ガソリンスタンドのおっさんが良い味を出している。 このおっさん、最初から怪しさ満点だが、 逃げる際にはこのおっさんに頼るしかないという窮地の描き方がよい。 果たして、何がこの家族を狂気に駆り立てたのか、 を改めて思い返すめに、楽しみに続編も観てみようと思います。[インターネット(字幕)] 6点(2018-06-17 23:18:51)《改行有》 6. 愛を読むひと 序盤のエロなシーンと、 中盤以降の正義を確かめるシーン。 ギャップは凄いが、序盤から中盤以降への繋がりは胸をうつ。 読めない。 だから読んでもらう、 徹底してそのシーンを喜怒哀楽交えながら描かれた後に、 急に時が飛び、初めての女がアウシュビッツの悲劇に関わっており、 それを傍聴するという機会に遭遇する主人公。 罪と恥と、それらは尊厳として 映画のラストへと見事に結びつけられていると思う。[インターネット(字幕)] 8点(2018-04-21 20:34:12)《改行有》 7. アルゴ 切迫した状況が常に、それもメリハリの効いた描かれ方がなされ、 緊張感が物凄い。 映画のロケハンです、だなんて大使館人質立て籠りの状況でそんなのあり得るか? と思いつつ、ありえない状況を映画にしてきた歴史があっての大演出ですね。 救出に回った側、される側、ともに極限状況で 「演じなければいけない」ことを強要され、 とにもかくにも成功させた。 空港での絵コンテのシーンで心が解かれたのが、 疑う側も、「疑わしきは罰せよ」を超えて こんな映画をつくるのか楽しみだな、という表情になったこと。 バカバカしさや有り得なさを常々追求していたことが吉と出た、 逆羊飼い物語といっても良いかもしれない。[インターネット(字幕)] 8点(2018-04-11 23:01:08)《改行有》 8. アンノウン(2011) 《ネタバレ》 序盤で期待させられただけに、 種明かしからエンディングまでの流れに納得いかず。 妻の役(パートナーといっていたが)は、 そこまで親密になっていたのか。キスをして心を惑わせるほどに。 偽造パスポートをもってどこへいくのか。 記憶喪失の前にまっさら、戻りたいのか。 ある意味夢も希望もない現実の裏社会というのはこういうものなのかもしれない。[インターネット(字幕)] 5点(2018-03-19 21:57:24)《改行有》 9. アイ・アム・レジェンド たった1人の人間。 犬を大事にし、マネキンに話しかけ、暗闇にひどく恐怖する、 それら描写がとても好みで、 ウィル・スミスならではの、切なさと力強さを感じられる。 急に女性と子どもが現れ、 穏やかな食事風景に、ん?と思いつつ、 最後、なぜ自爆してしまったのかもよくわからない。 設定とウィル・スミス序盤の演技から、 たまに観たくなるかな、ということでこの点数を。[インターネット(字幕)] 6点(2018-03-18 14:22:15)《改行有》 10. アラジン(1992) A Whole New World はこんな二人から生まれたのね。 物語としてはとてもよくある形で、だからこそ描き方によってはこんなに面白い。 アラジンのヘタレ男っぷりは、この2017年の今の男に通ずるものがあるような気がしました。 嘘でも着飾って、好きなものを手に入れれば良いというその格好が、 しかし手に入れた後に訪れるであろう不安に負けて、 結果としては着飾る自分に勝って、友も王妃もえる。 小気味良いミュージカルと、ジーニーのとんでもないスピード感。 スピード感がありすぎて、子どもが真似するにはちょっとむずかしいのが 贅沢なマイナス点か。[地上波(字幕)] 7点(2017-07-10 21:42:42)《改行有》 11. アウトブレイク 《ネタバレ》 豪華な俳優陣に、王道から外れないストーリー。 綺麗なまでに初期感染→拡大→調査→裏切り→ヘリチェイス→解決→悪役ざまぁ、 と流れていき、簡単に展開に想像がつくが、 そこはぐっと堪えて物語をみればそこそこに楽しめる。 しかし、ミイラ取りがミイラなシーンに関しては、しょうもないミスばかりで とても優秀な医療従事者と思えぬ。[地上波(吹替)] 5点(2017-02-05 00:58:01)《改行有》 12. アイ,ロボット 《ネタバレ》 こいつはロボットなのか人間なのか。という疑問を抱きつつを2015年の今に見直すととても面白かった。今の人間の方が人と目をみて話さない。それでも人間らしいことをできるだろうか。本当に人間を救いたいときに、人間を救うだろうか。最後にサニーと握手を交わしたときに、むしろ自然を感じた今日この頃。[インターネット(字幕)] 8点(2015-11-01 00:51:25) 13. 悪の教典 中盤までは良い意味でイカれていて、邦画でもこんな映画を期待して良いのだなと思ったが、以降終盤はただイカれているだけで、グロいだけの印象。TO BE CONTINUEDと言われても「んなこたぁない」と思ってしまった。[DVD(邦画)] 6点(2014-01-08 17:44:05)
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