みんなのシネマレビュー |
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1. ありあまるごちそう 《ネタバレ》 出演なさっているジャン・ジグレール氏の著書も既読。バイオ燃料として燃やされるとうもろこしの映像が目に焼きついた。一般的に世界市場において公平で誰もが成功をつかめるかのように美化されているが、その実態は支配者層達の都合のいいようにパッケージングされた幻想であることが垣間見える。日本流に言うならば本音と建前というやつ。 考えてみれば日本の市場においてもデッドストックになってしまった食品の廃棄などといった無駄が存在する。その一方で栄養不足や飢餓により苦しむ人々がいる、学校では教えてくれないその理不尽さを知って色々と考察の余地を与えてくれる教科書のひとつとして本ドキュメンタリーをお勧めしたい。[DVD(字幕)] 9点(2013-11-18 20:15:42)《改行有》 2. アザーズ 《ネタバレ》 段々とメンタル的な怖さを煽って追い詰めていくのは見ものだったが、やはり先にシックスセンスを見てしまったことがこの点数の理由。評価が低いことに対してこの映画に罪があるのではなく、あくまで主観である。 これを見たのがその手の映画の1作目ならばもう2~3点は加点しても良かった。[地上波(吹替)] 4点(2013-11-18 19:34:22)《改行有》 3. アンストッパブル(2010) 《ネタバレ》 中盤まで徐々に主役二人の身の上話をさせ陰を持たせていることにより感情移入ができた点、同僚の中にも協力者がいるも会社の上司が悪人であるという明確な構図、見せ場が何段階かありハッピーエンドで終わる。これらにより非常に痛快な映画に仕上がっている。最初にスピード1を見たときのような緊張感を久々に味わえた。 存在感のある名優デンゼル・ワシントンと事実を基にした効果でプラス1点。[DVD(字幕)] 7点(2011-12-25 15:41:24)《改行有》 4. アイアンマン2 《ネタバレ》 前作の王道的な熱い展開がほとんど見当たらず、かといってバットマンビギンズやダークナイトといった世界観のような深みもない。ヒーローものとしては続編が失敗したタイトルのひとつになってしまったかもしれない。 さらには本作におけるアンチヒーロー役の脅威がないに等しい。冒頭と終盤のみだけが見所で、途中はというと国防省とかライバル会社とかアンチヒーローとか色々ゴチャゴチャし過ぎてまとまりがなかった。[DVD(字幕)] 4点(2011-07-05 22:55:12)《改行有》 5. アイアンマン アメコミを実写化した映画お約束の熱い展開もけっこうあるし、全体を通しても変に人物相関図もゴチャゴチャさせていないためわかりやすい。 展開を変に深読みする必要もなく、劇中のCGやアクションなどをゆるりと楽しめる映画。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-05 22:53:23)《改行有》 6. アイ,ロボット 《ネタバレ》 原作の書籍は未見。サニーとウィルのやりとりとサスペンスを含んだ終盤までの展開は良かったと思う。デモリションマンのサンドラ・ブロックみたいに、未来世界に懐古マニアがいたりするのもお約束。ただ結末が有り触れたスカイネット的な・・・みたいなことはいかがなものか。 日曜洋画劇場で見たら、時間上しかたのないとはいえラストシーンのカットと当時のCG技術の粗にけっこうゲンナリしたため、テレビ版はここから-2点。[DVD(字幕)] 6点(2011-06-27 19:50:08)《改行有》 7. アンドリューNDR114 《ネタバレ》 人間らしいとは何ぞや、これを主人公のロボットに感情移入させて考えさせられた映画のひとつ。だが台詞や描写に笑えるシーン適度に持たせており、堅苦しくなっていない。結婚式や親しい人との死別といった人生の重要なシーンも盛り込まれ、時代背景も現代から未来を股にかける。音楽やテーマソングもピッタリで、ぜひ一度は見ておきたい映画。[DVD(字幕)] 8点(2011-05-04 16:31:44) 8. アイアン・イーグル 《ネタバレ》 フライトシーンは少なめなのが残念だけど、1990年代当時はそれなりに楽しめたと思います。イーグルとつきますが、搭乗機体はF16ファイティングファルコンです。よくある正義のアメリカが、悪の中東国家と戦うって感じのストーリー。[地上波(吹替)] 5点(2010-07-24 11:09:09) 9. アバター(2009) 《ネタバレ》 面白いと思いますよ。映像もすごいし、ベタだけど王道シナリオだったし、未来兵器たっぷりでSF好きの自分は十二分に満足できました。パンドラの原住民ナヴィは祖先を敬ったり自然を尊重したりと、アメリカンインディアンが持っている思想や文化が参考にされているのかなと思いました。先進国に生きる我々に失われている考え方ですよね。取りあえず、リプリー:シガニー・ウィーバーがエイリアンだからといってパルスガンぶっ放さなくて良かったですね。[DVD(字幕)] 7点(2010-07-19 18:07:48) 10. アパッチ(1990) 《ネタバレ》 すげぇ、まずフサフサの若ニコラス・ケイジに驚き。 トップガンのヘリ版といったとこだあろうが、若ニコちゃんと彼女がキャッキャする青春グラフティは抜きにして、もう少しシリアスにやってほしかった。トミー・リー・ジョーンズも部隊のリーダー役で中々いい味だしてるのに、惜しい作品。[DVD(字幕)] 4点(2010-07-17 13:05:44)《改行有》
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