みんなのシネマレビュー
たきたてさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2290
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

共感できるレビューには「良」、
新しいことを発見させてくれたレビューにも「良」、
とても楽しく読ませていただいたレビューには「笑」
投票をしております。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

1.  アメリカン・プレジデント 《ネタバレ》  いやあ、これはもう「デーヴ」より好きかもしんないです。シリアスとコメディとロマンスが最高のバランスです。最高のエンターテイメントです。  大統領シェファード(マイケル・ダグラス)の人柄もさる事ながら、アネット・ベニング演じるシドニーの魅力が全然大統領に負けていないのが素晴らしい。見ている間、ずっと二人を応援しちゃいます。また、マーティン・シーンやマイケル・J・フォックスやサマンサ・マシスといった有名な俳優さんや好きな女優さんが、さりげない個性で大統領を支えている感じがたまらなく良いです。  それに、こういったドラマではお約束かもしんないですが、この映画でも「大統領」という立場を利用した大統領ジョークがちょいちょい炸裂するのです。序盤でシドニーからいたずらと勘違いされ電話を切られ、花屋からいたずらと勘違いされ電話を切られ、もう笑いっぱなしです。  そして終盤に近付くにつれ、感動的な台詞が多くなり、今度は涙腺が緩んでしまいます。ラストの演説はもちろんですが、報復爆撃を命じた直後の大統領の言葉も胸につきささるものがあります。  傑作です。超オススメです。これは本当に良い映画ですよー。[DVD(字幕)] 10点(2014-04-03 04:25:54)(良:3票) 《改行有》

2.  アウトブレイク 《ネタバレ》  すばらしく面白い作品でした。8点~10点の間で迷ったのですが、他の方も言及されているように、軍の陰謀が明らかになる後半、言われて見れば普通のB級サスペンスアクションものになってしまった感がありますね。よって残念ながら満点とは良い難いのですが、とにかく感染が複数の経路から広がっていく様子の緊迫感が尋常ではなかったので、10点に近い9点かと思われます。  こちらのレビューを見るまでは気付きませんでしたが、なるほど、感染症一本に絞ったほうが映画の完成度、面白さは格段に増したかもしれません。それは裏を返せば、映画のテーマを表現するための本作品のクオリティが非常に高いということでしょう。ですがあえて別れた妻との復縁ドラマや、軍の重要機密(=細菌兵器)という複数の要素を盛り込もうとするアメリカ映画のサービス精神は嫌いではありません。むしろ真面目に作りすぎず、娯楽作品としての立ち位置をぶれさせない姿勢は潔いかもしれません。それでもソルト少佐(キューバ・グッディングJr)の「できました」は笑っちゃいましたが。ワクチンの出来上がりがマックより早いです(笑)  スピード感、緊張感、どれもこれも一級品のオススメ作品です。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2014-03-27 03:35:53)《改行有》

3.  アシュラ(1993) 《ネタバレ》  B級感丸出しのセンスのかけらもないタイトルに完全にだまされました。  これは素晴らしい掘り出しものじゃないですか。  前半だけ見ると、ただのライトなラブコメにすぎないのに、だんなが殴打された辺りからとんとん拍子に残酷悲劇物語へと見事なスライド。しかもその悲劇っぷりの容赦のないこと。前半のゆるいライトコメディーとの対比が完璧なまでに決まっていて、前半の幸せで明るい雰囲気が、後半の陰惨な物語により深い影を落とすことに成功しています。  全編通して若干粗い造りではありますが、そんなことが気にならないくらい物語にひきこまれちゃいましたね。特に復讐シーンが一番つっこみどころが多く、でも一番カタルシスを感じさせてくれる徹底ぶり。  ラストも完璧。文句なしの傑作です。  シヴァーニの美しさも◎でしょう。おススメです。[DVD(字幕)] 9点(2013-06-30 05:17:25)《改行有》

