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プロフィール |
コメント数 |
307 |
性別 |
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自己紹介 |
基本的に評価は甘め。 9点は映画としてほぼ文句の付けようの無い映画。 そして10点は多少アラが有ろうと個人的なツボに入り、人生に影響を与えた程の映画。 0点の映画は逆に怒りを通り越し尊敬の念さえ覚える映画。 |
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1. あの夏、いちばん静かな海。
「その男~」「3-4x10月」、本作ときて「ソナチネ」へ。
全く作風の違う前3作が絶妙に集約され、ソナチネへと昇華されているように思える。
その前3作の中でも言葉に出来ない北野武独特の切なさがいちばん表れているのが本作。
主役2人が聾唖だが、きっと誰よりも波の音が聞こえただろうし、誰よりも純粋に人からの愛情を感じていただろう。
真木蔵人は表情だけの演技だが、不器用な青春の瑞々しさを見事に演じ切っている。
時折優しさや、笑いを交えつつも、静かに淡々と物語りは進んでいく。
ラストに堰を切ったように溢れ出す感情に、誰もが胸を打たれるはず。
ひとつ難点を言えば、久石譲の音楽自体は良いのだが、音量が大きすぎて映像よりも前に出て来てしまっている点か。なんだか過剰に盛り上げようと演出しているように思えてしまう。
北野武にしか創れない青春物語。
良いです。
[DVD(邦画)] 7点(2009-12-16 04:31:10)《改行有》
2. アイズ ワイド シャット
内容自体は驚くほどストレートでシンプル。
問題はその描き方で、キューブリック特有の演出で、若干解りづらく感じる部分はあるが。
映像美は相変わらず文句なし。
ニコール・キッドマンの演技も素晴らしかった。
ただ、キューブリックにしては随分と毒が無く、思いもよらぬ方向から頭をガツンと殴られるような、以前の作品ほどの衝撃は感じられなかった。
観賞後気持ち悪いが不思議と心地良い そんな感覚が後を引くのが、僕がキューブリック作品に期待している感覚なのだが、本作からはそれが感じられず。
まぁラストの台詞は最高だと思いましたが。[DVD(字幕)] 5点(2009-07-25 09:16:48)《改行有》
3. アルマゲドン(1998)
お金かけまくって、過剰な音楽、CG、俳優の演技で大感動を強要する「これぞハリウッド!!」という映画。[地上波(吹替)] 1点(2009-02-02 09:52:51)
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