4.  アイアン・ジャイアント 《ネタバレ》  まず何と言っても映像が美しい映画。特に、少年が一人懐中電灯を持って森の中をあるいているときの映像の美しさは必見。懐中電灯が本物に見えてきます。  ストーリーについてはまさに王道で、だからこそこの映画の実力がはっきりと画面に出ていたと思います。  序盤~中盤にかけてはどちらかというとコメディタッチな演出が多く、幾度となく笑わせてもらいました。(マンズリーが車に乗った瞬間の『何じゃこりゃー』は最高でした。)また少年とディーンとアイアンジャイアントとの触れ合いが多く、まさに心温まるひとときでした。  で、「あぁ、なんか中だるみしてきたな~」と思ってきた辺りから話が急展開。いやいや、マンズリーさん。ただの愉快なだけの人かと思いきや、なかなかのワルじゃないですか。  物語はとんとん拍子にサスペンス色を見せ始めます。そこからラストまでは目が離せなかったです。正直泣きはしなかったですけど、これは素直に感動しちゃいます。子供の頃だったら泣いていたかもしれません。  結局、アイアンジャイアントを、人類を滅ぼすただの兵器にしてしまうのか、それとも人類の良きパートナー、良き友人としていくのか、それは人間次第だということなんですね。昔からあちらこちらで語られる不変のテーマではありますが、それをこうして映画として感動と共に多くの人に届けられるということは大事なことだと思いました。  最後になりましたが、見かけはローテク、中身はハイテクのアイアンジャイアントの造形美に、「ギャップって大事だな」とも思いました。[DVD(吹替)] 9点(2013-05-01 17:29:20)(良:2票) 《改行有》

5.  アラクノフォビア 《ネタバレ》  小粒ですがまったく観る者を飽きさせないすばらしいエンターテイメントに仕上がっていると思います。  何より、小さくてひ弱なくせに、一撃必殺の毒蜘蛛という設定が良いではないですか。いつどこに潜んでいるのか分からない現実感がぞくぞくします。  しかも最初は誰も原因に気づいていないんですよ。しかしその謎をひっぱりすぎず、ジェニングス医師がすぐに「蜘蛛が原因ではないか」と疑いの目を向けます。良いテンポですねー。  ですが、ジェニングス、なぜか街の人たちから信頼されていなくて、「ドクター・デス」とか呼ばれちゃって、だれも彼の言うことに耳を貸しません。いいですねー。やきもきしますねー。「ああ、もう。ジェニングスが言っていることが正しいのに!」と良い意味でいらいらします。  そして次第にジェニングスの言っていることを裏付ける証拠が次から次に出てきます。 このテンポです。このノリです。このノリを楽しむ映画と言っても良いです。「ほら、だから言ったじゃん!」と、見返す感じが楽しいのです。  登場人物たちはみんなキャラが立っていて個性的です。  博士の助手、後半からの出場のくせに、いい仕事しています。  みたいな感じで、脇役好きな方にもおすすめの一本です。  いやー、この映画楽しいですけどねー。[DVD(字幕)] 9点(2012-05-08 15:49:59)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

6.  遊びの時間は終らない 本気の銀行強盗ごっこ。自分も参加したい。ずっとトイレを我慢していたのが、見ていて凄く気になった。[DVD(邦画)] 9点(2011-07-07 13:25:59)(良:1票)

7.  アンツ 《ネタバレ》  これは面白いです。映像も非常にクオリティが高い。何よりキャラクターに魅力があります。  確かに始めは無駄にリアルな虫の描写や窪んだ目に、愛らしさのかけらもないと思ったものですが、慣れてくると愛着がわいてきます。ひとりひとりの個性がはっきりしているため、感情移入もしやすいです。30分くらいする頃には、自分もすっかりこの世界の住人に。虫眼鏡のレーザー光線や蝿たたき、人間の足など、人間は恐ろしい存在ですね。  また、本作の特筆すべき点は、虫の視点で全ての物語を構築し、その上で、ラストに私たちの世界とリンクさせるそのセンスでしょう。素晴らしい世界観です。私たちにはただのゴミ箱でも、虫にとっては『インセクト・ピア』。ゴミ箱が伝説の桃源郷になるっていうその発想に感嘆します。  一つ苦言を呈するならば、自由賛歌が度を越している点でしょうか。  大人であれば分別があるので笑って見ていられるでしょうが、分別の無い子供がこれを見た場合、労働を軽視してしまわないか心配になります。  映画としてはほとんど満点の完成度でしょう。大変面白い作品です。[DVD(吹替)] 8点(2014-06-26 06:04:32)《改行有》

8.  アンフォゲタブル 《ネタバレ》  この作品ならではの設定を最大限に活かした演出に大満足!記憶を継承できるというメリットだけでなく、心臓に多大な負担をかけるというリスクを用意していることが素晴らしいです。この設定によって、クレイン(レイ・リオッタ)の亡き妻に対する誠実な想いがより強く伝わってきます。そしてその強い気持ちがブリッグス(リンダ・フィオレンティーナ)に伝わることで、彼女が心強い理解者であり協力者になっていくことに整合性が生まれます。  更には、見られる記憶は断片的であり、選べることもできないという不便さが良い。事件や事故の現場に行き、似たような状況を作る必要があるという条件がついていることも良い。記憶の継承という最大の利点と、それに伴うリスク及び様々な制約のバランス。この絶妙な匙加減がサスペンスとミステリーの面白さをより一層ひきたてていますね!  最近見た中ではかなりのヒット作でした。  ラストは涙まで誘うドラマ性。ジャンルに『ラブストーリー』を付け足したいくらいです。  でも子供たちのことを考えれば、クレインの行動は決して最良とは言えないんですけどね。ですが、気持ちを考えればクレインの行動を否定することは出来ません。これ良い映画ですね。ただのサスペンスの枠には収まりきれない、本当に良い作品だと思います。[DVD(字幕)] 8点(2014-05-06 15:33:48)《改行有》

9.  アビス/完全版 《ネタバレ》  「ファンタジー」は、もしかすると絶対的な目線で観賞すると限界があるのかもしれないです。  この作品、もちろん専門家からするといろいろと言いたくなることもあるかもしれませんが、私程度の知識で観賞するとかなりリアルに感じられます。  それは、潜水艦沈没からそれを救出するまでの流れだったり、軍と民間との目的意識の差異やそこから膨れ上がる確執であったり、また後半のハード・サスペンスだったりです。それに夫婦間の心のすれ違いもそうですね。  ラスト間近の、核弾頭回収(分解)のための深海へのダイブは、見ているほうが奈落へひきずりこまれそうなほどの迫力。本能的な恐怖を掻き立てられる演出で、この作品の中で一番恐怖を感じました。  とまあ、話が長くなりましたが、これが「人間」のリアルな世界。そのリアルを徹底して表現し、人間の限界を私達が感じるときに、突然現れるのが「エイリアン」達です。その出現のタイミングが本当に見事で、私達人間の限界を感じる世界をより明確に描くことで、相対的にエイリアンがもたらす「ファンタジー」の効果が絶大な効果を発揮しているんです。  深海で、「ここにいるよ。」と通信を終えて座り込むバッド。酸素は残り5分。普通に考えれば、ここからの逆転はありえないわけです。また、そう思わせるくらいのリアルさがこの作品にはあります。  ところが、そこで出てくるか、エイリアン。  そう、これこそが僕がファンタジーに求める究極の形のひとつなのです。 [DVD(字幕)] 8点(2013-06-19 04:01:08)《改行有》

10.  あなたに降る夢 《ネタバレ》 サクセスストーリーは大好きです。不倫や浮気は嫌いです。ですが、人間なので、心の中で恋人や奥さん以外の人に心が惹かれてしまうことはあるかもしれません。チャーリーも間違いなく心惹かれはじめていました。でも、奥さんに離婚をつきつけられるまでは、奥さんに対して誠意を以って接していたと思います。少なくとも、奥さんを裏切る気はなかったと思います。良い話でしたが、正直で誠実な人ほど辛い目にあうリスクが高い現実を見てしまった気がしました。[DVD(字幕)] 8点(2011-07-04 15:49:32)

11.  アラビアン・ナイト(1999) 《ネタバレ》  5つのストーリーをオムニバス形式で語っていくシステム。ということを知らなかったので、2つ目のバクバクとかいうのが死んじゃうストーリーに変わっても、物語が変わったということに気付きませんでした。  どのストーリーもそれなりに面白いのですが、メインのストーリーでいかれたサルタン王子がひたすらヒロインを殺そうとする前半が、ハラハラして一番面白いかも。  そんで5つのストーリーの中では、一番好きなのは4つめ。物乞いのアミンとイタズラ好きの王子が入れ替わる話。単純ながらも普通にありそうで楽しいです。  『アリババと40人の盗賊』や、『アラジンと魔法のランプ』、『魔法の絨毯』など、知っている話を映像で見られるのは嬉しいものですね。ただ物語そのものはどれも『絵本レベル』なので刺激が少ないのは確か。  どちらかと言えば、子供向けファミリー映画にカテゴライズされそうですね。[DVD(字幕)] 7点(2015-11-11 04:35:43)《改行有》

12.  暗戦/デッドエンド 《ネタバレ》  余命僅かの犯罪者アンディ・ラウと、敏腕刑事(交渉人)ラウ・チンワンとの頭脳バトル+友情物語。  『アンディ・ラウは何故ラウ・チンワンを選んだのか?』といった詳細には一切手をつけず、ストーリー展開のみで見る人をぐいぐい巻き込んじゃうなかなかの娯楽作です。  アンディ・ラウの裏をかきつづけるアイデア満載のストーリーは大変よく出来ていて見ごたえがあります。また、末期癌のためやたら吐血しまくる割には、それほど悲壮感を感じさせない割り切った演出もグッド。逆に、余命いくばくもないからこそ、開き直った人間の潔さや尊厳といったものが感じられます。ラストにいたっては、自分の病気すらも相手を騙しちゃう小道具にするわけですから、もはや爽快ですらあります。  バスの女性とのエピソードまでしっかりと収拾をつけるあたりも、絶妙な余韻が残って良い感じです。『このプレゼントをもらった日が、彼に会った最後です。』の台詞からもわかるように、おそらくこの世にはもういないのでしょうが、彼が死ぬシーンを映像化せず、安易なお涙頂戴でしめくくらない作成者側の姿勢には、感動すら覚えます。  なかなかの掘り出し物でした。  これでもうちょっとだけ映像がきれいだったら良かったんですけどね。それは、まあ仕方ないか。[DVD(吹替)] 7点(2015-05-25 03:56:16)《改行有》

13.  アライバル-侵略者- 《ネタバレ》  『ゼイリブ』に似ていますが、こちらのほうがサスペンス色が強く、ハラハラします。あちらはサングラスでの殴りあいばかりが印象に残っています(笑)  手堅く作ったストーリーながら、多岐にわたる暗殺とテンポの良い展開、ほど良いミステリーによって飽きることなく見ていられます。惜しむらくは、その手口が非常に人間臭くて、せっかくの『宇宙人モノ』という設定が存分に活かされていないことでしょうか。その辺りは手堅すぎましたね。  後半になると、地下基地や宇宙人の造形も明らかになるため、視覚効果でも楽しむことができます。が、やはりSF好きの人達がSFを見る意識で本作を鑑賞した場合、さすがにこれだけでは物足りなさを感じてしまうのもやむを得ないかもしれないですね。  ただ本作は非常にバランスの良い作品であり、誰が見ても楽しめるエンターテイメント作品として、まずまずの出来であることは疑いようがないと思います。それなりにサプライズも用意されていますしね。  ということで、あまり色眼鏡をかけずに観てもらえれば、思いの外楽しめるんじゃないでしょーか。個人的にはオススメの1本です。[DVD(字幕)] 7点(2014-05-05 09:42:40)《改行有》

14.  あなたが寝てる間に・・・ 《ネタバレ》  嘘をつきつづけるってのが凄く苦手なんです。いつばれるのかってハラハラすると、そっちが気になっちゃって他のことが頭に入ってこないんですよね。だから、高評価につられて見てしまったわけですが、やや苦手なシチュエーションでありました。  サンドラブロックは好きな女優さんですが、個人的にイメージができすぎちゃっているところがありました。スピードやデンジャラスビューティ、最近ではゼログラビティ。だから、ラブコメ?って感じにはなりましたね。ところが、見ているうちにどんどん可愛く見えてくるから凄いです。彼女の演技の幅って広いんですねー。  正直、恋愛は一途ものが好きです。弟君が好きだと上司に告白しちゃったときはもうびっくり。あっさり乗り換えちゃうんですね。その辺りもふくめ、普通だったら共感できないはずなんですが、脚本の出来が良いのか、役者さん達が良いのか、なんか知らず知らず見入ってしまいました。  極めつけは結婚式での告白のシーン。ここはもう素直に感動しました。特に、「家族のみなさんを愛してしまったのです。一人ぼっちだった私が・・・」のくだりは涙ものです。そして、料金所で小銭の代わりに出される指輪。ラストのナレーションの有名すぎるフレーズでのしめ。ラブコメとしては普通の良作の域を出ていないかもしれませんが、ラスト10分でただのラブコメから感動できる味わい深い作品へと昇華されましたね。 [DVD(字幕)] 7点(2014-02-24 05:27:38)(良:2票) 《改行有》

15.  アイ・ラブ・トラブル 《ネタバレ》  良作。これは面白いです。コメディとしてはこれくらいのバランスが一番自然に笑えて心地よいと思います。  サブリナ・ピーターソン(ジュリア・ロバーツ)とピーター・ブラケット(ニック・ノルティ)の取材合戦もさることながら、二人が合流してからのやりとりも楽しいです。「力を合わせよう」「ネタを出し合おう」とか言いながら二人とも口ばっかりで笑わせてくれます。ここまで仕事最優先に競争心まるだしで、平気で相手を出し抜こうとすると、すがすがしくすらあります。いざピンチになったら息ぴったりに協力しあっちゃうところなんかも良いし。  サスペンスの要素も、だらだらしがちなコメディのクオリティを上げるのに一役買っていると思います。まさにほど良い緊張感を生んでくれているんです。  突出するような名シーンや派手な演出がなくとも、バランスが良ければ映画は面白くなるもんだとあらためて感じました。[DVD(字幕)] 7点(2013-12-17 14:42:35)《改行有》

16.  アフリカン・ダンク 《ネタバレ》  アフリカの景色がこの上なく美しい!この映像美を堪能していたはずなのに、気づいたらメインのストーリーにも釘付け。ジミー(ケビン・ベーコン)が終始誠意をもってウナビの人達に接していたのも好感が持てたし、ウナビの人達のジミーへの接し方も凄く良い。  ウナビの人達はジミーを無下に排除するようなこともなく、かといってめっちゃ親切にするわけでもなく、絶妙な距離感で接していたのがとても好印象です。  そんで、最初はいかにも「異国の人」って感じで浮いていたジミーが、いつの間にか村にめっちゃ溶け込んでいるんです。これが良いんですよね。で、ジミーとウナビの人達の絆を強くする原動力になったのが、皮肉にもニャガ一味。皮肉にもって言うかお約束ですね。 でもそのお約束を期待して観ていた側としてはもう大満足なわけで、そこからは期待通りのスポコンものへとスムーズにシフト。  いやー、王道って大好きです。ひとつだけ難を言うなら、映画に個性を持たせようと思ったのか、ジミーをウナビ族にするプロセスがちょっとしつこすぎたかもしれないですね。笑えたけど、しつこい。  それからサーレの兄ちゃん、すごい感動したし、ボルテージ最高潮まで上がったので、ついでにラストで兄ちゃんもついでにスカウトしちゃいましたー、みたいな終わり方だったら、更にプラス1点だったかな。[DVD(字幕)] 7点(2013-07-15 03:10:11)(良:1票) 《改行有》

17.  アサシン(1993) 《ネタバレ》  この映画ってやっぱりニキータと比較してレビューしたほうが良いんでしょうか?(笑)  正直ひりつくような緊張感をまとっていたのはニキータのほうです。アサシンは、ほとんど同じストーリーにも関わらず、なんか娯楽色が出ちゃっているんですよね。これがすべてを同じ色に染めてしまうハリウッドパワーなんでしょうか。  個人的な好みで言えば、ニキータのほうが好きなんですよ。なぜかと言うと、アサシンでは、調教前と後がちょっと変わりすぎてしまっている気がするんです。ニキータでは、調教後もあの独特の悲壮感や孤独な雰囲気が消えていない、ここが良かった気がするのです。  だから、ニキータであったから効果的であったシーンも、アサシンで同じように使うと「いや、なんか違うなー」って気持ちが先に出ちゃうのが残念。  無意識にも比較されちゃうのはリメイクものの宿命ですね。  ただ、ニキータは3回くらい見ているのですが、最後に見たのが10年以上前だから、もし今見たらまた感想が変わるかもしれません。  昔の映画のほうが良く思えるのは、単に感受性豊かな年頃の時に見たせいかもしれないですしね。本当の意味での比較なんて、ほんとは誰にもできないのかもしれないです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-07-10 03:34:55)(良:2票) 《改行有》

18.  ア・フュー・グッドメン 《ネタバレ》  法廷ものとしては、捜査が少なく、証拠もあまり出てこないため、「法廷ものならではの面白さ」というのは、期待したほどではありませんでした。  また、どう考えてもマシュー・マーキンソン中佐が自殺しちゃうのは強引です。そこまで思いつめる動機を本作中では見せてくれないので、ただ単にキャフィ達を困らせるための演出にしか見えないのが残念です。  ただ、粗を探せば結構出てくる作品にも関わらず、何故かすっごい面白いんです。だから、見ているうちに粗なんかどーでもよくなってきます。  ですので、素直に見て面白かったと言っちゃうタイプの映画でしょう。  終盤、自分のクローゼットを見て荷造りしていないことに気付いたり、ラストの答弁で相手の矛盾をきれいについた上で逆上させる演出はかなり良かったと思います。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-05-24 23:52:24)《改行有》

19.  ANA+OTTO/アナとオットー 《ネタバレ》 5年ほど前に、深夜に「視線のエロス」という映画がありました。タイプは違いますが、雰囲気が良く似ています。幻想的な風景描写と、リアリティのある心象風景のバランスが好きです。僕にとっては、数少ない「退屈にならない平坦な恋愛映画」です。 きっとこの映画のテーマは「偶然」です。前半から中盤にかけて、数多くの「偶然」が、二人を結びつけ、二人の絆を強くしていきます。 ですが、OTTOにとってもう一つの大切な絆である母親の死を境に、OTTOは自らANAとの絆を断ち切ってしまいます。 二人は離れ離れになった後、再びお互いを求めるようになります。ですが、もはや「偶然」が二人の味方をしてくれることはありませんでした。今度は「偶然」が二人を遠ざけ、引き離そうとします。ですが、二人の思いは強く、遂に二人が再びめぐり合うかと思ったそのとき、最悪の「偶然」が二人を・・・ 振り返ってみると、OTTOはANAといっしょにいたいがために、母との絆を断ち切り、その結果母を失ってしまいます。そして今度は母を失った罪悪感を紛らわすために、ANAとの絆を断ち切ってしまいます。その結果ANAまで失ってしまうことに・・・ OTTOの行動は、極めて自己中心的です。もしOTTOが初めから、母とANAのことをもっと考え行動していれば、こんな悲惨な結果にならなかったのではと思うと、やりきれないです。 [DVD(字幕)] 7点(2011-10-11 23:12:44)(良:1票) 《改行有》

20.  アウト・オブ・サイト 《ネタバレ》  メインのストーリーがこれといって面白くないので、これじゃあどう頑張っても面白くなりませんよねー。  サスペンスは薄味。ラブストーリーのほうも、これと言って引き込まれるものはありません。  一時停止をしてみたり、時間軸をずらしてみたり、演出上での工夫が見られますが、今作に限ってはそんなに効果があったとは思えません。  『階段で転んで頭を撃ち抜く男』は、インパクトがあります。伏線もあります。ですが、実際にそれをやられたら、悲惨なうえにグロくてまるで笑えないのが正直な感想です。  今作の一番の見所は、『結局落とし所はどこになるんだろう?』という人の興味をひきつけるところにあると思います。『続きが気になる』というのは、個人的に映画を見る上で大事な要素です。その一点でのみ、この作品を高く評価しています。  落としどころは結局無難なものでがっかりですが、ラストのオチは大変よかった。  カレン(ジェニファー・ロペス)がヒジュラ(サミュエル・L・ジャクソン)の護送の日をずらし、フォーリーに脱獄のプロをあてがうところなんかは、これからの展開を予感させて面白い。このラストが一番洒落ています。  まあ、それだったら最初から捕まえてやるなよ、とも思いましたけどね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-05-17 14:16:16)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS